名所に3大何とかがあるが、この度の東日本旅行では岩手県住田町の滝観洞(りゅうかんどう)と長野県善光寺のお戒壇めぐり、松代大本営跡が3大ビックリだった。
善光寺お戒壇は予備知識無しで矢印の方向に進んだら、真っ暗闇の地下に放り込まれ、どういう仕組みか分からず何キロも歩いた気がして、この先に落とし穴が待っているのではないかと恐怖が起き、引き返すと後ろから来た人の冷えた手に触ってしまい悲鳴を上げた。怪談巡りではないのか。
滝観洞も最後の見事な滝壺までは、足元がヌルヌル滑り、首筋には冷たい石灰水が落ちてきてヒヤリとしたが、霊気はこちらの方が上回った。松代大本営跡は壕道が四通八達、蜘蛛手になって5.8キロを超える大規模のものとは想像しなかった。
どこも岩石の塊で、沖縄の軍司令部ガマのような危なっかしさは感じなかった。真夏でも涼しく、壕内気温は14度とか。大元帥執務室、天皇ご居室を尋ねると、壕からちょっと離れた山の手(舞鶴山)にあり、畳6畳間2室と意外に簡素で小ぢんまりしていた。
壕の道
蜘蛛手に分かる
松代は
思ひの外に
御座所倹しく
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