窓辺で寝そべる猫

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ホタルその儚きもの (三重県大台町弥起井)

2014-06-15 23:16:59 | 日記
ホタルその儚きもの

ネットでほたる祭と言う文字を見つけ三重県の大台町まで走る。 道の駅か役場の近くに係員がいて現地まで案内してくれるような情報があったので大台ICから役場に向かう。どこにも案内はない。道の駅で尋ね場所を教えてもらう。ここから数分のところにあるらしい。

ポスターも案内板も発見できなく少し不安。しばらく行くと消防車が止まっているので職員の方に尋ね場所を確認。テントがあり地元の人々で?賑わっていた。小腹が空いてきたのでたい焼きとたこ焼を買う。どちらも出来たて某有名たい焼店。美味しいが作り置きで暖かいがあんに熱さがない。1個100円のたい焼きフウフウ?しながら食べる味は格別。


わらで「ほたるかご」を地元のお年寄りが講習。初めて見る手わざに時の経つのも忘れて見入る。わらを継ぎ足し継ぎ足し創っていく作品は素朴で美しい。

夕暮れまでに時間があったので近くを散策。ありがたいことに蒸し暑くは無く快適。それでも夏の夕暮れの雰囲気を堪能できた。「あめんぼう」「おたまじゃくし」「いもり」普段見る機会が無いので結構楽しい。


日が暮れ現地に向かう。「光寂寺」と言う無住の寺の裏手にあるが地図で探せなかった。寂しい光 まるでホタルのような名前のお寺。途中 竹灯が闇を僅かに照らす。数は少ないが来る人に喜んでもらいたいと言う心遣いを感じた。

係りの方の話では今年はホタルの数が少ないので捕獲は遠慮してほしい。この後8時15分からもう1箇所探索するので希望者は駐車場集合とのこと

ほたるの乱舞には程遠かったがフワフワと飛行する様は趣があった。蝉に似て短命 蝉が相手を求め必死で泣き叫ぶようにホタルもまた相手を求め漂う。儚さを感じる。聞き違いかも知れないが滞空時間は30分ほどでその後は疲れて休憩する。

帰り際 地元のお年寄りか飛んでいるほたるを片手で捕らえ娘の手に移してくれた。ほたるは娘の手の上で鈍く輝きゆっくり空に帰っていった。

ほたるにみとれて次の場所に行くのは失してしまったが楽しい時間を持てた。来年もぜひ訪れてみたい。ちなみにしばらくはまだ観賞出きるらしい。まむしがいるそうなのでむやみにコースを外れ草むらに入らないこと。平日は暗いので懐中電灯を 蚊が居る肌の露出はひかえたほうがいいみたい。