遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

片付けることは自分を確認すること

2010-02-17 21:53:29 | 大学生活
来月、所属している研究所が新しい建物へ移転します。キャンパスも町中にあったところから山の中に造成した方へ移ります。段ボール箱に向こうへ持っていく身の回りのものをまとめているのですが、いろんなものが出てきて懐かしかったり、あきれたり、捨てるかどうか迷ったり、いろいろな感情がわき起こります。今はもう使わないのですが、昔O大を離れる時に研究室の助教授だった高田先生にいただいた万年筆がいつまでも捨てることが出来ません。彼の大切な形見になってます。直接指導を受けたわけではないのですが、同じ研究室にいて彼の研究者としての生き様や教育者としてのあり方に影響を受けなかったといえば嘘となります。引き出しの奥から出てきた万年筆を手にして、今の自分が彼に対して恥ずべきことはないか自問自答しました。
この業界の進歩はすごく速いので、2年前の本だと古くていらないものが続出します。逆にすごく古い書物でも重要で捨てられないものがあったりします。研究の基本やその歴史を語らなければいけない時に必要な内容を含んでいる本は捨てられないのですよ。むしろそういう内容の文書を電子化してネットで拾えれるようにしてくれていた方が親切だと思うのですが、どうしてもネット空間は新しい情報に偏っているので本をキープしておくことが大切だったりします。

ワサビの辛みで老化防止?=健康食品などに応用期待-中部大(時事通信) - goo ニュース
先日、静岡から来たせーのっさんにわさび漬けをいただきました。これで老化防止♪ ありがとー!!

本日のお酒:連峰白山
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