ベトナムのハノイからホーチミンまで10日間の旅を計画していました。
知り合いのお嬢さんが2月にベトナムに帰国するので同行してもらうつもりでいたのですが
1月に日本のお金持ちと結婚すると言う事でベトナム行きは頓挫しました。
その話を聞いた時一緒に来た彼女のボーイフレンドの事を考えたら山崎ハコの「織江の唄」をおもいだしました。
彼女と彼は昨年の5月に我が家に来てベトナム風生春巻きを二人で作ってくれました。コメで出来た薄い皮を水に浸し材料を入れて巻く。手巻きすしの感覚です。その時初めてニラを生で食べました。
礼儀正しい背の高い好青年の彼のショックは大きかったと推測します。捨てるべきものは捨てて身軽になり新しい人生を歩んでほしいものです。衣類を捨て、書を捨て、アルバムを捨て、家を捨て、家族を捨てる 非常のように思えますがブッダはそれを実践しました。捨てられるものはなるべく捨てたほうが新しい道を見つけやすいようです。
ソウルの街を1週間ほど徘徊していました。ドルに比べウォンの交換レートは前回渡航した時とさほど変わりはありませんでした。しかし割高は割高です。
国の考え方は円安になれば海外からの観光客が増え経済が潤う。10人も来れば日本人1人当たりの年間消費量をカバー出来る。そこにはトータル的によしとしても物価高に痛い思いをしている庶民は阿部さんの言う「国民の生命と財産を守る」と言う数のうちには入っていないようです。
若い方が1坪ほどのテナントで色々商売をしているのが印象的でした。しかし生活は大変そうです。街は中国系の観光客でにぎあっています。この前 雪の白川郷で中国語を耳にしました。若い人は中国語をマスターするのも1つのスキルかもしれません。新島八重が新島八重として成りえたのは彼女が英語に堪能していたからだと思います。もし彼女が英語に堪能していなれれば全く別の人生があったと思います。
巡り来るチャンスをモノに出来る者はそれなりの努力をして備えている者のようです。ジム・ロジャーズは21世紀には中国は最も資本主義的で、最も発展した、世界一豊かな国になるだろう。私たちアメリカ人は子供に中国語も学ばせるべきだとも言っています。
チムジルバンで汗を流しシッケを食べているだけのものには神は微笑んでくれませんか?
さあまた頑張って明日を迎えます。