中部横断道関係で国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所を見ている時に、国道52号甲西バイパスに並行する旧道区間を移管(平成28年03月29日)に気付きました。
山梨県県土整備部道路管理課から 国道52号の一部が県道へ変わります。(更新日:2016年2月24日)も広報されています。
国道52号甲西バイパスに並行する旧道区間(韮崎市本町【船山橋北詰交差点】~南巨摩郡富士川町鰍沢【甲西バイパス合流点】延長約19キロメートル)について、国土交通省から山梨県へ移管する事となりましたので、お知らせします。
<国道52号甲西バイパスに並行する旧道区間>
移管日時:平成28年4月1日午前0時
移管後の路線名:県道韮崎南アルプス富士川線(県道42号)
山梨県内で2桁の国道番号では20号の他に52号がありますが、中部横断自動車道の甲斐市双葉~南アルプス市~富士川町ルートの建設に伴い造成された側道の甲西バイパスが52号線となり、今回は52号旧道が県道に変ったのです。
52号を私は未だ身延町までしか知りません。いつか南部町から静岡県までも行ってみたいと思っています。
52号の途中から139号本栖湖辺りと結ぶ国道300号も未体験です。
私は山梨県に来る前から国道20号の都内から大月までは熟知していました。大月からは139号を使って静岡県と都内を行き来することが多かったのです。
その139号線も国道411号(青梅街道)奥多摩と大月の間を昨年走ってみました。県外出張帰りの寄り道でした。松姫トンネルを初体験でしたが他の車も無く全線孤独なドライブでした。
411号の塩山~青梅ルートも時々利用しています。山梨県内の改良工事は進行中のようです。
山梨に住んで以来、埼玉方面出張には140号(雁坂みち)も使うようになり、帰途には熊谷経由18号小諸から141号を経由して甲府に戻ることもやってみました。国道番号140は西関東自動車道(桜井~八幡南)でも使われているようです。
国道138号は神奈川県への出張で246号御殿場経由の利用をしています。この246号も都内と静岡の往復ではよく使ったものです。
138号に入るために使う国道137号は甲府盆地と富士北麓地域を結ぶ山梨県道のようなものです。「御坂みち」と愛称されますが初めて通る人が頭上の土管高架をリニア中央新幹線だと気付くかどうか、まだ広報は出ていないと思います。「これがリニアです」と看板でも作れば観光効果も大きいでしょう。
358号(精進湖線)は甲府から西湖~河口湖へのルートとして時々通ります。以前は雁坂トンネルと同様に有料道路だったそうですが、その時代を私は知りません。
道志村を通る413号は神奈川出張の帰りに通ってみたことがあります。厚木と相模湖を結ぶ412号の途中からです。
寄り道しましたが、山梨県内国道の記事になったのは図のような山梨県知事コメントについて確認する作業の副産物です。
新山梨環状道路の北部区間は西関東自動車道(雁坂トンネルのルート)の埼玉県側と同期せねば単に山梨県内の道路事情に関係するだけの問題です。リニア中央新幹線も品川~名古屋で全線開通せねば山梨実験線は実験線のままで終るかも知れない。
山梨県内行政には広域連携する事案についてリスクを考慮した発想が欠けているようです。ヤマナシ悪口で言われる「盆地脳」が意味するところなのかも知れません。
環状道路の区間で国と県との振分け(西関東道路と接続する県道として必須部分の桜井~広瀬が国所管の北部区間とされている)が面白いと思います。理由は知りません。
中部横断自動車道の北側区間については、中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会 からの発信も確認していれば問題点は明確です。ですから 公共事業の暴走ストップ、 緊急院内集会 4月5日 が開催されるのです。