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あの衆院厚生労働委には山梨県選出議員も

2016-05-12 16:19:44 | 政治・社会

衆議院サイトで 委員名簿 厚生労働委員会平成28年3月30日現在 を確認しました。
何故こんなものを調べたか、障害者総合支援法改正案の審議で、自公両党がALS患者の出席を「やりとりに時間がかかる」として拒否!(2016年05月11日記事)が読めたからです。

2016年5月10日に行われた衆院厚生労働委員会での障害者総合支援法改正案を巡る参考人質疑において、当事者として意見を求められていた難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の男性患者の出席を、与党が拒否するという事件が起こりました。

この件は5月11日夜のテレビニュースで見ました。思わず仕事の手を停めて画面に見入ってしまったのです。(テレビ朝日の報道ステーション-2016年5月11日 ALS患者が参考人出席できず
与党の自民公明、どんな人々がこの委員会の委員になっているのか、確認しておくのはネティズンのサガ、悪い癖かも知れません。
見付けた委員会名簿で山梨県から比例南関東選出の堀内詔子議員の名前がありました。Facebook などで今回の問題について思いを語られるかも知れないので、メモしておきます。

東京新聞 2016年5月11日朝刊記事、「障害者支援の衆院委 ALS患者の出席拒否 与党側が反対」 でも報じられていますが、『9日の事前協議で「やりとりに時間がかかる」などとして与党側が出席に反対した』、この事前協議で語られた内容、発言者は記録に残っているのでしょうか。
参考人として招致されたものを取り消されたと金澤公明さんの意見陳述には書かれています。公文書で招致したはずですから、それを取り消した文書もあるはずだし、その経緯は衆院公式記録として残されているのは当然でしょう。ジャーナリズムはそこまで確認して報じてほしいものです。

ちなみに、上記ブログ記事では、日本ALS協会常務理事の金澤公明さんの意見陳述原稿全文も掲載されています。
私は障害者福祉問題も全く不勉強ですから、関連する法制度のことなど理解が足りません。しかし街づくりテーマを追いかけながら、バリアフリーは大切だと知りました。事故、災害、人権侵害などのニュースを知ると「明日は我が身」と考えながらネット記事を読んでいます。
「障害者総合支援法改正案を国会に提出 ポイントを一覧で紹介」(福祉新聞 2016年03月07日)、検索中に記事を知りました、この新聞は初見です。

この件に関して民進党の記事も出ていました・・・2016年05月11日 「前代未聞の障害者差別が国会で行われた。与党は猛省を」山井国対委員長代理
『民進党は「当事者の意見を聞くべき」として、日本ALS協会の副会長である岡部宏生さんを参考人として招致することを提案。ところが与党側は「コミュニケーションに時間がかかる」などとしてこれを後ろ向きな姿勢を示し、・・・』 と記されています。一読して変だなと思います。「参考人として招致することを提案」なら、岡部さんには未だ招致公文書は届いていない、民進党が打診して内諾を得た状態だったのか?
だから事前協議の明確な内容は国民に伝えられねばならないはずです。山梨県民としては地元の堀内議員からの発信を待ちましょう。