社会人から看護師を目指す多くの人は
「①職が安定しているから」
「②給料が高いから」
「③社会に貢献できるから」
「④学び続けることができるから」
おおよそ、これら4つのことを志望理由として持ってきています。
しかし、多くの人はが欠けている所があります。
それは何でしょうか?
「病気で苦しむ人たちを元気にしたい」「希望を持って社会復帰、退院してもらいたい」
という視点です。
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(北海道大学の合格発表の胴上げの様子)
2022年2月13日に第111回看護師国家試験が開催されました。
私も試験引率で同行しましたが、試験会場入り口前で非接触型体温計の検温作業のため3密状態で思わず
「これで感染対策かよ?」
とコロナ茶番、オミクロン茶番劇を笑ってしまいました。
TDLやユニバのアトラクション街の行列のように今か今かと入室を待つ長蛇の列ができていました。
昨年度の . . . 本文を読む
「精神科医は救命できない」「ALSできない」
など言われています。
「本当にできない」わけではありません。
別に精神科以外のDRでも挿管下手な人もいるし、胸骨圧迫やっても蘇生できないこともあります。
仮に救命・延命しても、精神科病院にはその後の身体面を集中治療する環境がないですし、その後の専門治療できる医師もいない。
結局、条件付きで後方支援病院に搬送することになる。
そして、その . . . 本文を読む
「精神科病院に入院すると廃人になってしまう」
「精神科病院に入院したら終わりだ」
それはなぜでしょうか?
「向精神薬という麻薬や覚醒剤のような薬物を投与され続け、脳がおかしくなってしまうから」
「刑務所と同じような環境で長年生活し続けることで、自分で考える事を止めてしまう、
人間としての尊厳がなくなってしまう、自立性、社会性が無くなってしまうから」
このような意見が出てきそうです。 . . . 本文を読む
「人間には肉体と霊体が存在する」
輪廻転生はあるのか。または「肉体」と「霊体」の仕組みについて。
これはRAPTブログ有料記事の御言葉でいつもお話されていることです。
実は人間の脳の話をするときに、「神の存在」「霊体の存在」を使わず
ただ「大脳生理学」と「解剖学」だけの知識だけでは説明しきれないことばかりです。
それは、私たちの「意識」の出所が霊体を使わないと説明ができないのです。
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看護学校で教員をしていると、座学での講義2、学内での技術演習が1,臨地実習が2という配分の業務を行います。
その他にも学年担任という仕事もあり5を占めます。
担任業務には各学年の行事ごとや、学生の成績管理、メンタル管理などが含まれ、担任業務がなければ、看護学校の先生の仕事は意外と少ないと思います。
「3学年経験しないと看護学校の教員はできない」という理由がここにありますが、3学年できる教 . . . 本文を読む
私は看護学校で精神看護学の講義をしています。
教えていていつも学生からシンプルな質問があるのが
「先生、どうして人間はメンタルがやられるんですか?」
という内容です。
実は精神医学ではメンタル異常、つまり脳機能異常について、
外傷のような外部から強いダメージが加わったり、脳出血など、直接脳へのダメージが加わることによる、器質的疾患、影響から来る
①外因的原因
しかわかっていません . . . 本文を読む
私が精神科医療の臨床で働いていた時、入院してきた患者は(自発的、非自発的に関わらず)何も説明を受けないまま、薬物療法と称して向精神薬を処方され、内服治療が開始されます。
また、隔離室という保護室に入れられることがあったり、ひどいと身体拘束もされます。
今から考えればインフォームドコンセントがなく、強制医療が横行しているだけの暴力でしかないと思います。
それは精神科医療だけでなく、全ての医療に . . . 本文を読む