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山梨県には信玄公旗掛松事件という事例がありました

2014-12-23 08:00:00 | 街づくり

信玄公旗掛松事件(Wikipedia 2013年4月初めに投稿されたようです)
冒頭から引用します・・・

信玄公旗掛松事件(しんげんこうはたかけまつじけん)とは、1914年(大正3年)12月に一本の老松が蒸気機関車の影響で枯れたことから、所有者の清水倫茂(しみずりんも)が1917年(大正6年)に国を相手取り起こした損害賠償請求事件である。この松樹は武田信玄が軍旗を立て掛けたという伝承・由来のある「信玄公旗掛松」と呼ばれていた老松で、国鉄(現JR東日本)中央本線日野春駅(山梨県北杜市長坂町富岡)駅構内に隣接した線路脇に生育していたが、老松の所有者(地権者)であった清水倫茂は、蒸気機関車の煤煙、蒸気、振動などにより枯死してしまったとして、一個人として国(鉄道院)を相手取り訴訟を起こした。
国家賠償法成立以前の、大正年間(1910年代 - 1920年代)に起きた当訴訟事件は、鉄道事業という公共性の高いものであっても、「他人の権利を侵略・侵害することは法の認許するところではない、松樹を枯死させたことは、権利の内容を超えた権利の行為である。」、すなわち「権利の濫用」に当たると司法によって判断され・・・・(以下略)

この記事は Wikipedia を別件で探索している時に見付けました。この歴史があることを私は全く知りませんでした。
投稿者のさかおりさんがお書きになった Wikipedia の記事の幾つかは、これまで著者を知ること無く拝読し私の山梨学の参考になっていたことに気付きました。お礼を申します。

このWikipedia記事をこのブログで「リニア中央新幹線」カテゴリーでご紹介することは、著者に失礼かも知れません。そのことをお詫びします。しかし私はこの記事を走り読みしながら、今後リニア中央新幹線事業により生じるかも知れない事案を思い浮かべました。
長い歴史の中のほんの一瞬を過ごしている我が身であることを、あらためて思い知ります。