天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

インチキ入ってる

2021-09-08 14:50:14 | 日記

 「インチキ入ってる」。---半導体の偽物が横行しているという記事がネットに出ていた。微細加工の精密製品の上にカバーされていたら、加工、組み立てをするプロの目から見ても、注文通りの商品がどうか見分けがつかないだろう。風俗嬢の自称年齢が正しいのか当てるより難しいのではないか。コロナ禍の下でのサプライチェーン破綻により半導体不足が騒がれ、市場から奪い合いになっている状況では、落ち着いて検品するどころではなくなり、不正品を掴まされるのも宜なるかなである。法令で定められている検査手続きすら、意図的にすっぽかす不正が鉄道用装置の三菱電機など、各社で後を絶たないのだから、知らなければ信じて使うしかない。24歳と言われれれば、信じて嵌めるしかアッセンブリー会社には手がないのであろう。障害に継ぐ障害を反省してもう二度とないと誓ったはずのみずほ銀行に、今日またシステム障害が起きたのも、こうした不正部品でなければ、システムエンジニアの欠陥品を掴まされたからではないだろうか。コロナ禍の世の中で国が発注したアプリやシステムが悉く不具合を起こしているのを見ると、日本にまともなプログラマーやエンジニアが居るのか疑問に思える。それを皆承知しているから、実際の作業は中国や韓国などに外注して、日本の機密や個人情報が海外に握られ、いったん事あれば、戦わずして制圧、秒殺されることにならないか不安に気分になる。
 そんな頼りない国内状況なのに、株価だけはニョキッと立ち上がっている。日経平均株価は8月30日から本日まで8日連続上昇の3万0181円と、終値ベースで4月5日以来、5カ月ぶりに3万円台を回復した。その間2540円(9%)も上昇した。それまで東京オリンピック・パラリンピックを健気に開催している割には、コロナ政情が不安なため敬遠していた海外投資家が、菅義偉首相の退陣表明を機に、経済立て直しが進むのではないかとの期待から、株価が低位に放置されていた日本市場に資金を回し始めたからと見られる。屋根の上の風見鶏は、遠来の風向きや風量によって、予測不可能に動くものである。自民党後継総裁=総理大臣選出のドラマと人物が、平時の財政均衡型でなく金融緩和一辺倒に頼らないアグレッシブな景気対策が打ち出せるか、或いは臭い物に蓋を被せる自民党ボス政治の振り付けに従った旧来基盤振興型の経済対策に萎むのかによって、海外投資家の期待持続を左右する分かれ道となろう。

付け焼き刃
まことの戦に
間に合はず
雇はれマダムに
客はそっぽか