天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

Owl

2019-06-27 14:17:29 | 日記
熱帯低気圧が上陸間際か。暑さに蒸しが加わり、不快指数が上がってきやがった。この頃、昼飯のうどんかラーメンに汗だくだったけれど、冬場の残りのソバが見つかったので、冷やしにしたら楽になった。ただ、野菜を煮込めないので、トマトを副菜にしたら、これも冷涼感があった。また、冷やしソバとソーメンに親しむ季節が始まったなあ。
フクロウを飼うなら、目にインパクトのあるキンメフクロウがいいかなあ。目が金色に光っているもん。ブッ、ポー、ソーと鳴くコノハズクもまた好みである。木に擬態して羽が茶黒い樹皮のようなのが洒落ている。確か、嵯峨天皇の離宮だった大覚寺の大沢の池のほとりの樟に営巣しているのを見付けたのが、この種だと思う。でも実際に飼うなら、体長15センチ足らずのサボテンフクロウが手軽でいいかもしれない。サボテンとか木の洞に入って身を守っているけれど、自分で穴を突っついているわけでなく、キツツキが開けた空間を利用させてもらっているのが、茶目っ気があっていい。ならば、自助努力するのかと思わせる名のアナホリフクロウも、プレーリードッグなどが掘った穴を間借りしているというから、フクロウ族は皆、昼間寝ているだけでなく、生涯怠け者の性質らしい。やっぱり、去年愛猫に先立たれた淋しさを紛らわせるためだから、飼うなら、鳴き声が猫に似ているというオオコノハズクが好いかもしれない。
『東京貧困女子』が図書館に有ったので借りて読んでいる。東洋経済オンラインでも偶に読んでいたシリーズの纏めであるけれど、インパクトが大きい。社会、民族の方向を変質させる兆候となる内容を持っており、日本の土台が腐っていくのではないかと恐怖心を覚える。100年安心できない年金問題を脇に置いてでも、この貧困・格差問題を骨董的響きのある厚生経済の精神から正攻法でまじめに取り組まなければ、骨董的な価値観である共助の精神も消えていくに違いない。案外既に、国の締め付けさえなければ、そんなものは元々無くて、法の内に在る者と外に置かれている者との弱肉強食が、歪んだ言論のオブラートに包まれて進行中と言えなくもない。地震でも何でも、エネルギーが溜まり切ると破壊力が増大するので、そういう時代に際会したくないなあ。それまでは特異例を針小棒大に扱っているだけだろうと見て見ぬ振りをするしか対処策はない。

飼ふとせば おほこのはづく なは鳴きそ
猫に似たらば 恋ひしさあふる