遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

つぶやきは災いの元

2014-08-18 23:45:22 | たわごと
さあ、普通の平日が始まりました。金土日と3日間、温泉+プールで1000M泳を繰り返しましたが、順調に体重が減りません・・・というか増えました。食生活でしょうか? 最近、ゴーヤを炒めて食ってるんですが、あかんのかなぁ。チャンプルーになんかしてません。卵も豆腐も使いませんよ。んなもん、ハイカロリーだから。単に炒めて食えばいいのです。苦瓜が苦いのはあたりまえで、それが美味いのにわざわざそれをぼやかす必要はありません。

最近、ツイッター絡みで面白い騒動がありました。ひとつは、高校野球でのピッチングに対する元アナウンサーのじいさんが文句を付けて、メジャーリーガーのダルビッシュに反論されるという件。
ダルビッシュ投手、西嶋投手の超スローボールを擁護 (THE WALL STREET JOURNAL)
一応日本語の記事にリンクつけときますが、原文は英語です。そう、「ダメとは言わないが、少なくとも投球術とは呼びたくない」と世迷い言をツイッターでつぶやいたことが、世界中に報道されたのです。つぶやいたのは元フジテレビのアナウンサーでスポーツ実況などを担当していた岩佐徹氏。

やりとりはこれ↓
岩佐氏「東海大四のピッチャーのスローカーブ…ダメとは言わないが、少なくとも、投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことやってると、世の中をなめた少年になって行きそうな気がするが。ハハハ」

ダルビッシュ投手「スローボールかスロカーブかが投球術ではないという話があると聞きました。自分としては一番難しい球だと思ってます。言ってる人はピッチャーやったことないんだろうなと思います^^;」

岩佐氏「言ったのは私です。甲子園で高校生が投げました。ボールが画面の上に消えていきました。ハハハ。彼はそんな球を投げなくても緩急がつけられる投手だし、「高校生だから」ということもあって。75歳でピッチャーやったことないですが難しいことは知ってます。ヒジ、お大事に。」

ダルビッシュ投手「生きてきた時代によってものの見方、捉え方は変わるので難しいですね。彼もせっかくの晴れ舞台ですから”魅せる”思いもあったと思います。」

岩佐という老人の大人としての程度の低さ、野球選手に対する敬意の無さ、『元』とはいえスポーツアナとしての自覚の無さはひどいですね。今頃、反省してツイッターの書き込みを削除したり、ブログで謝ったりしてますが、もう遅いです。甲子園大会が終わったら西嶋投手のところへ誤りにいってもいいとかゆうてます。そうじゃなくて、これを機会に消え去るべきなのです。不快なだけですから。

超スローボール騒動に西嶋「気にしない」(日刊スポーツ) - goo ニュース
その批判された試合で西嶋投手は12奪三振で勝ったのです。スポーツ選手としてはこれがすべて。勝てばいいというのではなくて、投手としてちゃんと試合を作って結果も出したということがです。安全なとこで口先だけで飯食ってる大人よりも、ずっと立派なことを成し遂げたのです。
「自分の投球スタイルで、勝つためにやっている。(周囲の評価は)気にしていない」と取材に答えたそうです。次の試合頑張ってほしい。

これもひどいツイートだと思う。
「アイヌ民族はもういない」札幌市議、ツイッターに(朝日新聞) - goo ニュース
ただ、金子議員はツイートを撤回する気はないそうです。議員として、どういう意見を持つのも自由ですが、それを政策遂行に活かせばいいのであって、ツイッターで垂れ流す必要はないはずです。もちろん、議論を起そうと能動的にツイッターを使ったのかもしれませんが、テレビニュースで逃げながらコメントしてるとこを見ると、「あんまし考えてなかったんだなぁ」という呆れた感覚しかもてません。そこら辺は、常に戦ってる橋下大阪市長とは役者が違いすぎます。先日、大阪でLINEで自爆した地方議員が話題になりました。結局のところ、日本でSNSは『馬鹿発見器』としてしか機能していないのがセツナイです。僕も気をつけよっと。

本日のお酒:YEBISU シルクエビス + 立山 特別本醸造
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