齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

次は、私自身が被害者になったケースです。

2013-02-08 00:56:31 | 旅の安全
事件のあらましは、以下のとおりです。

****
米国ジョージア州アトランタにて、ダウンタウンで行われた展示会を見た後、15時頃近くにあったパソコンショップに入り、約20分後に出てきたところレンタカーの側面のガラスが割られ、トランクに入れておいた荷物が盗まれた。

荷物は見えないところに置けという鉄則は守り、トランクに入れておいたのだが。
***

何が悪かったのでしょうか。

パスポート、国際免許証、航空券、着替えが盗まれ、リカバリーが大変でした。先ず、警察を呼んで事件の処理。犯人逮捕は全く期待できない。レンタカーは交換してもらい、国際免許証なしで運転をさせてもらいました。「いいんですか」と確認しましたが、最初に貸し出したときに国際免許証があったからいいとのことでした。論理的ではあるが。

航空券は飛行場までレンタカーで行き、手数料を払って再発行。領事館に電話してパスポートの発行を依頼。着替えを一式そろえるのがこれまた大変でした。そもそも入れるカバンから買わなければなりませんでした。

何が悪かったか。ビジネススーツを着て、犯罪多発地域に入ったことが失敗の原因です。外務省のHPを見れば、アトランタの一部地域の犯罪発生率が際立って高いことが分かります。昼間でも荒っぽい手口で盗んでいくのです。万一、盗んでる最中にショップから出ていったら撃たれたかもしれませんね。油断大敵です。

さて、昨日の質問の回答はいかがでしょうか。

ルーマニアに行った女性は、メール等で訪問先の人とコミュニケーションを取り、好感を抱いていたようです。彼女でなくとも一般的に日本人はヨーロッパの国々に対して、先進国で歴史もあり、豊かで安全といったイメージを抱いていると思います。

しかし、国によって大違いです。ルーマニアの空港や駅は犯罪多発地帯です。外務省のホームページにも掲載されています。日本人の男性も白昼、強盗にあっています。特に、彼女の場合は、夜到着し、バスで鉄道の駅まで移動して、夜行列車で訪問先の町まで行く予定とのことでした。初めての国に夜到着し、現地の人の迎えもなく、夜中に移動。大変危険です。このようなプランを作った斡旋業者にも責任がありますね。

私も何百回と出張をしていますが、夜の到着や移動は極力避けています。どうしても避けられない時は、空港からの移動手段を事前に確保しておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年、ルーマニアで起きた事件は防げたでしょうか?

2013-02-07 03:13:14 | 旅の安全
事件のあらましは、以下のとおりです。

***
ルーマニアの首都ブカレストの郊外で、日本人女性が殺害された。ルーマニアの警察が殺人事件として捜査を進めた結果、目撃情報などを基に、26歳のルーマニア人の男を殺人の疑いで逮捕した。現地の日本大使館によると、女性は、ルーマニア南西部のクライオバで日本語を教えるボランティア活動に参加するため、8月15日にブカレストの空港に夜到着。警察は、空港の監視カメラの映像などから、容疑者の男が女性と同じタクシーに乗る様子を確認しており、犯行の状況や動機などについて男を取り調べている。
***

さて、どうですか。何が一番問題だったのでしょうか。それが分からないと、あなた自身も危険な目にあうことになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安全を脅かす要因にはどのようなものがありますか。最低、10項目はあげてください。

2013-02-07 03:04:12 | 旅の安全
答えは、以下のとおりです。もちろん、これ意外にもあるかもしれません。

・犯罪・テロ・政情不安:殺人、強盗、強姦、住居侵入、窃盗、売買春、賭博、違法薬物、爆弾テロ、反政府行動など

・自然災害・事故:洪水、交通事故、火災など

・健康:病気‐デング熱・マラリア・住血吸虫病・HIV・狂犬病・消化器系感染症、不衛生など

・風俗・習慣:政権批判、宗教批判、叱責など

・ユニークな法律:喫煙、ガム、道路横断、ポイ捨て、猥褻図書、輸入制限品など

・その他:写真撮影、旅行制限、政治活動、機密漏えい行為、宗教活動など

米国に家族を連れて赴任していたときは、家族の安全がいつも心配でした。強盗が入らないか、子供が誘拐されないか、などです。日本では気にしなくていいことを気にしなければなりません。

海外に住むということは、上記のようなリスクをどうマネージするかということでもあります。それでも海外に滞在したいですか。私はしたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週刊「東洋経済」2月9日号-「海外移住&投資」を読んで。やはり「平和ボケ」。「価値観の相違」が心配?

2013-02-06 12:26:51 | ロングステイ情報
週刊「東洋経済」2月9日号-「海外移住&投資」のデータを一つ紹介します。海外で暮らす目的は、ローコストでの生活のエンジョイ・親の介護・子供の教育など多様化していますが、不安の中身は以下のとおりとのことです。



やはり、健康が一番ですね。長期滞在の場合は、薬を日本から持参する、病院がある町に住む、保険に入いることが、最低限すべきことですね。タイやマレーシアでは日本と同等レベルの医療設備の病院が多数あるようです。

事故や天災は、日本にいても同じですから、同様の心構えであれば問題ありませんね。例えば、海の近くに滞在する場合は、津波対策として高い建物がどこにあるか確認しておくなどです。

言葉に関しては、現地語での挨拶は、マナーとして習得すべきと考えます。それだけでも現地の人との打ち解け具合が大分異なります。

次が泥棒ですか。アンケートに「犯罪」ではなく、「泥棒」という項目を作った理由が分かりません。こそ泥程度はどこにでもいると思います。ジーパンのお尻のポケットに財布を入れていてすられた話は、何回も聞いていますが、すってくださいと言っているようなものですから、平和ボケの日本人、しょうがないですね。性悪説で行動するのが原則です。

「価値観の違い」が次にありますが、「価値観の違い」を学び、楽しむくらいの気持ちがないのなら、海外生活はやめた方がいいでしょう。

このアンケートに関わらず、日本人の平和ボケが目立ちます。大切な命を亡くさないよう、一度、安全教育を受けてから海外に行きましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週刊「東洋経済」2月9日号-「海外移住&投資」を読んで。それはフィリピンのせいですか?

2013-02-05 18:28:26 | フィリピンの生活情報
今週発売された東洋経済の『「海外移住&投資」「脱ニッポン」という選択』は、データや事例も豊富で、このブロブを見に来る方々にとっては少し参考になるかと思います。

特に、年間収支表の作成は、年金と退職金という限られた資金の方が、海外生活を安心しておくるためのベースになると考えます。



私からのアドバイスは、

・長期の滞在の前に複数回、短期で過ごしてみて、現地の生活を見る目を養うこと。バラ色に見えているうちは危険です。2回・3回と滞在を重ねるごとに、楽しいこと、嫌なことも見えてきます。悪い点も見た上で長期滞在や移住を決めましょう。
・安全に関する情報は、外務省のホームページ等で事前に収集し、現地でも感度を研ぎ澄ますこと。多くの国では安全な地域と危険な地域は分かれています。事前情報と見分ける感覚が必要です。
・医療費は高額な負担になる可能性が大きいので保険等に入っておくことが必須です。それなしでは一瞬にして退職金がなくなることもありえます。クレジットカードに保険が付いている場合もあります。要チェック。
・「現地に滞在させていただいている」という感謝の気持ちを忘れないで、現地に迷惑をかけないようにすること。

また、同紙にフィリピンの見出しがありました。



『日本を捨てた男たち』の著者水谷竹秀のレポートです。フィリピンにもっとも「困窮邦人」が多いという記事です。データとしては、正しいですが、日本のパブなどでフィリピン人の女性と知り合う機会が他の国の女性よりも多いことに起因しているのであって、フィリピン人女性に悪い人が多いわけではありません。逆に、困窮邦人がフィリピンの親切な方々から食事の世話などをしてもらっているのも事実で感謝すべきです。

騙される男は、どの国の女性と付き合っても騙されるというのが結論。日本でも。

『「現地に滞在させていただいている」という感謝の気持ちを忘れないで、現地に迷惑をかけないようにすること』を肝に銘じてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする