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富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり/ 静岡県はリニアと共に?

2023-04-08 17:00:00 | リニア中央新幹線
富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり
2022年11月30日 静岡県・リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
国土交通省・第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
 リニア中央新幹線静岡工区について、JR東海の環境保全に関する取組みに対して、科学的・客観的な観点から議論を行うことにより、JR東海に対して指導・助言等を行うため、以下のとおり、「第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)」を開催します。
 第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
 1.日時 : 令和5年4月11日(火)    9:30~12:15
 2.場所 : 経済産業省別館3階 312会議室(WEB併用開催)
         (住所:東京都千代田区霞が関1-3-1)
 3.議事 : リニア中央新幹線静岡工区について
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
国土交通省鉄道局・リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について

『富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり』
リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
この記事(全48ページ)から目次をメモしておきます、

 はじめに
 静岡県は、中央新幹線整備事業の必要性については、賛同しています。
 その上で、静岡県の願いは、「事業を行うにあたっては、事業計画地である南アルプスの特殊性及び大井川の水利用の特殊性を考慮して、事業の実施前に県民が安心できるレベルの環境影響評価を実施してほしい」と言うものです。
 このため、静岡県は、静岡県環境影響評価条例の手続に基づき、JR東海と対話を進めています。

 リニア中央新幹線の概要【P.1】
 中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)の位置【P.2】
 静岡県内工事の特殊性及び工事環境【P.3】
 南アルプスの地質構造の特徴【P.4】
 南アルプストンネル工事の難度【P.5】
 山梨県境付近の断層構造図【P.6】
 南アルプスで守るべき生物多様性【P.7】
 「命の水」と言われる大井川の水の利用状況【P.8】
 大井川水系の利水状況と人々の水への思い(命の水)【P.9】
 トンネル工事の位置と大井川の関係【P.10】
 トンネル工事の位置と大井川の関係(説明)【P.11】
 トンネル掘削により発生する可能性のある現象(リスク)【P.12】
 (参考) トンネル掘削中の湧水の流出によって河川流量はどう変化するのか【P.13】
 環境影響評価手続に基づく対話の経緯【P.14】
 環境影響評価(アセスメント)とは‥【P.15】
 環境影響評価に対する環境大臣と国土交通大臣の主な意見【P.16】
 工事実施計画の認可と環境影響評価の関係【P.17】
 JR東海の環境影響評価書(2014年8月)が不十分であった例【P.18】
 環境影響評価手続に基づく対話の経緯と現状【P.19】
 なぜ議論・対話が進まないのか【P.20】

 環境影響評価における主な課題【P.21】
 課題① 中下流域の地下水への影響 1【P.22】
 課題① 中下流域の地下水への影響 2【P.23】
 (参考) 大井川流域の水循環の概念図(現状の水循環量)【P.24】

 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 1【P.25】
 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 2【P.26】
 課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 3【P.27】
 (参考) 南アルプストンネル工事に係る協議について【P.28】

 課題③ 地下水位の低下、沢枯れ、河川流量の減少による希少種を含む生態系への影響【P.29】

 JR東海の「トンネル掘削による沢の流量変化と影響への対応について」【P.30】
  - 影響を平均流量で評価することの問題点 -
 トンネル掘削による沢の流量変化の実現象【P.31】
 トンネル掘削による沢の流量変化(悪沢を事例として)【P.32】

 課題④ 大量に発生するトンネル掘削土の処理に伴う土砂や濁水、重金属等の流出等による生態系や生活環境への影響【P.33】
 (参考) 静岡県盛土等の規制に関する条例 ~令和4年7月1日施行~【P.34】

 課題⑤ 地下水位の低下予測【P.35】
 (参考)JR東海の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後20年後)【P.36】
 (参考)静岡市の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後の定常状態)【P.37】
 (参考)静岡県内の水枯れの事例【P.38】
 (参考)山梨県笛吹市での水枯れの事例【P.38】

 リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の概要(2020年4月設置)【P.40】

 国の有識者会議の動き 【2021年12月末現在】【P.41】

 有識者会議 「大井川水資源問題に関する中間報告」【P.42】
  有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解①【P.43】
  有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解②【P.44】

 今後の県とJR東海との対話【P.45】
 地質構造・水資源専門部会の再開【P.46】
 環境保全有識者会議【P.47】

 おわりに(今後の進め方)【P.48】
  静岡県は、地域の住民生活や経済活動に欠かせない“命の水”である大井川の水資源と、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプスの自然環境を保全するため、環境影響評価法の手続において設置した静岡県中央新幹線環境保全連絡会議の専門部会で、JR東海と対話を重ねてきました。
  国の有識者会議において、水への影響について検討が進み、中間報告が取りまとめられました。中間報告を受け、大井川水資源問題については、県地質構造・水資源専門部会を再開し、今後、さらに議論が必要な事項について、JR東海との対話を進めていきます。
  一方、生態系への影響については、国土交通省が設置した環境保全有識者会議において、科学的・客観的議論が進展し、JR東海を指導することにより、適切な回避策等が示されることを期待します。
  県民の不安が払拭されるよう、県の専門部会等の場を活用しながら、JR東海との対話を進めていきます。
 (以上)

太白桜祭り 甲府駅北口広場で4月9日

2023-04-08 04:00:00 | アート・文化
第13回太白桜祭り 2023年4月9日(日) 9:30~17:30
太白桜祭り
 主催・NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会(↑画像クリックで拡大表示します)
「太白桜」について初めて確認しました。公益財団法人日本花の会・桜図鑑・太白 と、いつも確認するウィキペディアで、タイハク (いつもネットに感謝です)
【追録】 2008-05-20 甲府北口開発計画の全貌 古い記事ですが 宮島雅展 市長が話されたのです・・・
 『余談ですが、歴史公園に大きな太白桜をいただいて、6本植えて、前植えた5本と合わせて11本植えてありますよ。皆さん方におかれましては移植した6本の満開の時を観に行って来ましたかね。4月20日頃が満開でしたね。移植したばかりだったから、あまり咲かないかなと思っていましたが、私も2回行ってみて、結構大きな花が咲いていましたね。そしたら、近所のお医者様が、ソメイヨシノはちょっとピンクがかかっていて女性的だけど、太白桜は本当に白くて、男性的なような感じがするね、なんておっしゃってましたけどね。直径5センチ、結構大きな花でしたよ。』
 先日ご紹介した やまなしメディア芸術アワード2022 受賞作品展 も北口広場の東隣りで開催中です。

天津司の舞 4月9日(日) 甲府市小瀬町

2023-04-08 01:00:00 | 歳時記
この記事は 2010年03月27日 このブログに掲載した記事の修正・更新です。
甲府市観光協会さんの記事から引用させていただきます・・・
 開催期間 2023年4月9日(日)
 開催時間 12:00頃から
 開催場所 天津司神社(小瀬町)〜諏訪(鈴宮)神社(下鍛冶屋町)
 住所 〒400-0836 山梨県甲府市小瀬町557
 最寄りのバス停からの徒歩甲府駅からバス約20分山城小下車徒歩約5分

小瀬町にある天津司神社に古くから伝わる日本最古の人形芝居とも言われる伝統芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
毎年4月10日前の日曜日に、小瀬町の天津司神社から隣町の下鍛冶屋町の諏訪(鈴宮)神社まで、ご神体である9体の人形がおみゆきし、神秘的な舞が行われます。
言い伝えでは、昔この地に大洪水が起こった時に天から12の神様が舞い降り、残った9神によって里が開かれたと言われています。
ストーリー性豊かな歴史ある舞と桜との競演をぜひお楽しみください。

(掲載した画像は 甲府市広報2010年4月号のPDFファイルからの引用ですから日付が違います。)
天津司の舞

【甲府市サイト 天津司舞(てんづしまい)(更新日:2023年1月12日)】 小瀬町に伝わる「天津司舞」は、日本最古の人形芝居とも言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。【以下引用は略します】

甲府市観光情報】「昔、小瀬の里が開けないころ、12神が天から下り舞楽を奏したが、その後2神は天に帰り、1神は西油川の鏡池に飛び入ってなくなった。しかし残る9神が舞楽を奏し続け、小瀬の里が開かれたので、役人がこの神を模して神像をつくり、舞楽の始まりとなった」という伝説があるそうです

このことは、「天津司神社の社記」に記載されていると天津司舞(Wikipedia)が書いています。

渡辺国茂さんのサイトに「1976年4月の天津司人形」という写真集がありますが、1976年(昭和51年)ですから貴重な記録写真と思います。
甲府市サイトでは「デジカメ日記」に1999年4月4日の天津司の舞があります。

『天津司の舞・天津司神社(まつり歳時記)「客神の足跡」』 は内容も写真も豊富なWebページです(残念ながら消滅 2013-04-05 確認)。「客神(まろうど-がみ)」とは『土着の神ではなく、その社会の外から来訪して、その土地にまつられた神。きゃくじん。』とのこと【大辞林 第二版 (三省堂)】

天津司の舞は 昭和51(1976)年5月4日 文化庁指定の重要無形民俗文化財になっています。
 重要無形民俗文化財 天津司舞 指定証書番号:1 指定年月日 1976.05.04(昭和51.05.04)
 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財 天津司舞 

「天津司」とは室町時代の辞書である「新撰類聚往来」によれば、傀儡(テヅシ、クグツ)の意味である、と山梨県の 山梨の文化財ガイド(データベース)無形民俗文化財に記されています。【以下は2010年に読んだ時の記録】
データベースでは、『解説文 : 甲府市小瀬町の天津司神社で九体の人形を本殿から降し、一人一体ずつを奉じて諏訪【すわ】神社に道楽を奏しながら練行する。やがて人形は同社境内の御船と呼ぶ四方形の竹囲い(幕をめぐらす)の中で舞わされる。九体の人形は、ささら(2)、太鼓(2)、鼓、笛、鹿島、姫、鬼で、いずれも胴串に頭、手をつけ、それに田楽衣裳などをかけた等身大のものである。操法は、一人が胴串を持ち、介添として二、三人がそれを助けながら舞わし、単純な所作と「狂い」と称する荒々しい所作をくりかえす。四月十日に近い日曜日に演じられる。』

 今年2023年4月9日(日)の祭日が風も無い好天に恵まれることをお祈りしたい。
天津司神社と(鈴宮)諏訪神社の位置関係は Mapfan地図 で確認できます。
山梨県神社庁では両社の神社庁番号は 1073, 1074 です。(山梨県内神社の紹介 ページから甲府市を指定して一覧リストから読み出せます)
甲府市小瀬町天津司神社春季例大祭 天津司神社 コードNo.:1074
諏訪神社について 鈴宮諏訪神社(旧村社) コードNo.:1073
 当神社勧請鎮座の年号不詳。当初鈴宮神社として勧請したが、建久年中、小瀬より諏訪神社が合祀(示はネ)され、鈴宮(すずのみや)諏訪神社となる。祭典当日は、末社である天津司社より、九躰の等身大人形(国の重要無形文化財)によって、神遊の天津司舞が神前に奉納される。境内地に、天神社、三宮司神社、疱瘡神社、鹿島神社、山神社、神明神社、西之宮神社、等の末社が祀(示はネ)られてゐる。

追録・2019年12月20日のブログ記事 ヤマガヒ~とうとう~ 公演@山梨県民文化ホール 2019年12月21日・22日   この記事の冒頭に 毎日新聞から 「天津司の舞」題材に音楽劇 山梨古来の文化に触れて 甲府であすから「ヤマガヒ」 /山梨 と題した記事が出ている事をメモしていました。

ダイドー祭りドットコム2010 | 今年応援する日本の祭り29 | 天津司の舞 TV番組のご案内によれば、YBS 山梨放送が、5月1日(土)13:30~14:25 「1000年の時を繋ぐ ~天津司の舞~」として放送する企画が進んでいるようです!