台湾でアジア海洋教育学会が開催されます。
「サーモンランド水属環（すいぞくかん）」とは，サーモンランド宮古（※）にある水系に属する生物、河川、海洋、そして山林等の森川海の自然環境とそこに住まう人々の歴史的文化的なつながり（環）を学ぶ場です。宮古市は、全国随一の自治体河川「閉伊川」を有し、560万トンの健全で豊かな淡水が地下水として賦存しているといわれています。
「サーモンランド水属環」のアイデアは、森・川・海MANABIネットワークシステムコア会議（地域住民を中心としたメンバー）にて出された意見がもとになっています。すなわち，宮古が持つポテンシャル、地域資源等をお互いに学び合い、多くの方々にそれらの情報を発信する仕組みを整えることが地域の内発的で持続的な発展につながるとの考え方です。
サーモンランド水属環には，天然の水産生物を水揚げする宮古魚市場、カキ，ホタテ、ワカメ、コンブの養殖場、ウニ，アワビの生息場、自然教育林、森林全体が博物館である「木の博物館」，宮古の伝承を継承する北上山地民俗資料館、日本で一番古い岩手県立水産科学館など他の地域にはない水系に属する様々な学びの場があります。
※サーモンランド宮古はサケの水揚げ量が本州一であることから岩手県宮古市全市域を指す言葉として、平成19年に宣言された。
閉伊川サクラマスMANABIプロジェクトの一環であるサクラマス（ヤマメ）の標識法流調査。今年は，一昨年放流個体，昨年放流個体のモニタリングを実施する。頭部だけでいいです。目の後方にゴム状のタグが挿入されています。タグはとても小さいです。大きさは髪の毛ぐらいの太さ。長さは5mm程度。とても小さいですが，ご協力の程よろしくお願いします。届け出てくれた方には，もれなく「天然宮古さくらます寿司 海を知り 川に学ぶ」が届けられます。限定販売なのであまり作っていませんが，とても美味しいです。これまで，秋篠宮殿下，プロドライバーの篠崎健次郎さん，所ジョージさんをはじめ多くの方々に美味しいとのご感想を頂いております。
閉伊川中流域 蟹岡の滝です。シーズンにはサクラマスが遡上ジャンプします。
This "kanioka fall" is traditional area where local people might have caught cherry salmons since jomon era. And the black rocks is mainly consisted of sediment which cumulated more than 100 milliion years ago at under the sea.
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