齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:少し心配。オレゴンに津波はあるのか。

2023-08-11 23:57:13 | アメリカ西部
2011年の東日本大震災以降、海辺のホテルに宿泊すると「万一、津波がきたら」と考えてしまう。

ちなみに東日本大震災のとき、米国西海岸には約9時間後に津波が到達し、死者も出ている。

また、ハワイには約7時間後に2~3メータの津波が到着している。津波の伝搬速度はジェット旅客機と同じだ。

今回の旅行では、オレゴンコーストの町、シーサイドとニューポートにそれぞれ一泊した。

ニューポートのホテルは、小高い丘の上にあり安心であったが、シーサイドのホテルは、海岸から200メートルほどの距離であり、万一の時はどう逃げるかと考えた。

オレゴン州の海岸には、前述の東日本大震災時の津波の他、1964年のアラスカ大地震の際も津波が到達している。

また、オレゴン州の沖合には、「カスケード沈み込み帯」という断層帯があり、地震の巣となっている。

<州立公園にあった地震に関する情報>


1700年1月26日にカスケード地震と呼ばれる大地震が発生し、これによる津波が北海道まで到達したことが地質調査で判明している。

という訳で、オレゴン州の海岸線は、津波要注意の場所で、津波注意の看板がああちこちにある他、山側に避難する経路も用意されていた。

<101号線沿いで頻繁に見かけた津波注意の看板>


避難経路は必ずしも公道ではなく、個人の敷地を通る経路などもあり、普段は閉鎖されているが、避難する際は使えるようだ。

日本では避難経路は用意されているのか、旅行者にも分かりやすくなっているか、今度、海沿いをドライブするときはチェックしてみよう。

<オレゴンコーストはリアス式海岸ではなく、遠浅の海のようなので津波の高さはそれほどでもないかもしれない>




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