心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

なぜ人は心を患うのか?罪と心の関係

2018年10月12日 | 精神科看護

人は、生きていれば失敗します。

そして、挫折をして、それでも乗り越えて、心身ともに成長していきます。

精神疾患の発症は、未だに医療は解明できていません。

最近では、適応障害といった神経症圏もなぜか精神疾患に仲間入りし始めたため

「心のエネルギー不足」と言われたり、「自尊感情を否定されて活動意欲が奪われる」などが理由として多いと感じます。

そして、薬害の影響も無視することはできません。

麻薬や覚せい剤、アルコールと同じような効果を持つ薬が平気で処方されているのです。

しかし、私たちが心を病む理由はもっと別のところにあるような気がします。

それは、目的なしに旅に出て、トラブルが続くと、「手持ち資金も少なく、行く先が分かっていない旅行は嫌だ」と限界に達してしまうからではないかと思うのです。

「もう頑張れない」

「頑張る意欲が湧かない」

「寝ても覚めても、会社の事ばかり考えてしまう」

といったような考えが頭の中を支配し始めたら、抜け出せなくなるのです。

現代の若者が抱える考え方に、「失敗したくない」という思いが強いという記事がありましたので転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・「仕事の失敗、重要だけど嫌」=新入社員の意識調査―民間会社 9/27(木) 4:16配信 時事通信)

 仕事上の失敗は学べることも多く重要だが、失敗はやっぱり嫌―。

 新入社員の考え方について、こんな傾向が強いことが27日、人材育成支援などを手掛ける日本能率協会マネジメントセンター(東京都中央区)の調査で分かった。

 調査は6月、2017、18年に入社した社員391人らを対象に実施した。

 「失敗から学ぶことは多く、恐れず仕事に取り組むことは大切か」との質問には、71.9%の新入社員が「そう思う」と回答する一方、「仕事で失敗したくないか」との問いにも、82.9%が「そう思う」と答えた。

 1999~2003年入社の「氷河期」組の回答は、それぞれ76.1%、70.1%だった。同社は「新入社員が、仕事の失敗は大切と頭では分かりつつも、失敗を恐れ、挑戦に踏み出しにくい様子が分かる」と分析している。

 調査では、自身の成長への考え方ついても質問。「業務の負荷や労働時間が増えても挑戦したい」(60.6%)が、「無理のない範囲で取り組む」(39.4%)を大きく上回り、強い成長意欲を持つ割合が高いことも分かった。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

失敗する側のプライドの高さ。

そして、失敗された側の上司、教育者側の立場。

それぞれ違います。

問題は失敗の仕方にあり、失敗という結果だけを責めてもしかたありません。

「経験させている」のなら上司の責任です。

ですから、失敗する人、繰り返す人は、配置換えするしかないと考えるのはまっとうな考え方です。(本人が遺留したいと言わない限り)

私は仕事は「自分がやりたいこと」をやらなくてはならないと思います。

しかし、世の中には自分がやりたいことを仕事にできる人はまだまだ少ないです。

それよりも、「楽して儲けること」ばかりが横行しています。

「楽して儲けること」が流行しています。

「稼いだお金で贅沢するため」なのでしょうか?

 

ここで心の病について話を戻します。

私たちの「こころ」は一体どこにあるのかわかりますか?

心臓の位置を指す人もいれば、脳つまり頭を指す人がいます。

答えは「脳」つまり頭に私たちの「こころ」が存在します。

では、私たちの「こころ」から感情や発想といった「考え」「意思」が湧き出てきます。

そして、その「考え」が人それぞれ違います。

それはなぜでしょうか?

明らかに、「こころ」を支配している、「こころ」に影響を与えている何者かが存在するとは思いませんか?

「こころ」を支配するものは、目に見えません。

ですから、目に見えないものの話をすると「こいつ幻覚が見えている」とか「こいつ幻聴聞こえている」「妄想おつ」など馬鹿にされ、精神疾患にされてしまいます。

しかし実際には、私たちはwifiや電磁波など、いわゆる虚数の世界によっても、生活の恩恵を受けているとは思いませんか?

 

つまり、「目に見えないものが存在している」のにも関わらず、「目に見えないものの話をするとキチガイ扱い」されてしまいます。

これは「唯物論」「無神論」の話になりますので、今回は割愛します。

つまり、話を戻しますが、私たちの「考え」や「意思」を支配している場所があるのです。

実は、それが現代では「常識」であり、「常識」を作り出すのが「文化」であり、文化やトレンドを創り出すのが「メディア」=「テレビ」なのです。

つまり私たちの頭の中、脳は「テレビ」によって支配されてしまっています。

法律以外の部分に関する、不文律とよばれる慣習やマナー、そして価値観はテレビから影響を受けています。

そして、テレビを作っている人たちは誰からの資金でテレビ番組を制作しているのでしょうか?

なぜ、芸能人歌手など、テレビ業界で働いている人は沢山の年収を稼ぎ、派手な生活ができるのでしょうか?

マスコミにだまされないために、虚構に満ちたマスコミの嘘と裏を知ろう!ポチは見た。」からマスコミ、テレビ業界についての記事を転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(マスコミってなんだ? マスコミの正体とは


 おいらがこのHPを作っていると、ご主人様はいつも怒るんだ。「はやく次の原稿書けよな」って。でもおいらは駄犬だから、パソコンを使うのも上手じゃなくて、なかなか次の章に進むことができない。「それじゃあ、いつまでたっても最終章になんかたどりつけやしないぞ」っとご主人はイヤミで笑う。しかたないから、おいら、最終章を先に書くことにするよ。

 なんでこんな章を書きたかったかというと、これこそが、ご主人様とおいらのいちばん伝えたいことだったんだ。これを読んで、みんなも、マスコミに対しての正しい認識をもって欲しいんだワン。

 まず、人間の世の中には、テレビとかラジオとか、新聞とか雑誌とか、いわゆるマスメディアっていうものがあるよね。これっていったいなんだと思う?

 「世の中の正しい姿を伝える道具かな?」ある若者はそういうんだ。
「みんなのための娯楽のひとつかしら?」別の女性は答えたんだ。

でもね、答えは全然違うんだワン。

では、「マスコミってなに?」という質問の正しい答えは、「広告・宣伝媒体」だということなんだワン。

 そう、業界ではメディアのことを「媒体(ばいたい)」って言っていて、テレビも「媒体」、ラジオも「媒体」、雑誌も「媒体」、新聞だって「媒体」ってわけ。そして、なんの「媒体」かというと、「広告・宣伝をのっけるための」媒体だということ。あっ、NHKだけは別ね。

 世の中にはたくさんの「売りたいモノ」がある。そして、それを売るためには「広告宣伝」が必要だというわけ。なら、その「広告宣伝をするための道具を作ってしまいましょう」ということで、そのためにテレビやラジオや雑誌が登場したというわけなのだワン。

 街角に看板が立っているよね。「ペットフードなら○○へ」とか、「歯が痛くなったら××歯科へ」みたいなやつ。また、たまに家にチラシが入るよね。「おいしいピザはドレミピザ!」なんてね。テレビやラジオや雑誌や新聞は、あくまでもあの一種にすぎないんだワン。街角の看板は、見る人もそんなに多くないし、チラシはまくのが大変だ。だから、もっと効率よく広告・宣伝をする方法はないか?って生まれたのが、テレビやラジオや雑誌なんだよ。(読むべし→あるある大事典のニセ実験と洗脳、カリスマDJにだまされるな)

 まぁ、よく考えたらヘンな話だよねぇ。広告を見る道具を買うために、みんなは何万円も払っているんだから。そして夕食後に家族団らんしながら、広告を見ているんだから。おいらみたいな犬にとっちゃ、テレビなんかタダでも欲しくないんだけどね。

 ところが、この事実を多くの人間たちが忘れてしまっているのでござる。…というか、ご主人様さえも昔は気づいていなかったらしい。小さい頃からテレビやラジオや雑誌があって、それを見たり読んだりすることが娯楽だと思って育ってしまった現代の人間たち。すると、いつのまにかテレビや雑誌は「自分たちを楽しましてくれるステキなものだ」と思いこまされて、生活に深く浸透してしまっていたんだワン。今や人間たちにとって、テレビがない毎日なんて考えられないだろう? まぁ、一種の洗脳だぁね。

 「洗脳なんて大げさな!」と笑う人は、一度ためしに、一日中テレビを見ないで過ごしてみるといいよ。きっと、なんか物足りなかったり、不安になってしまうはずだ。そして、なんとなく自分が世の中から取り残されたような気がしてしまうはず。そのうち寂しくなって、ついテレビのスイッチを入れてしまうはず。それこそ洗脳そのものだよ。

 そして、みんなはちょっとした娯楽の提供と引き替えに、大量の広告・宣伝を無理矢理見せられているわけだワン。

当然、そこで伝えられている内容なんて、偏っていてウソばっかりなのはあたりまえ。

広告主に都合が悪い内容は出さないし、広告主が喜ぶ内容をでっちあげられている。さらに、おもしろくないモノをおもしろく見せ、ないものをあるように見せる。なんたって、作ってる人が、いいかげんなやつらばっかりなんだから。でも、そんな嘘つきのテレビ君たちに文句を言うのはおかしい。だって、みんな「タダで」情報をもらったり、楽しませてもらってるんだよ。それこそムシのいい話でござるよ。

 テレビなんて、一応それらしくニュース番組なんてやっちゃって、まるで「僕たちは真実を伝える道具です」のようなフリをしてるけど、もちろん本音は「この広告を見て下さい。モノを買って下さい」なんだから。 そうそう、よくテレビに向かって「CMが多すぎる!」とかいって文句を言う人がいるけど、あれは、間違ってるんだワン。だって、テレビは「CMを見せるための道具」なんだからさ。たくさんCMが出れば出るほど、その本来の姿なんだもの。

 そもそも、マスコミが真実を追究したり、人のためになるようなことをする必要や義務なんて、まったくないのだワン。

彼らは公務員じゃないんだから、商売でやってるんだから、人のためにつくすイワレなんて、これっポチもないのである。

個人の会社がお金儲けの手段として、テレビやラジオや雑誌やら新聞やらという道具を使っているだけなんだもの。

そんなところに、真実を期待する方がおかしいんだワン。もし、それがいやなら、みんなでお金を出し合うなり、税金を投入するなりして、公的な機関をつくってやってもらわなきゃダメなのでござるよ(ほんとはその役割がNHKなんだろうけどね)。

 人間の世界では、よく先生や親が「新聞を読みなさい」なんて言うらしいけど、…それはもちろん大切なことでもあるけど…、同時にとっても危険なことなんだよ。だって、新聞ってのは「単なる誰かの商売道具」なんだから。そんなものを信じちゃっていいのかなぁ? おまけに新聞には「新聞にのるようなことしか書いてない」んだからね。ほんとは、新聞に載らないようなことにも、大切なことはたくさんあるんだよ。おまけに新聞がウソを書いていることだってあるんだ。でもみんなは「新聞は正しい」と思っていて、「新聞に載ってないようなことなら大したことじゃないんだろうな」なんて、安心しちゃってるワン。

 それでも昔はね、マスコミ人というのは気骨があって、新聞君なんかは「ペンは剣より強し」なんていっちゃって、圧力には屈せず真実を伝えることが使命だと思っている人も多かったんだ。ところが、世の中が平和になっちゃうと、そんなことは忘れて、お金儲けばっかり考えるやつらばっかりになっちゃった。いや、それより世の中のしくみが巧妙になったんだろうね。あからさまな情報操作なんてすぐにバレちゃうから、だます方も上手になったというべきなのかな? もちろん、マスコミの世界すべてがそうじゃない。がんばって真実を伝えている人もいるし、いい番組や雑誌や本もあるワン。でも、普通のきみたちには、どれが正しくて、どれが正しくないか、見分けがつかないでしょ?

 もし、「自分は物知りだ」と思っている人間君は、一度振り返ってみて欲しいワン。じつは、自分が得た知識って、ほとんどがテレビや本など、マスコミを通して知ったものばかりのはず(最近はインターネットも多いらしいね)。

自分のもっている知識のうちの何パーセントが、自分が実際に見たり体験したりして得た知識だい? 

じつはそのほとんどは、実際に自分で見聞きしたモノじゃないでしょ? おいらは犬だから、実際に散歩に出て自分が見た風景や、匂いなんかが自分の知識になっているけれど、人間君はそうじゃないはず。それってとっても危険なことじゃないかなぁ? 

だって、嘘つきたちのいうことを信じちゃってるんだから。

 じつはね、おいら、ご主人と一緒に暮らしているせいで、ここに書いたことの100倍もの、マスコミや世の中の色々なウソや隠れた真実を知っているんだワン。

やばすぎてここには書けないようなものも、たくさんあるでござるよ。でも……それらすべてを君たち人間クンに伝えることは、残念ながらできないんだワン。

 だから……、おいらの願いは、みんなももうちょっと賢くなって、世の中をじっくり観察してほしいんだワン。もっと自分の目で色々見て、自分自身で体験して、自分の力で確かめて欲しいんだワン。

その上で、自分の意見をもって欲しいのでござるよ。誰かが言ってることをそのまま信じちゃうんじゃなくて、自分の目で見て欲しいのでござるよ。少なくともマスコミに登場している物事がすべてで、真実だとは思わないことだワン。彼らが言わないことやウソはたくさんあるんだ。そして、マスコミに登場する音楽も、服の流行も、世の中のブームも、すべてが「なにかを売るために巧妙に作られたモノ」だということを忘れないで欲しいんだワン。世の中のほとんどの人は、そんなマスコミに知らず知らずのうちに踊らされて人生を過ごしてるってことも……。

 それこそが、おいらが最後に言いたかったことなんだワン!
あっ、ご主人様が帰ってきたワンワン。じゃ、ちょっと散歩に行ってくるワンワンワン!!

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「洗脳なんて大げさな!」と笑う人は、一度ためしに、一日中テレビを見ないで過ごしてみるといいよ。きっと、なんか物足りなかったり、不安になってしまうはずだ。そして、なんとなく自分が世の中から取り残されたような気がしてしまうはず。そのうち寂しくなって、ついテレビのスイッチを入れてしまうはず。それこそ洗脳そのものだよ。

とあるように、現代人はテレビから流される娯楽なしでは生きていけません。

テレビから流されるのは、スポンサー企業と呼ばれる広告主の商品のイメージアップに関する番組、CМで、スポンサー企業に対してのネガティブ情報はほとんどと言っていいほど流されません。

つまり私たちはテレビの考える「善悪」で物事を判断しており、その善悪を決めるのは大企業、スポンサー企業です。

大企業や政府が都合よく考えている、真実からかけはなれた「嘘の世界」を目(視覚)を通して「脳」に取り込んでおり、その脳が私たちの価値観となり、「意思」「考え」を産出すことになっているのです。

私たちは知らず知らずのうちに「テレビやメディアが娯楽と一緒にセットで発信してくる情報」を目と耳を通して「脳」取り込んでいるのです。

さらにメディアの洗脳工作について見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・(車雑誌のレビュー記事にだまされるな!)


 ポチのご主人様はクルマずきでござる。いつもおいらを自慢の愛車に乗せてドライブに連れて行ってくれるんだけど、その愛車ときたら、羽がついていたりなんだかあやしげな装置がついていたりと、ちょっとヘンなのだ。そういうご主人のような人種を、世間では「マニア」って呼ぶらしい。おいらにはそんなのどっちでもいいんだけどね。クルマなんて走ればいいんだからさ。

 さて、そんなご主人がいつも読んでいるのがクルマ雑誌。食後にテレビを見ながら、ご主人様はペラペラとページをめくり、それをおいらは横目で見ているのがお決まりだ。そしてそんなとき、ご主人様は必ず言うのだ。「ポチ、だまされるんじゃないぞ」と。なんでも、クルマ雑誌の記事、とくに製品を紹介するレビュー記事というのは、嘘ばっかりらしい。

 「たとえばこれを見てみろ」と、ご主人。見ると「ワンワンタイヤから新製品が発売!」と書いてある。そして、記事を読んでみると、なかなかよさそうなタイヤなのだワン。「それならこんどはこのタイヤにすれば?」とおいらが言うと、ご主人は顔をしかめる。「隣のページをよく見てみろよ」

 さっそく、おいらが隣のページを見てみると、そこにはワンワンタイヤの新製品の広告だ。「お、タイムリーだね。でもそれがどうしたの?」とご主人に尋ねると、ご主人はまたしても言った。「ポチのバカっ!」

 「よく聞け、ポチよ」とご主人様は語り出した。「この記事はワンワンタイヤを持ち上げる提灯記事なんだよ。悪いことなんて書きゃしないよ」と主人。「その証拠が隣のページの広告さ。クルマ雑誌の編集部は、広告が欲しいからそんな記事を書いているのさ」

 ご主人いわく、そもそも雑誌というのは、広告を入れてもらわないとやっていけないのだという。おいらも、雑誌というのは、雑誌を買った人の代金で作られているのかと思っていたが、じつはそうではないんだワン。今どき、雑誌の売り上げ金なんて、流通費や印刷費もまかなえないぐらい微々たるもの。では、その他の「雑誌を作る経費」は、どうやってまかなうのか? それは、雑誌に入る広告料がほとんどを占めるわけだ。だから、雑誌を作る人たちとしても、その雑誌にいかに広告がたくさんはいるかが、死活問題なわけ

 もちろん本来は、みんなの役に立つステキな記事をたくさん作れば、雑誌を買ってくれる人も増えるから、結果として広告を入れようと言う広告主さんも増えるはずだった。ところが、雑誌の数が増えるにつれて、いつの頃からかその思想が逆転しちゃったんだ。「広告主さんを喜ばせる記事を書けば、広告がたくさん入るんだ」って。

「それって本末転倒だワン!」と、怒りでしっぽが震えるおいら。「ってことは、雑誌を買うってことは、広告を買わされてることになるわけじゃない?」

 「そのとおりさ」とご主人。バブルの頃はよく言われていたよ、「雑誌が一冊も売れなくても、広告費で元が取れる」ってね。

 さすがに今はそんなことはないらしいけどさ。でも、基本的には編集君はいつも考えている。

「どうやったらたくさん広告が入るだろう?」

「どうやったら広告主さんが喜んでくれるだろう」

ってね。そんな編集君たちの頭の中には、広告主さんを喜ばせることしか頭にないから、色々なずるい手を使うらしい。記事で広告主をほめたり、記事に見せかけた広告を作ったり……。さっきのクルマ雑誌であった「その商品を紹介する記事の隣に、その商品の広告が入る」ってのは、その典型らしい。「それは最近流行している手法だよ。どんな雑誌でもよく見かけるね」とご主人。結局、いかに読者をだますか?ってことが、彼らの腕の見せ所なのだワン。

 「時期によって雑誌が厚くなったり薄くなったりする就職情報誌、記事よりも広告の方が多いパソコン雑誌。みんなそうさ。とくに自動車雑誌はひどいと思うけどね」とご主人は言う。なんでも、雑誌の巻頭の数ページだけが通常の取材記事で、あとの残りの大半が、広告と、広告主を持ち上げる記事だけでできている自動車雑誌もあるという(それでいて一冊1000円以上もするらしい)。そして、みんなはそれを知らずに自動車雑誌を読まされて、商品を買わされているらしいのだワン。

 「さらにひどいのがこれだ。これを見てみろよ」と、ご主人が見せてくれたクルマ雑誌を見てみる。すると「貼るだけでエンジンは快調!」「これをつければ馬力アップ!」と、なにやらすごい製品がたくさん載っている。「すごいワン。これなんか『飲むだけで馬力アップ』って書いてあるワン!」と、おいら。「これを飲めば、ご主人さまのクルマだってスーパーカーになるんじゃ??」

 すると「アホ。それはファイト一発トレビアンドリンクの広告だろ!」とご主人。「ま、それは別として、ここに書いてあるどの部品を買ったって、クルマにはなにひとついいことなんてないんだよ」とご主人は説明してくれた。なんでもご主人の知り合いには有名なクルマの専門家がいて、こんな製品ちーとも効かないゾ!って、いつも言ってるらしい。でも、その人も、車雑誌に記事を書くときは、そんなことひとことも書かないのだ。

「クルマ雑誌は、こういう広告を出してくれるメーカーさんのおかげで成り立ってるからな。そんなことは口が裂けても言えないんだよ」とご主人。だから、こんな広告を見てその気になっちゃうかわいそうな人が、たくさんいるらしいのだワン。おまけに大きな声では言えない内緒の話らしいけど、なかにはつけると逆にエンジンの性能が落ちてしまう部品さえ少なくないらしい。でも人間くんたちの中には、車雑誌の広告にだまされて、そんな部品を高いお金を出して、喜んでいい気になってる人が、たーくさんいるらしいんだワン。人間ってかわいそう……。

 なんだか腹が立つけど、それがマスコミ業界ってもんなんだね。おいらもこれから、おいしそうなドッグフードが載っている本を読むときは、気をつけるようにするワンワン!!
でもさ、ご主人ったら、そんなウソばっかりのクルマ雑誌なら、読まなきゃいいんじゃないかなぁ?

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

「雑誌が一冊も売れなくても、広告費で元が取れる」とはうまく表現しています。

広告主=スポンサー企業がなければ成り立たないメディア出版業界、しかし、これまたその広告宣伝費が”莫大”なため、メディア業界はその利権から離れることができません。

広告宣伝費を参考情報でまとめてあるサイトがありましたので転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・(【保存版】あの広告の掲載料はいくら?広告料金の相場40選 2015.08.18  Post by MML編集部)

マスコミ四媒体(新聞、雑誌、テレビCM、ラジオCM)
交通広告(駅、新幹線、バス、タクシー、空港、船)
動く媒体(飛行船、アドバルーン、車、自転車、ちんどん屋)
屋外広告(大型ビジョン、野球場、競技場、動物園、駐車場、電柱)
その他プロモーション媒体(折込チラシ、ティッシュ、DM、展示会、映画館など)

新聞


毎日自宅へ届けられる新聞。10年前から購読者数も年々減少していますが、それでも新聞による媒体の影響力は計りしれません。

読売新聞 163,000円(朝刊、全国通し料金)
朝日新聞 156,000円(朝刊、全国版記事下基本料金)
毎日新聞 108,000円(朝刊、全国版記事下基本料金)
産経新聞 55,000円(朝刊、記事下基本料金)
日本経済新聞 45,700円(朝刊、記事下基本料金)
※注釈:1cm×1段あたりの金額です。

■媒体資料
http://adv.yomiuri.co.jp/yomiuri/rate/
https://adv.asahi.com/ad_info/media_kit/
http://macs.mainichi.co.jp/price/
http://www.sankei-ad-info.com/price/
http://adweb.nikkei.co.jp/paper/

雑誌


現在の旬なトレンドや専門業界の動向など常に話題を提供されている一般紙や専門誌。どの雑誌もなんらかのテーマや狙っているターゲット層を持っているので、それにマッチする広告を掲載するとさらに効果がアップしそうです。

an・an 2,000,000円(4C1P)
AneCan 1,800,000円(4C1P)
日経TRENDY 1,800,000円(4C1P)
週刊ダイヤモンド 1,300,000円(4C1P)
月刊宣伝会議 750,000円(4C1P)
■媒体資料
http://www.hrks.jp/ad_index.html

テレビCM
いつも見ているドラマやニュース番組、ドキュメンタリーの合間に放送されるテレビCM。商品のメリットを映像または音声で効果的に伝えられる代表的な媒体です。実施時期や時間帯、放送される番組によって料金が変わってきます。

日本テレビ 400,000~750,000円(目安:15秒×1本、制作費等別)
テレビ東京 200,000~300,000円(目安:15秒×1本、制作費等別)
中京テレビ 100,000~125,000円(目安:15秒×1本、制作費等別)
読売テレビ 150,000~250,000円(目安:15秒×1本、制作費等別)
東京MXテレビ 40,000円(目安:15秒×1本、制作費等別)
※注釈:テレビCM(スポットCM)の料金体系は、発注金額から延べ視聴率(GRP)を割った「パーコスト」という指標で算出されます。1GRP単価は一般に在京キー局で10万円程度のため、視聴率10%の番組で1回CMを流すと100万円かかる計算となります。また、広告を覚えて行動してもらうためには3回程度は見てもらうセオリーも存在するそうです。

■媒体資料
https://www.kokoku-direct.jp/massmedia/tvcm/

ラジオCM
ドライブ中や何かの作業中に聞かれるラジオは、音楽と会話を楽しむ媒体です。ラジオCMにおいても音声で流されるため、紙媒体のように見逃す率は大幅に減少するものだと思います。

TBSラジオ 65,000円(目安:20秒×1本、制作費別)
FM東京 70,000円(目安:20秒×1本、制作費別)
東海ラジオ 30,000円(目安:20秒×1本、制作費別)
毎日放送 42,000円(目安:20秒×1本、制作費別)
九州朝日放送 22,000円(目安:20秒×1本、制作費別)
■媒体資料
https://www.kokoku-direct.jp/massmedia/radiocm/

交通広告

駅・ホーム
JRや都営地下鉄などを歩くと目に入るポスターや映像広告。乗降客数や掲載場所によって料金は変わってきますが、具体的には以下のような料金で掲載できます。

ホーム向かい駅看板セット 12,000,000円(1か月:山手線、17駅×20面)
ホーム向かい駅看板 1,320,000円(1年:JR品川駅、電飾看板)
トレインチャンネル 1,100,000円(7日:中央線快速、15秒×4本)
ホームドアステッカー 1,000,000円(1か月:地下鉄三田線S・1等級駅)
駅ポスター 84,000円(7日:首都圏S駅ランク、B0サイズ)
駅ばりポスター 60,000円(7日:都営地下鉄S等級駅、B0サイズ)
自動改札ステッカー 5,500円(1か月:都営地下鉄S等級駅)
車内ガイド放送 150,000円~(1か月:谷町線 阿倍野駅)
■媒体資料
http://www.jeki.co.jp/transit/mediaguide/lineup/
http://www.oricom.co.jp/special/ryokin/
http://www.3aaa.co.jp/traffic/station.html
http://www.osaka-metro.co.jp/advertisement/osaka_city_subway/vehicles_media/

新幹線・ホーム
日本の大動脈を走る新幹線。通勤や出勤、帰省帰りなどで利用される新幹線はビジネスマンの利用者が多く、どこかを眺めているシーンも出てくる空間です。その空間に掲示する広告は、どの広告よりも比較的注目度がアップする場所といえます。

電光文字広告セット 6,900,000円~(1年:1回につき2度表示)
新幹線デッキ額面 2,300,000円~(1か月:1,200枚掲示、Eセット)
喫煙ルームステッカー 2,200,000円(1か月:1,000枚掲示、Bセット)
■媒体資料
http://www.oricom.co.jp/special/transit/

都バス・市営バス
市役所や病院、コミュニティセンター、スーパーなど地域の主要な場所をつなぐバスは、電車では太刀打ちできないほどに小回りのきく交通機関です。それらを利用する人に、地域に根差した商品・サービスをアピールできます。

都バス フルラッピング 80,000円~(1か月:Cランク、1台)
都バス 車内広告 窓上ポスター 13,000円~(7日:新宿営業所、33枚)
都バス 車内広告 ステッカー 14,000円~(7日:新宿営業所、33枚)
横浜市営バス 案内放送 20,000円~(1年:D地区、1日200本未満)
横浜市営バス LED広告 20,000円~(1年:D地区、1日200本未満)
■媒体資料
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/other/kanren/ad/
http://www.asahi-ad.co.jp/media/

野球場
プロ野球や高校野球で毎回、熱戦を繰り広げている野球場。テレビでも放映される回数が多く、注目の高いエリアとなっています。

大阪ドーム 外野フェンス 40,000,000円~
大阪ドーム カメラマン席フェンス 30,000,000円
甲子園球場 内野フェンス 9,150,000円(1塁側、製作費込み)
甲子園球場 内野アルプス 3,200,000円(1塁側3階ハッチ、製作費込み)
■媒体資料
http://daiichi-kohgei.jp/client/
https://hcl-c.com/

競技場
スポーツマンやスポーツに興味がある人が訪れる競技場は、新しい、さわやかな、健康的な、感動的なイメージの広告に合いそうです。

国立代々木競技場 立看板 4,200円~(1日:第二体育館、1平米)
国立代々木競技場 映像広告 10,500円~(1日:第二体育館、1社)
平塚競技場 横断幕 1,000円~(1日:スタンド掲示、1平米)
平塚競技場 大型映像装置 42,000円(1日:1件につき)
■媒体資料
http://www.jpnsport.go.jp/yoyogi/syusaisya/
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/

動物園
休日や祝日を問わず多くの人が訪れる動物園。家族連れやカップルに向けてアプローチを行うと比較的効果があらわれそうです。

恩賜上野動物園 動物解説ボード 2,200,000円(1年:アジアゾウ)
天王寺公園動物園 園内リーフレット 200,000円~(50万枚:入札制)
帯広動物園 掲示板 6,000円(1か月:園内メインストリート)
姫路市立動物園 入園案内 103,000円~(10万枚:窓口に設置)
■媒体資料
http://www.tokyo-zoo.net/
http://www.city.osaka.lg.jp/
http://www.obihirozoo.jp/
http://www.city.himeji.lg.jp/

折り込みチラシ

毎朝各自宅に届く新聞の折り込みチラシ。10年前から部数は減少していますが、それでも地域に密着した情報を届けるためには強力なツールとなっています。

東京都23区 33,000円(B4サイズ×1万部配布)
千葉県全件 40,000円(B4サイズ×1万部配布)
埼玉県全件 35,000円(B4サイズ×1万部配布)
■媒体資料
http://www.asaori.co.jp/sales/
http://www.myori.net/price/

チラシのポスティング
折り込みチラシとの違いは、新聞を購読されていない人にもチラシを配布できる点にあります。ただし、ポスティングのデメリットはお客様からの配布クレームが多いので、よく検討して信頼のおける企業に依頼することが必要になります。

東京都 18,000円(C区域:A4サイズ、3,000枚)
千葉県 9,000円(Cブロック:A4サイズ、3,000枚、30日以内)
広島県 9,000円(合配:B4サイズ、3,000枚)
■媒体資料
http://www.syutopos.jp/
http://www.liner-chiba.com/
http://hiropos.com/cate/

 

いかがでしたでしょうか。これだけ多くの場所で広告が掲載されているものなのですね。こちらに掲載した広告媒体はごく一部であり、現在終了している広告も存在します。広告の掲載をご検討中の方は、さらにキーワード検索を行って募集中のサイトを探してみてはいかがでしょうか。

※ネット広告の媒体資料や料金相場はこちらにまとめました。
https://moduleapps.com/mobile-marketing/20150903_netad/

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

凄まじい数字ですね!

どこもかしこも、広告だらけなのです。

なぜ、大企業がこれだけ血眼になって広告を打つのか?

それは原価100円のものが1,000円で売れるからです。

10倍の価値になる魔法こそが広告という手法なのです。

私たちは、テレビ番組による娯楽やエンターテインメントを見ながら、スポンサー企業が高額で売りたい商品を良いものだ、価値あるものだと洗脳され、「実際の価値よりも数倍も、数十倍ものお金を出して」それらの商品を手に入れたいと思ってしまいます。

そして、それらの商品を手に入れるために、商品を使うライフスタイルを手に入れるために、必死に企業の奴隷となって、自分の大切な人生の時間と心を大企業に売ってしまい、企業の奴隷となってしまうのです。

そういった「価値のないものを、何倍もの価値があるように洗脳する」ために、世の中では「ケチ」という言葉を流行させ、「どんどん消費させ、商品を手に入れるためにお金の奴隷にしようとしている」のです。

つまり、スポンサー企業、大企業は「物質的な幸せ」「欲望を満たす幸せ」の情報を垂れ流し、「欲望を満たせば、物を手に入れれば幸せになれる」と嘘をついているのです。

しかし、実際大金持ちになっても、沢山の異性と付き合っても、ブランド品を買っても、すぐに飽きてしまい、また新しい物が欲しくなってしまい、さらにお金が必要になってきます。

私たちは商業主義の裏に隠れている洗脳によって、「脳の中に嘘」をため込まれています。

そして、その溜め込んだウソの情報をもとに、「考え」「意志」「思考」などの歪んだ価値観が形成されてしまうのです。

私たちが精神を病む原因の一つが、この「テレビによる洗脳」は考えられます。

以下は厚労省のサイトからの引用ですが、昭和29年~平成11年にかけて患者数が3倍に増えています。

メディア、テレビの普及の影響は無視できないと思います。

私たちの「脳」は沢山の情報から影響を受けています。

原価が1000円のバッグをブランド品だからと価値があると信じて、30万円出して買う人がいるくらいです。

買うのは自由ですが、それを手に入れるためにどれだけ奴隷となって働かなければならないか?と考えると私には行き過ぎた物質主義、ブランド志向は時間、人生の無駄にしか思えません。

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そして、誤りがあったり、発信者側からの意図的な嘘や詐欺が混ざった情報を脳に取り込むと、脳が誤作動を起こしてしまいます。

考えがおかしくなり、狂ってしまう、それが精神疾患の根源だと考えられないこともありません。

精神疾患は「真実」に触れ、真実を脳の中で満たすことで、脳が正常に作動し始めて、回復するという治療が考え方が出てきても良さそうです。

現在は閉鎖病棟に社会的に隔離して、薬物投与して鎮静をかけるしかできていませんから、精神疾患の患者は不幸なのかもしれません。

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