一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。

横浜のバイクショップ 一国オート からのお知らせを発信しますので、お見逃し無くよろしくお願いします。

バイクも老化???

2020年07月06日 | 修理

 

 

車検で入庫のこちらのバイク、、、

 

 

充電の電圧を計ってみたところ、、、

 

 

 

 

13.7V、、、でした。。。

 

 

うん? ちょっと低い?そんな感じもいたしますよね???

 

 

オーナー様からの訴えは何もありません、、、たとえばバッテリーが上がりやすく良く充電をする、バッテリーが上がり交換したばかり、、、などなどお聞きしませんでした。。。

 

 

ですが、、、ちょっと点検を。。。

 

 

 

 

 

充電の電圧が上がらない場合の点検としては、、、

 

 

発電は???電圧調整は???配線の状態は???などなど、、、バッテリーの良し悪しもありますね。。。

 

 

手始めに、、、

 

 

発電の点検をし、、、ステーターは良好!異常なしでしたので、、、

 

 

レギュレーターがお疲れなのか???、、、あるいは他に悪い部分があるのかもしれませんね~~~

 

 

 

 

 

電気って見えないので、、、ちょっと厄介ですが、、、次の点検を。。。

 

 

配線の点検をしてみましょう。。。

 

 

 

 

レギュレーターから、、、

 

 

 

 

バッテリーまでの回路を、、、

 

 

 

 

疑ってみようかと思います。。。

 

 

 

 

 

 

このバイクでは、、、

 

 

 

 

レギュレーターが青○部分に取り付けられていて、、、

 

 

レギュレーターと車体側の結線は、、、プラスとマイナス、それと発電機からの3本線がフレームの左に見えるカプラで接続されています。。。

 

 

 

 

とりあえずは、、、カプラの接触不良が無いのか?から点検します。。。

 

 

点検と言っても目視で、、、サビや導通不良による発熱で焼け、変色、、、が無いのか。。。

 

 

無ければカプラを数回抜き差しして、、、組み付けをいたします。。。

 

 

 

 

 

 

そんな作業をして、、、エンジン始動して計測したら、、、

 

 

 

 

うんうん、、、14.0Vまで上がりました。。。

 

 

治っちゃったかな???

 

 

どうでしょうか? まあ、合格な数値かな。。。

 

 

オーナー様は特に故障を訴えていた訳でもありませんでしたので、、、

 

 

という事で良しといたしました。。。

 

 

 

 

 

こちらのバイクの場合、、、

 

 

 

 

レギュレーターからのプラスの回路はこのカプラから一度車体のワイヤーハーネスに入り、、、

 

 

 

 

そしてワイヤーハーネスから出てきたプラスの赤コードは上の青矢印の様に カプラを2個経由してバッテリーと結線されています。。。

 

 

一つ目のカプラはヒューズボックス、、、二つ目は単純に結線の為のカプラです。。。

 

 

電気を繋ぐためにはこの様なカプラ、端子で繋がないと成り立ちませんが、、、出来るだけ少ない方がトラブルの発生は少なくなりますよね。。。

 

 

合計3個のカプラがあって、、、一か所でも流れが悪くなってしまえば、、、充電不足、停電になったりいたします。。。

 

 

 

 

 

2007モデル、、、歳と共に忍び寄ってくるんですかね。。。老化って。。。

 

 

人間もバイクも同じようですね。。。

 

 

 

 

 

http://www.ichikoku.com/

 

 

 

今回の修理の症状としては、、、カプラ内の接続端子にサビ?などで電気の流れが悪くなったんだと思います。。。

 

 

改善のポイントとしては、、、各カプラを数回脱着し端子の接続している部分がフレッシュな状態に戻った事で電圧が元に戻った、、、という事だと思います。。。

 

 

ふい~、良かった、、、こんな時ってレギュレーターの交換から入ってしまう、、、修理だったりしますからね。。。

 

 

いろんな修理のバイクを毎回触っていると、、、あれッ?治っちゃった???という時もままあります。。。

 

 

FIの故障の時もカプラの接触不良で、、、カプラを触っていると治っちゃう事も。。。

 

 

いろいろありますねえ。。。

 

 

   

コメント
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