おはようございます
二十四節気・・・雨水
七十二候・・・2/24~2/28
霞始めて靆く(かすみ はじめて たなびく)
大地からのぼった水蒸気が山野をつつみ、景色がぼんやりと かすんで見える頃、
人の心を惑わせるような幻想的な美しさです。
特に、朝夕の太陽の光で、霞がうっすら赤く染まる風景は、万葉の昔から人の心をとらえてきました。
(NHkBSより)
今朝の景色です。
霞(かすみ)か靄(もや)か? はたまたPM2.5か?花粉等が混じってますね。
∴霧(きり)霞(かすみ)と靄(もや)の違いとは?
きり 【霧】
地表や水面の近くで水蒸気が凝結して無数の微小な水滴となり,
浮遊している現象。(中略)平安以後,秋のものを「霧」,春の
ものを「霞(かすみ)」と言い分ける風があった.
もや 【靄】
空気中に小さい水滴や吸湿性の粒子などが浮遊し,遠方のものが
灰色にかすんで見える状態.視程は1キロメートルを超え,霧よりは
見通しがよい。
私が若かりし頃、北海道旅行に行き、当時流行っていた 布施明さん唄の幻想的な「霧の摩周湖」を見に行きました。
丁度 お盆休みでしたので、8/15頃でした。
真夏なのに、摩周湖を見下ろす高台では、突然の突風が吹き、雲は厚くなり、「摩周湖は」霧で覆われて、「摩周湖」は見えませんでした。が、「あ!」と一瞬、空が晴れて、霧が晴れて 「摩周湖」が神秘的な姿を現しましたが、直ぐに又、霧の中に消えました。
本当に歌の通りでした。
あれから○十年経過して、最近になって、布施明さんの歌とインタビューの時に、布施明さんが仰ってました。
あの「霧の摩周湖」の歌は、作曲家の平尾昌晃さんも一度も見た事も無くて、イメージで作った歌だったそうです。
レコードのカバー写真を作る段になった時に、「摩周湖」に行って、丁度 霧が出てきたときに、良い写真が撮れたそうです。
地元の方とお話をした時に、「丁度 霧が出てきて、良い写真が撮れました」と話をすると、
地元の方が言うには「今頃は、霧はでないよ。多分、炭焼き小屋の煙だよ」と!