愛読紙 THE Sun の伝えるところによると、新型コロナウイルス感染対策のために営業停止となっていたパブやバーが解禁となった先週末は英国中の都市でどんちゃん騒ぎとなり、無論ソーシャルディスタンスなど無視されたようである。逮捕者もかなり出たという。この調子だと、来春までにコロナ死者が新たに2万7千人発生するだろうと予測されている。
日本で規制解除された途端に東京都など各地で感染者数が急増したのと、同じ轍を踏むのではないかと見られているわけである。
伝染と隔離はむかしから彼方立てれば此方が立たぬの関係である。伝染は嫌だけれど隔離も嫌だと、いいとこ取りは許されない。
プライムビデオの無料映画『アウトブレイク』をやっときょう観た。コロナでなく、ザイールのモターバ川に由来するモターバ・ウイルスに感染して高熱と出血で人がバタバタと死んでいく。米国西海岸のある町の映画館で1人の感染者が咳をし、飛沫が館内全体に飛び散り、他の観客たちが吸い込んで感染拡大していく様が、分かりやすく映像化されているのが迫力満点だった。
感染経路をたどっていくうちに、その抗体を持つ宿主のサルが居ることが分かる。そのサルを探し出し、その血液から血清を分離して治療薬を作ることで、感染した人間全員をホロコーストすることなく、感染対策の道を開くという筋立てだった。
今回は回復した感染者の血清を治療薬に充てようと試みているけれど、映画のようには、はかばかしくないようである。まさか、生物兵器作成の軍機密と絡んで、特効薬が1国に隔離され、世に公表されていないだけ、ということでなければいいのだけれど…。
ごしゃがれて
許してけろと
酔っ払ひ
戒め解けし
パブの賑はひ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます