朝のメインストリート風景。
高浜運河
採集観察地点
テナガエビが採取されました。場所によって生息密度が違います。
都内の中学生を対象とした運河学習の2回目が開催されました。
生徒達の感想をよんで,気づいたことがある。
それは,くさいところだが,大事な場所だと思っていること。それは,これまで2010年から実施してきて変わらない生徒達の思い。
ベイエリアとは自分たちのふるさと,港南の命と書かれていた。
そして,生き物に対する興味を強く持っていた。
生き物とは,運河に住む生き物だ。
今まで10年以上ベイエリアに住んできて,ほとんどの子供達は身近な運河で生き物を採集したことがない。
生き物が採集されたときの満足感と採集されなかった時の不満の差は大きい。
それだけ,自分たちのふるさとの自然,生き物への興味関心が高いのである。
もし,この子達が運河との関わり無しで大人になったとすれば,全く運河に興味ない大人になってしまうだろう。
今の国民の大半が水圏に興味を抱かないのは,こうした身近な環境での体験が少なくなってきていることが大きな要因だと思う。
また,このような運河の生物を採集する取組は,運河だけでなく海,河川,森林への思いが抱かれるようになるだろう。身近な運河を出発点として,学びが深まり河川,森林そしてそれらの循環へと思考が広がっていくのである。
Sea Prant Program and the Sustainable Use of our Coasts and our Seas
Examples from USA and South Korea and the Future Direction of Japan
http://jamee.info/file/tusyoshisasakiamee20160516.pdf
#seagrantjapan2016