地獄、極楽、浄土の景

霧が流れる、さっと晴れて穏やかな日の光に赤いモミジやツツジが映える。緩やかな稜線をゆっくりとゆっくりと歩き続ける。僕にとってこんな風景が浄土なんだ。

 

 

 

 

 

　　今年は自粛自粛で暫く山にも行ってない。すっかり体力も落ちたんではないかと思い年甲斐もなく9時間行軍に挑戦した。やっぱり足が重く、でも構うもんか我慢して歩き続けた。山は全く霧の中、でも稜線に上がるとさっと霧が流れ晴れ間がのぞきそれがかえって素晴らしい風景を見せてくれる。ああこれでいいこれでいい、僕の浄土はこれでいい。歩いているだけでいいのだ。すっかり感動して2・3日ボーとしてたがやっぱり疲れた、異常に疲れた。