中国の習近平国家主席の来日が4月上旬の日程で調整されているとNHKなどが報道していた。米国に次ぐ最重要国の国家元首が国賓待遇で訪問するのだから、その時季の開催なら誰も文句は言えないだろう。最上のもてなしという建前で、やはり安倍首相は今年も「桜を見る会」を諦めていなかったのかもしれない。ところで、NHKは安倍首相施政方針演説の解説で、いつもの貫禄ある姐御記者でなく、ニューフェイスが伝えていたけれど、どうなったのかなあ。随分、印象が軽くなった気がする。
初場所の大相撲はともに平幕の正代と徳勝龍が11勝1敗と優勝争いの先頭を走っており、両横綱途中休場不在の侘しさを補って余りある活躍をしている。好調の両者に共通なのは、まだ幕内在位は25場所と少ないものの、十両以下の時代も含めてともに休場が一番も無いことである。休場しない力士といえば宝富士など僅かにいるけれど、ほぼ奇跡的なことである。力士の大型化で怪我が多く、毎場所休場力士が何人も出るのが最近の常態となっているけれど、休場しない身体のコントロールに優れているところにも、この好成績を生んだ秘訣があると読むことができる。
もてなしに
花を見せばや
君なれば
まらうとさはに
贅を尽くして
茶の心は簡素簡明簡潔