向こう見ず

トランプ相場に世間は右往左往やな。西部劇の無法者を彷彿させるわ。この人の手法は結末が容易に見えないから面白い。偉い人は誰も手の内を見せとうない。経産省キャリアが庁舎内で覚醒剤を使ったと供述しているそうな。そういうことか、全執務室を施錠してマスコミを締め出し、機密情報を守ると言っていたのは。普通には公益上の機密かと思うていたけど、機密にもいろいろあるな。部屋を閉め切って一斉に覚醒剤フィーバーしているとしたら、誰にも見られたくないし、誰も見たくもない、ぞっとする光景や。パブリック・サーバントというのは、仕事の遂行もパブリックにしてほしいわ。江戸時代の「由らしむべし、知らしむべからず」の風潮がまだ残っている役所があったんや。
明日から始まる大相撲五月場所は大関に昇進した貴景勝に懸賞金がダントツに集まっているそうな。最近の大関は悪戦苦闘が目立つけど、幸い大きな怪我も無さそうやし、期待通りの活躍ができそうな気がする。かけられた懸賞は全部回収する気魄で臨んでほしい。また、栃ノ心も１０勝以上挙げて大関にカムバックする実力は十分なので、怪我が癒えて存分に発揮してほしいな。

チャイナから　イランもちゃうず　トランプや
カルデサクまで　向かう見ずかな

去年アメリカで会った西部の無法者