平和の港・月例講演会
日 時 2023年11月19日(日)午後2時~
会 場 甲府市朝気 山梨平和ミュージアム (案内地図、施設案内をご参照ください。)
テーマ 朝鮮人虐殺事件から100年…
講 師 田中正敬さん(専修大学文学部教授)
講 演 朝鮮人虐殺事件から100年、今、何を考えるべきか
100年前の1923年9月1日の関東大震災は、日本の地震災害史上最大の被害をもたらしました。地震後、「朝鮮人が各地に放火」等の流言が広がり、軍隊、警察や自警団を中心とする民衆によって数千人の朝鮮人、数百人の中国人が虐殺されました。 この虐殺事件について調査・研究を進めている田中正敬さんにご講演頂き、参加者で深めたいと思います。
日 時 2023年11月19日(日)午後2時~
会 場 甲府市朝気 山梨平和ミュージアム (案内地図、施設案内をご参照ください。)
テーマ 朝鮮人虐殺事件から100年…
講 師 田中正敬さん(専修大学文学部教授)
講 演 朝鮮人虐殺事件から100年、今、何を考えるべきか
100年前の1923年9月1日の関東大震災は、日本の地震災害史上最大の被害をもたらしました。地震後、「朝鮮人が各地に放火」等の流言が広がり、軍隊、警察や自警団を中心とする民衆によって数千人の朝鮮人、数百人の中国人が虐殺されました。 この虐殺事件について調査・研究を進めている田中正敬さんにご講演頂き、参加者で深めたいと思います。
専修大学の公式サイトから
田中 正敬 教授(朝鮮近現代史)メッセージ 拝読しましたのでご紹介させていただきます。
私が関心を持っているのは近現代の朝鮮半島と日本とを行き来した人々の歴史です。朝鮮と日本の間には古くから密接な交流がありました。しかし、とりわけ朝鮮近現代史は、植民地時代や戦後の南北分断などに象徴される苦難の時代であり、日本もそれに深く関わったがゆえに、日本ではしばしば感情的な議論がなされることもあります。
そのようなことで話題にのぼることも多い朝鮮近現代史ですが、具体的な歴史を知る機会は多くありません。朝鮮と日本の関わり合いも、私たちが一般にイメージするよりも豊かで多様でした。そうした朝鮮と日本の関係史は、現在の日本の社会にもさまざまな形で息づいています。現在の私たちの生活や思想を知る手がかりとして、みなさんが東アジアの歴史に触れる機会ができればと願っています。
朝鮮人虐殺「公文書は存在」 専門家指摘「政府は過去を避けている」 (2023年9月1日 朝日新聞)
『 田中正敬教授によると、当時、根拠がないまま「朝鮮人が放火している」などの流言が広がり、内務省は取り締まりを強化するよう全国に通知。取り締まりの中で亀戸警察署で朝鮮人を刺殺したとの文書が残っている。』 などが書かれていました。 朝日新聞には関連記事が多数あるようですが有料記事のようです。
田中 正敬 教授(朝鮮近現代史)メッセージ 拝読しましたのでご紹介させていただきます。
私が関心を持っているのは近現代の朝鮮半島と日本とを行き来した人々の歴史です。朝鮮と日本の間には古くから密接な交流がありました。しかし、とりわけ朝鮮近現代史は、植民地時代や戦後の南北分断などに象徴される苦難の時代であり、日本もそれに深く関わったがゆえに、日本ではしばしば感情的な議論がなされることもあります。
そのようなことで話題にのぼることも多い朝鮮近現代史ですが、具体的な歴史を知る機会は多くありません。朝鮮と日本の関わり合いも、私たちが一般にイメージするよりも豊かで多様でした。そうした朝鮮と日本の関係史は、現在の日本の社会にもさまざまな形で息づいています。現在の私たちの生活や思想を知る手がかりとして、みなさんが東アジアの歴史に触れる機会ができればと願っています。
朝鮮人虐殺「公文書は存在」 専門家指摘「政府は過去を避けている」 (2023年9月1日 朝日新聞)
『 田中正敬教授によると、当時、根拠がないまま「朝鮮人が放火している」などの流言が広がり、内務省は取り締まりを強化するよう全国に通知。取り締まりの中で亀戸警察署で朝鮮人を刺殺したとの文書が残っている。』 などが書かれていました。 朝日新聞には関連記事が多数あるようですが有料記事のようです。