Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

水圏環境リテラシーを高める「海街コミュニティ・スクール」について 東京海洋大学 佐々木剛教授②

2025-02-13 | 水圏環境教育
水圏環境リテラシーを高める「海街コミュニティ・スクール」の二日目
本日は,水圏環境リテラシー教育推進プログラムについて紹介させていただきました。2007年からスタートして10年間文科省からの支援を受けて実施した事業,その後10年間,海洋政策文化学科での講義,実習として継続し実施しています。2007年から網中館長さんにお世話になり,港区立中高生プラザでの「海の科学を学ぼう」が実習の原点でした。

FMヨコハマのKeep Green & Buleに出演ー水圏環境リテラシーを高める「海街コミュニティ・スクール」について 東京海洋大学 佐々木剛教授①

2025-02-11 | 水圏環境教育
FMヨコハマのKeep Green & Buleに出演し,水圏環境リテラシーを高める「海街コミュニティ・スクール」についてお話をさせていただきました。
 2006年から取り組んできた「水圏環境リテラシー教育推進プログラム」。以来20年経過し,水圏環境リテラシーの意味もそしてその重要性もこの時代にはなくてはならないことを,年を経るごとにそして今まで以上に強く感じています。
そして,収録を聞き,その思いが強くなりました。
 第1回目の今日は,なぜ水圏なのか,そしてリテラシーとは何なのか,について,DJMITSUMIさんのかけあいで,わかりやすく解説しています。水圏というと馴染のない言葉なので難しく感じるのですが,「地球を覆っている水」という意味です。そして,水は地球を覆っているだけでなく,深海から大気圏まで循環し,回っているその現象を捉えた言葉でもあります。その意味で水圏は特別な役割を果たしています。そして,環境はある物体(主体)とその周囲(客体)との相互作用を表現した言葉です。人と水圏との相互作用のことを水圏環境と取らることができるでしょう。
 そしてリテラシーとはもともと読み書き「識字」できる能力という意味ですが,水圏環境リテラシーとは,人と水圏との相互作用を理解し,活用できる力と捉えています。
 ここで,大切になってくるのが人と水圏との相互作用です。アメリカの海洋教育者の方々と日本の海に関わる教育者の方々にアンケートを取る,海の捉え方に大きな違いがあることに気づきます。それは,その地域に住む人々の水圏への関わり方,接し方が異なっているためなのです。さて,どのように異なっているのでしょうか。ぜひ,この続きはFMヨコハマをお聞きください。
 DJのMITSUMIさんの的確な質問と前田さんの総括で大変聞きやすい内容に仕上がっております。DJのMITSUMIさんそしてディレクターの前田さんにはお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。お時間のある方はぜひ,こちらのURLにアクセスをしてみてください。