雪の日に庭を眺めながらコーヒーを飲み聞くとは無しにニュースを聞いてました。
どうも寒いのは苦手です。
7月の選挙から選挙年齢が引き下げられ18歳から選挙権を得ることになりましたが、どうなんでしょうかと思ってしまいます。
携帯浸け、パソコン浸け、受験浸けの青年たちに立候補者を選択し選ぶ能力がないのは立法者や官僚もご存じのはずですが・・・・
その意図するところは更なる衆愚政治への移行としか思えません・・・
若い男性の国会議員さんが育児休暇をとるそうです。
私たちの託す政治のリーダー達の資質について考えてしまいます。
権利と義務の整合性 ローマ時代はリーダーになろうと思うと
十数年間の経験を経てその資格を得たのでリーダーになってからもぶれることが少なかったようです。知名度や人気だけでなれなかったし選ぶほうも真剣に選んでいたようです。
確かに私たちは空も飛べます。しかし人としての資質なら二千年前の人々の中にも多くの先生が見えると思います。
知り合いに警察関係の方が見えます。その方は上司から幾度となく試験を受けるよう勧められています。しかしその気はありません。理由は昔、署長でしたか上部の人でしたかが事件の最中だったために親の死に目より仕事を選択したのを見たからだそうです。
「警察官は警察官の覚悟があります。縦社会ですから基本の覚悟は同じでも責任の度合いがかわります。だからこのままでいいと思っています。」
おそらくこの方幹部になればご自分の上司と同じ道を選ばれるでしょう。
社会通念がどうであろうと仕事として自分がやるべきことはする。
しかし責任を今の範囲にとどめようとすれば現状を維持しその中で職務を全うする。
それがこの方の仕事に対しての選択のようです。
ローマ皇帝のハドリアヌスと言う人が最も嫌った者は自分の仕事の責任を全うしない人と聞いた覚えがあります。
責任を果たしていない者が報酬をもらい続ける事ほど残酷で無駄な行為はない。
次の皇帝のアントニヌス・ピウスも言っていますからローマの繁栄は筋の通った指導者に
依ることが多かったように思います。
年収数百万円と二千数百万円 議員さんの覚悟は?
ここから今の日本が見えてきそうに思います。
雪は絶え間なく降り続いています。積もるのでは?暖かい部屋で今日は素敵な冬籠りです。
この幸福がいつまでも続いてもらいたいものですと思ったとき
フト・・・安倍さんの言う 日本人の生命と財産を守る と言うあの甘い魅惑的な言葉は 生活のため寒空にパートで働く主婦や派遣社員にではなく資産数十億円以上の人々の生活を維持する為のものではと
冷めたコーヒーを飲み干しました。
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