遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

Still Soaring, Still Rising!

2014-02-10 23:23:28 | アウトドア
夏の五輪の報道ってアメリカでも、"USA! USA!"ってゆーような感じなんですが、冬の五輪ではわりとフェアです。先日もどこの米国の一流紙でも男子滑降の勝者が伏兵のメイヤー選手(オーストリア)だったことがトップニュースでした。なんというか、アメリカ人って、欧州に対する憧れというか、尊敬というか、コンプレックスというか・・・なんかそんなもんを持ってるんです。最初から伝統と格式で勝てないというような。w それに、冬季五輪に興味を持つ読者層が圧倒的にインテリ側にシフトしてるんで、フェアに報道してくれるんですな。んで、そういったニューヨークタイムスで紹介されたソチ五輪話題の日本人選手はこのお方↓
At 41, Still Soaring, Still Rising (THE NEW YORK TIMES)
葛西NH8位「力入っちゃいますね」(日刊スポーツ) - goo ニュース
41歳の彼はソチ五輪はおろか、次の平昌(ピョンチャン)五輪まで出るつもりだと・・・彼のこの発言は真剣なのかリップサービスなのか分からないが、普通のジャンパーは30歳台で引退していくというのにライバル達とは倍の年齢で戦う彼の挑戦はけっして軽視できません。『まだ金メダルをとっていない』このことがソチでの彼のモチベーションの一部になっていると彼は答えたそうです。
以上、NYタイムスの記事を簡単に訳してみました。(^^

米国のマスコミの記事は、スポーツ選手、科学者、芸術家それぞれに対するリスペクトがしっかりしていていいです。日本のマスコミの記事は、知性のなさ、品のなさ、敬意のなさにうんざりします。

若い人がバンバン出てくることは絶対に必要ですが、年長者が譲るべきというのとはけっして違うのですよ。葛西選手を引退させるのは彼の年齢による老いや肉体の故障ではなく、彼を圧倒できる若者が出てきて引導を渡さなければなりません。彼が日本選手トップの成績で入賞している限りだめなんです。どっちも頑張ってほしいですがね。次は、ラージヒルで勝負!

それではとりあえず、日産GT-Rの開発責任者 水野和敏さんのお言葉をひとつ
「後継者は前任者と同じことをしてはならない」

最後に爽やかさをまったく感じない大人たちのにうす↓
リンガーハットと8番らーめん、資本提携へ(朝日新聞) - goo ニュース
先日、リンガーハットに買われちゃうというような情報が流れていましたが、『資本業務提携』だそうです。ハチバンの偉いさんが金沢で記者会見して、必死で対等だとゆうてました。株式のやり取りだけで4倍の差があるんですがねぇ。
わたしゃ、美味しいちゃんとしたちゃんぽんを金沢で食べれるようになってほしいと思ってるだけで、何の特徴のない平凡なラーメン屋が金沢にあろうがなかろうがどうでもいいです。すんません。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 銀嶺立山 純米
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