ICT工夫

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12月のアクセス、「虚」の年だった

2011-12-31 17:43:41 | インターネット

Log20111231 今年を一文字で言うなら「絆」でも「難」でもない「虚」の年だったと私は感じています。虚偽、虚言、虚構、空虚、虚ろ・・・心のなかにぽっかり穴があいたような経験を経て甲府に漂着した私が、やっと自分を取り戻せたように思いながら迎えた今年、3.11が無ければ今年はもう一歩前進出来そうな計画を立てていました。それをご破算にしても、このブログに書いてきたような事を自分で確認せずにはいられなかったのです。

3月-4月の「無計画停電」という事態が無ければ、おそらく私は被災地宮城県の知人をサポートするだけで終ったかも知れません。「計画停電」という「虚」に振り回され、それに相乗りするだけの政府・行政の姿から3.11、原発震災問題の本質を考えるに至ったのです。あとは過去記事の繰り返しになるので書く事もありません。
9か月を経て得た結論は、これほどの虚構の世界を信頼してきた自分の情けなさ、忸怩たる思い、それだけです。

2011年12月のアクセスの中に、アクセス数95と記録されているURLは twitter から来たもので、記事は、2011.12.17 田原総一朗さんは小沢一郎事件の原因を書いたのか です。twitter でリンクされて訪問者があったのは初めてでしたから、最初はこのログに戸惑いました。二日ほどの間に集中的にアクセスされて終りましたが、私は twitter を未だ使っていないので具体的にどのような経過だったのかは不明です。テーマは関心を持ち続けている小沢一郎さんの問題ですから、私としては田原さんの記事が読めたことで十分でした。

甲府市や山梨県に関する記事以外は原発問題に関係する記事でした。
12月当初に私の関心は文部科学省の給食測定補助施策に関することでしたが、森ゆうこ副大臣会見以後の情報は文部科学省でも地方自治体でも確認できていません。
給食食材を個々に測定するのではなく、給食一食分をまるごと測定する方法が文部科学省の指示で来年度から実施されるらしい情報も見ています。この方法は既に行なっている自治体もありますが、詳しい内容はいずれ確認しておくつもりです。
他の問題でもそうですが、情報がきちんと見えない場合にその裏にあるのは「虚」の世界です。今年それを私は学びました。

大晦日ですから来年への想いも書き残しておきたいですが、私自身にとって2012年が良い年になるとは期待していません。最期に悔いの残らない生き方をしたいと思っています。「門松は冥土の旅の一里塚・・・」