途中犬山城下町の旧家磯部家住宅に入って見ます
”起り屋根”
母屋天井は天井が低く、正面側のみ部屋が作られ
背面は屋根裏になっています
この様な造りは犬山ではハンコ二階と呼んでいます
又屋根はカマボコ状に膨らみを持たせた”起り屋根むくりやね”で
犬山の町家では唯一です

磯部家は江戸時代から”柏屋”の屋号で手広く呉服商を営んでいた商家です

建物は、幕末から明治初期に建築されたもので
その後数度の改修が施され、平成16年に磯部家から市に寄贈されました

座敷

土蔵に通じる道

土蔵の外壁は目地の漆喰カマボコ状に盛りあがる”なまこ壁”
という工法で仕上げられています

奥には、奥土蔵があります、今は展示場に使っています

表座敷

弁柄色の赤壁
廊下北側には渡り廊下があり、客便所と表座敷を通じていて
廊下壁は弁柄色の赤壁です


城下町を過ぎると、国宝の犬山城が見えてきます
