Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

平成三陸大津波2011/04/22【首相官邸への手紙】

2011-04-23 | 地震情報
菅直人首相殿
拝啓
陣中お見舞い申し上げます。
被災者の一人として、並々成らぬ御尽力と陣頭指揮に感謝申し上げます。

さて、この度の国家公務員の被災地派遣に大変期待しています。

宮古市出身のものとして歓迎致します。一つお願いがあります。

派遣される方がコーディネーター的な役割を発揮していただくために地元の国立大学に設置した災害対策本部の職員エージェントスタッフとしてはいかがでしょうか?

職員に自由度を持たせ、アドバイザーとして、地元自治体と政府とのパイプ役、地元住民の意見を国策にダイレクトに反映させることが可能となります。また、地域住民の大衆教育も可能です。NPO法人などの力を束ねることも可能です。

また、インセンティブを持たせることで、希望者を多く募ることができます。

コンフリクトマネージメントの講習やプロジェクトデザインなどの講習は事前に担当できます。

また、アメリカ合衆国から、フロリダ大学シーグラントカレッジのエージェントを呼び、地域における大学のエージェントの役割の重要性を説明させることも可能です。

どうぞご検討の程よろしくお願いします。
最後になりますが、首相のご健勝と我国の益々の繁栄と祈念いたします。
敬具

東京都港区の放射線量

2011-04-20 | 地震情報
東京都港区港南の放射線量2011年4月20日午前6時半0.051mSv
昨日に比較して0.003mSv増加。これをμに直すと3μSv。これまで平均して2μSvであるが,本日は3μSvであった。ちなみに,私たちが受ける年間の値は6.2mSvであるという。胸のCTスキャンでは7mSvである。タバコ1年間(1日に1パックと計算)では0.36mSVであるという。

平成三陸大津波2011/04/20大震災対策本部設置の要望

2011-04-20 | 地震情報
拝啓 ##学長  CC:皆様へ

時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

東日本大震災に対する支援の取り組みに関するご理解とご連絡を頂きまして誠にありがとうございます。
本学にとりまして海洋産業の復興支援は,岩手県に限らず,宮城県,福島県に対しても重要な責務であると思われます。

また,今後におきましても,想定される自然災害における海洋産業への打撃を出来る限り少なくするとともに,万が一に備えて迅速な対応が出来るような組織体制が求められるであろうと考えます。

また,100年以上の歴史を持つ海洋産業に関する専門的教育研究機関であるメリットを活かし,全国のみならず世界に広がる卒業生や関係者と連携を図りながら,問題解決に当たる事が可能です。大学独自のアカデミズムのポテンシャルもさることながら,様々な分野や人材とインターアクションできる事も,本学のメリットです。

このような海洋大学のメリットを最大限に活かし,諸問題に対応するための組織を明確にする事が必要です。例えば,沿岸域対策本部(仮称)をコンティニュアスな拠点とする等のアイデアが考えられます。ちなみに岩手大学は役員会決定により4月1日に大震災復興対策本部を設置しています(http://www.iwate-u.ac.jp/mobile/taisakuhonbu.pdf)。

岩手県知事達増拓也氏は本日のNHKのインタビューに応じ「全国の水産業の25%を占める岩手の水産業が壊滅状態になった。三陸沿岸の振興は国益につながるものであり,全国のネットワークを活かしながら,復興につとめていきたい」と,決意を語っておりました。

我が国は,百年に一度の難局に対峙していると個人的に思っております。こうした困難な状況を解決するためには,日頃からの地道な研究教育活動もさることながらそれを支える仕組み,様々な分野と分野をつなぐ仕組み,そして研究と社会をつなぐ仕組みが必要です。

岩手県知事の言葉にあるように全国のネットワークを後押しできるのは,本学の最大のメリットであると思います。どうか,学長のリーダーシップのもと,三陸沿岸域のみならず,全国における海洋産業をはじめとした沿岸域の諸問題の解決支援のためにも沿岸域対策本部設置のご検討をいただければ幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

頓首 S

平成三陸大津波2011/04/19 水産業復興ビジョンと復興計画の提言を!

2011-04-19 | 地震情報
Y先生
ご連絡下さりありがとうございます。
現況調査を実施することに賛成いたします。
確かにおっしゃるとおり,既に,現況調査を県の水産部が土日を返上して各所で実施しておりますし,忙殺されている現場の方々に負担を強いるおそれがありますので,大学としてどのような貢献をしようとしているのか,大学本部として明確にすることも並行して取り組む必要があるかと思います。

1 ご参考までに,岩手県復興基本方針をお送りします。
本学に求められているのは,4ページの復興ビジョンと復興計画の策定③水産業等⑦観光に当てはまるものと思われます。もう既に,県や国レベルで現況調査と復興支援に動いています。(余談ですが,水産学会広報委員会も被害状況の取りまとめに奔走しています。)


2 以下は,岩手県東日本大震災津波復興委員会(委員長岩手大学学長)の設置に関する案内です。
これを見ますと確かに,水産学研究者が含まれておりません。
http://www.pref.iwate.jp/Press/201104/20110408_2.pdf

3 また,岩手大学東日本大震災復興対策本部が設置されました。
http://www.iwate-u.ac.jp/mobile/taisakuhonbu.pdf
学内資金1000万円を何とか出資して立ち上げたそうです。
外的支援として地域復興支援部門「地域復興支援班」が設置されていますが,水産学関係者が不在です。

理想を言えば,3のような組織を立ち上げ,岩手大学と連携をしながら調査研究提言を実施していくのが肝要かと思います。

以上雑駁ですが,ご提案いたします。


新入職員、被災地派遣を検討=岩手でボランティア活動-外務省

2011-04-15 | 地震情報
 外務省は15日の政務三役会議で、今春入省した新入職員を今月下旬から順次、東日本大震災の被災地に派遣し、物資運搬などのボランティア活動を手伝わせる方向で検討に入った。同省担当者によると、被災地の人手不足を解消し、被災現場の活動を経験させる狙いがある。
 国家公務員I種と専門職の新入職員56人を3グループに分け、それぞれ4月27日、同30日、5月3日に岩手県入りさせる方向。II種、III種の職員の派遣も検討し、がれき撤去など幅広い活動に当たらせる方針だ。(時事ドットコム 2011/04/15-17:06)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041500621

大変ありがたいです。中央と地方のインターアクションとして機能することを願います。

大槌小学校の子どもたちと先生を応援しよう!2011/04/14【バークーレー市グレグモント小学校より】

2011-04-14 | 地震情報
HI all: Just wanted to tell you about the wonderful work that Cragmont parents and kids are doing to raise awareness about Otsuchi school children through crane making. Saori Russell, our fearless leader has put up a fantastic blog, please put your greeting to Otsuchi (on the left side, blinking---- it translates a message from english into japanese). It's a great thing for school children of Otsuchi to see us holding them in our thoughts!

http://a-thousand-cranes.blogspot.com/
(大槌小学校への応援メッセージが掲載されています)

Thank you Saori, Haruna, Nicole, and Akiko!
Also, feel free to photograph Niko and use his headshot...ok?
It would be nice to see more children's faces!

Love, Persis