2011年12月8日に東京電力福島原子力発電所事故調査委員会ホームページが公開されています。12月8日!です、重責を担った方々のなみなみならぬ覚悟のスタートなのでしょう。
委細は、2011年12月9日 国会の原発事故調査委員会発足 委員長に黒川清氏 で分かりますが、私はこの記事でホームページ開設を知りました。
「原発震災」を説かれた石橋克彦さんも委員になっておられます。
ICAN.GO.JP は 衆議院事務局調査局法務調査室 の登録です。私には馴染みのある ICANN という組織を思い出したので確認してみたのですが、ICAN は何の略でしょうか。
「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法」の第3章、事故の直接、間接の原因の調査、被害の直接、間接の原因の調査を行なう、など書かれていますが、半年後に調査結果と提言をまとめる予定だそうです。今次大戦の戦犯を確定するには時間が足りないかも知れません。
今度も一億総懺悔になるのか、なんとかしてそれで終らせたい人々がいるような気がします。「がんばろう日本!」と増税でも既得権益は削らないでがんばっているような。
巡回先ブログの「空と風と、月と、星。」で12月8日の記事、「伊丹万作 戦争責任者の問題」------日本人はあのころと変わっていない を読みました。リンクされていたソースも読みましたが、ICTを道具とする社会が日本には不向きなのかとも考えてしまいます。大宅壮一の一億総白痴化がむしろ的を射ていたのかとすら。
その現状から抜け出す覚悟が国民に定着した時が、今次大戦の終戦だと言えるかも知れません。その時代を担うであろう子供たちこそ、今、真っ先に守らねばならない、チルドレン・ファーストを私はそのように理解したいと思います。