本日より通常営業。夏も通常営業してくれてました。暑かったっすよ。そしていきなりディープフリーザの調子が悪くなってきた。まずい・・・
日照不足、今後1週間も=北海道から東海の太平洋側―沖縄・奄美は高温・気象庁
確か、夏に入る前の中期予報では、この夏は降水量は経年並みで気温は高めだとゆうてました。まあ、西日本では当たったようですが、北日本で「やませ」が吹くなんて方を当ててあげるのが気象庁の役目だと思うよ。
そして、明日は雨。
大ニュースだ。生きた野生カワウソの最後の目撃はうちの田舎の川、高知県須崎市の新荘川(上の写真はその上流の旧葉山村の新荘川)でした。それから38年。
長崎・対馬にカワウソ=国内で38年ぶり確認―琉球大
カワウソ発見 ツシマヤマネコ調査中「突然現れびっくり」(毎日新聞)
琉球大のチームはツシマヤマネコの調査で偶然見つけたらしい。映像からいってカワウソなのは間違いないそうだけど、問題はニホンカワウソかユーラシアカワウソかというとこ。ユーラシアは韓国にいっぱいいるし、韓国本土から30キロ離れた離島にもいるそうですから、韓国から50キロ離れた対馬にいてもおかしくないらしい。ふんを分析した結果ユーラシアカワウソのDNAを検出したそうだけど、その配列はニホンカワウソも共通の配列を持ってるそうだから結論はまだ先。ペットが逃げたという可能性もぬぐえきれませんし・・・。まあ、とにかく江戸時代にカワウソがいたという記録が対馬には残ってるそうです。
動物のDNAを調べて分かることって、その種のことばかりじゃないんですよ。
ハツカネズミのDNAから考える「日本人はどこからやってきたか」(財経新聞)
人の住居に住むハツカネズミをたどると、日本人がどこから来たか推測できるそうです。
日本人の由来なんてのは、ピュアな生物学というより人類学的なテーマと思われますが、まあ、たった4文字しかないDNA配列という暗号から我々はどこまで明らかにできるか、楽しみであります。役に立つ研究しかしちゃいけないなんてゆうてたら、何もかも面白くなくなって、役に立つ研究もでけんくなると思うよ。
ところで、いま実験動物として広く使われているマウスは、江戸時代に日本人がペットにしていたのが西洋に流れて研究に使われるようになったそうです。これもゲノムDNA配列から分かったお話し。
本日のおお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 賀茂鶴 特別本醸造
日照不足、今後1週間も=北海道から東海の太平洋側―沖縄・奄美は高温・気象庁
確か、夏に入る前の中期予報では、この夏は降水量は経年並みで気温は高めだとゆうてました。まあ、西日本では当たったようですが、北日本で「やませ」が吹くなんて方を当ててあげるのが気象庁の役目だと思うよ。
そして、明日は雨。
大ニュースだ。生きた野生カワウソの最後の目撃はうちの田舎の川、高知県須崎市の新荘川(上の写真はその上流の旧葉山村の新荘川)でした。それから38年。
長崎・対馬にカワウソ=国内で38年ぶり確認―琉球大
カワウソ発見 ツシマヤマネコ調査中「突然現れびっくり」(毎日新聞)
琉球大のチームはツシマヤマネコの調査で偶然見つけたらしい。映像からいってカワウソなのは間違いないそうだけど、問題はニホンカワウソかユーラシアカワウソかというとこ。ユーラシアは韓国にいっぱいいるし、韓国本土から30キロ離れた離島にもいるそうですから、韓国から50キロ離れた対馬にいてもおかしくないらしい。ふんを分析した結果ユーラシアカワウソのDNAを検出したそうだけど、その配列はニホンカワウソも共通の配列を持ってるそうだから結論はまだ先。ペットが逃げたという可能性もぬぐえきれませんし・・・。まあ、とにかく江戸時代にカワウソがいたという記録が対馬には残ってるそうです。
動物のDNAを調べて分かることって、その種のことばかりじゃないんですよ。
ハツカネズミのDNAから考える「日本人はどこからやってきたか」(財経新聞)
人の住居に住むハツカネズミをたどると、日本人がどこから来たか推測できるそうです。
〈以下引用〉
日本列島に生息するハツカネズミは、南アジア亜種系統と、北ユーラシア亜種系統の2系統があることは分かっていた。しかしその移入時期の詳細などは不明瞭であった。
〈中略〉
ハツカネズミは、約4,000年前に中国南部から、そして約2,000年前に朝鮮半島から、2度に渡り大規模に移入してきたと考えられる。研究グループの推論では、ハツカネズミが稲を食べることから、日本列島における稲作の伝来と強い関係があるのではないか、と見られている。
〈中略〉
中国南部、朝鮮半島のいずれのハツカネズミにも存在しないタイプの古いDNA配列が、北日本のハツカネズミのゲノムにのみ残っていたことが明らかになった。
これは、約4,000年前の中国南部からの移入よりもさらに古い時代(縄文後期以前)、南アジアのどこかからハツカネズミがヒトとともにやってきたことを意味する。
日本列島に生息するハツカネズミは、南アジア亜種系統と、北ユーラシア亜種系統の2系統があることは分かっていた。しかしその移入時期の詳細などは不明瞭であった。
〈中略〉
ハツカネズミは、約4,000年前に中国南部から、そして約2,000年前に朝鮮半島から、2度に渡り大規模に移入してきたと考えられる。研究グループの推論では、ハツカネズミが稲を食べることから、日本列島における稲作の伝来と強い関係があるのではないか、と見られている。
〈中略〉
中国南部、朝鮮半島のいずれのハツカネズミにも存在しないタイプの古いDNA配列が、北日本のハツカネズミのゲノムにのみ残っていたことが明らかになった。
これは、約4,000年前の中国南部からの移入よりもさらに古い時代(縄文後期以前)、南アジアのどこかからハツカネズミがヒトとともにやってきたことを意味する。
日本人の由来なんてのは、ピュアな生物学というより人類学的なテーマと思われますが、まあ、たった4文字しかないDNA配列という暗号から我々はどこまで明らかにできるか、楽しみであります。役に立つ研究しかしちゃいけないなんてゆうてたら、何もかも面白くなくなって、役に立つ研究もでけんくなると思うよ。
ところで、いま実験動物として広く使われているマウスは、江戸時代に日本人がペットにしていたのが西洋に流れて研究に使われるようになったそうです。これもゲノムDNA配列から分かったお話し。
本日のおお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 賀茂鶴 特別本醸造