Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

館山のスーパーで購入したワカメ

2011-07-26 | 里海探偵団
学生の食材にとみそ汁の具としてワカメを購入した。中国産が180g
で50円、岩手県普代村産は400円である。8倍の値段格
差があるが、店員は自身たっぷりだ。中身は昨年の在庫で、パッケージを
作る会社が復旧し4ヶ月ぶりで販売にこぎつけた。「全く別のもの
ですので、うれますよ。」
早速学生を対象に食べ比べをしてもらった。やはり、シャキシャキ感と
磯の香りが違うと9割のの学生が答えた。私もはじめて比較してみ
たが、磯の香りが全く違う。磯の香りの違いは育った環境の違いである。
環境が異なれば当然生身の生物にダイレクトに影響を与える。三陸の海と
いう環境の豊かさを実感した次第である。環境は人間にとって大切なもの
であり、大事にしたい。

深川スポーツセンター主催「わくわく探検隊」昆布の不思議

2011-07-23 | 里海探偵団
毎年恒例となった、江東区立深川スポーツセンター主催の「わくわく探検
隊」-昆布の不思議を探る-が東京海洋大越中島キャンパス内
で開催された。

「わくわく探検隊」は深川スポーツセンター周辺の施設を尋ね、それぞれ
の担当者から日常業務や研究内容の説明を受ける。対象は地元の小学1
年生30名を対象としている。

今回の水圏環境学習会のテーマは、みじかな昆布について体験を通じて昆
布の種類ごとの特徴や日常生活に欠かせない食材としての昆布の重要性を
理解してもらうとともに、実際に生の昆布を手で触り匂いを嗅ぐなど五感
を使うことで感性を高めることを狙いとしている。

参加した児童から昆布がぬめぬめして気持ちよかった、お味噌汁がおいし
かった、昆布のことがわかってよかった等の感想が寄せられた。

今回は北海道鹿部漁業協同組合の特別なご好意により、白口浜真昆の乾燥
昆布、根昆布,そして取り立ての生の昆布をご提供いただいた。ここに鹿
部漁協のご好意に感謝申し上げたい。