天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

予知

2019-12-03 16:09:53 | 日記
 日ハムの斎藤佑樹投手が無事、契約を更改したのか。また、来シーズンも活躍するのを期待できるのは嬉しいことである。持っている男だからオリンピック・イヤーの2020年は満艦飾の国旗がはためくようなハンカチ・イヤーにしてくれるだろう。
 ジョージアのコマーシャルで山田孝之が建築作業員の出で立ちでヘルメットを被ったりしてコーヒーを飲んでいるのがずうっと腑に落ちなかったけれど、Amazonプライム・ビデオで映画『手紙』を観て、そういう役柄をしていたのかと納得した。沢尻エリカが『ヘルタースケルター』で人気女優・モデルの「りりこ」役を演じ、薬物注射するシーンをプライム映画で観て、のちに麻薬取締法違反容疑で逮捕されるに至った。物事には原因と結果が繋がっていることに気が付き、予知予告の観点からAmazonプライム・ビデオを観ることにした。
 きのうは『あん』を観て、樹木希林が演じるハンセン病の徳江さんに会いに、どら焼き屋の千太郎(永瀬正敏)が2度目に療養所を訪れた時、既に死んでいたことを知らされる場面があり、公開3年後の昨年に希林さんが亡くなった。徳江さんは、あんを煮炊くとき、小豆の声を聴くと言い、小豆が北海道の大地で育っている時に吹きつけてくる風の音も聞こえると言っていた。
 心耳を澄ませば、身に迫る風物は聞こえてくるものだろう。己を空しくせず、欲の目で物事を計ると、曇って見えなくなってしまうのだろうか。茶に心を立てようと誓った矢先に茶会を退くことになった藪から棒は、何が引き起こしたのか予知予告どころか、勝負あったの軍配が上がった後も決まり手が分からない。散歩道の樹木にも、何の脈絡もなくその木だけに猿の腰掛が生えていることがある。人が菌を植え付けたとは思えない。風がその木だけに運んできたのだろうか。いろんな条件や歴史があるのだろうけれど、キチンと説明のつくことは案外世の中に少ない。
 こういうのを理不尽とも呼ぶけれど、理は一つでなく、一人一人が抱えているので、理路整然と説明がつかない。理を積分して世間一般常識の理を求めようと、理を微分して真の理を求めようとしても、みんなの心は繋がらないと思う。
 もうそれなら、夕方の割引時間帯を狙ってこれから、寒い季節にぴったりのアンコウの切り身セットを買いに行くことにする。物事はうだうだ言うより、スパッと割り切ると、意外と答えにたどり着けるものである。
 だから今晩は、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』を観ることにする。マックの奇跡がすんなり起きるなら、面白くも可笑しくもないけれど。

耳を垂れ 心澄ませば 聞こゆるは
まことの声か 知りたくもなし