今回は我が国の精神保健福祉に関するターニングポイントとなる1964年に起きた、ライシャワー事件について見ていきたいと思います。
精神看護学を学ぶと、このライシャワー事件によって、1965年に精神衛生法が改正されて、より治療的になったという視点もあれば、精神障害者に対する処遇が厳しくなったという結果となります。
その内容は以下の通りです。
・・・・・・・・・・・・・・・(精神衛生法改正(昭和4 . . . 本文を読む
今回の記事は「自殺」についてお話をしていきたいと思います。
このブログでは「精神科看護」について焦点を当てている内容が多い為、「自殺」というものについて非情に様々な面から分析し判断した記事が存在します。
・うつ病の臨床実態について。警察を使った自殺:自らの命を警察によって絶たれることを願う「警察による自殺」とは?
・狂った学歴制度 何のための学歴なのか?九大箱崎キャンパス火災 元院生の男性 . . . 本文を読む
「ケアから逆算する」IM理論もICFいよいよ最終の5項目目突入となりました。
以下の通り、5項目をピックアップしております。
過去記事はこちら「IM理論」からどうぞ。
①清潔 ⇒入浴
②排泄 ⇒排尿、排便
③食事 ⇒食事介助
④活動 ⇒気分転換
⑤教育 ⇒セルフケア行動、知識、安全教育
今回は「⑤教育 ⇒セ . . . 本文を読む
Fナイチンゲール著、『看護覚え書』には「標準化しなさい」という意味の内容が書かれています。
看護実践では「個別化」といいながら一方で「標準化しなさい」というある意味矛盾に満ちたことを行っています。
看護実習で一番難しいのは「対患者へのケア」ではありません。
ケアに関しては「経験を積めば解決する」という側面があります。
ですから、採血や清拭も別に看護師でなくてもできる、む . . . 本文を読む
「ケアから逆算する」IM理論も4項目目突入となりました。
とりあえず、5項目をピックアップしております。
過去記事はこちら「IM理論」からどうぞ。
①清潔 ⇒入浴
②排泄 ⇒排尿、排便
③食事 ⇒食事介助
④活動 ⇒気分転換
⑤教育 ⇒セルフケア行動、知識、安全教育
今回の項目ですが④の活動、「気分転換」について見ていきたいと思 . . . 本文を読む
今回は前回に続き看護過程についてのお話をしていきたいと思います。
看護過程ではそれぞれ看護理論を使って、
「①情報収集(観察)⇒②アセスメント(分析)⇒③課題発見(判断)⇒④計画立案(対策)」
という経過を辿ります。
しかし実際の看護実習で、こんなのんきなことをしていたら、時間だけが過ぎていって
③課題発見まで辿り着かないです。
ですから、もっと細かく嚙み . . . 本文を読む
このブログでは子育てについて何かと記事を書いています。
世の中のイメージでは「公務員は景気に左右されるどころか、景気が悪くなればなるほど優遇される」「公務員になれない人のほうが多い為、公務員になれる人は選ばれた人だ」などという考え方を持っている方が多くいます。
実際、地方では公立病院と私立病院では、看護体制では圧倒的に公立病院のほうが良いイメージはあります。
しかし都心に行くと、公立病院より . . . 本文を読む
【IM理論】5項目を見ていきます。
①清潔 ⇒入浴
②排泄 ⇒排尿、排便
③食事 ⇒食事介助
④活動 ⇒気分転換
⑤教育 ⇒セルフケア行動、知識、安全教育
今回は③食事について見ていきましょう。
IM理論を書いていて感じることは、看護の核となる部分は「①清潔」にあることです。
次回以降、④活動も重点的に書けると思います。
食事につ . . . 本文を読む
今回はカテゴリーを「IM理論」枠で書いていきたいと思います。
看護師になるためには、「実技」という「臨地実習」単位を取得しなくてはなりません。
これは厚生労働省が策定しているものでこれらの単位を取得しないと、看護師国家試験を受験する資格が得られません。
つまり、看護師という国家資格は、「臨地実習ありき」の資格であるという事実があります。
基礎看護学実習では「病院の機能を知る」「入院患者の療 . . . 本文を読む
(大学はオワコン)
私はこのブログで、『大学には行くべきではない』と再三書いてきました。
世の中では、大学に行っていないと、バカだとか半人前だとか嘘の価値観、常識が蔓延しています。
確かに、金銭的に裕福な家庭に生まれたなら大学進学はしても良いかもしれません。
しかし、庶民の家に生まれた場合、大学など進学せず、いったん就職し、独立できるように経験と資金をためるべきです。
それでも、大学 . . . 本文を読む
今回は、子供の人生を決定するのは、親の考え方であるということの復習的な内容となります。
私は過去記事を参照していただければ分かると思いますが、「子育ての極意」とは「親が成長し続けることである」
と再三このブログを通して発信してきています。
そして、「親が成長する」=「大人が成長する方法とは?」という問いに対しての方法もお伝えしてきました。
簡単に説明すると人間の脳は「知・情・意」コントロー . . . 本文を読む
<喜多川諦道 きたがわたいどう>
ジャニー喜多川という人物、喜多川諦道、大谷貴義から見る、下稚児=男娼生活
今回はジャニーズ事務所について調べていたところ、ジャニー喜多川の父である、喜多川諦道なる人物が出てきました。彼は和歌山県高野山の真言宗に8歳で稚児に入り、下稚児として、女人禁制のお寺で、男娼、つまりホモ慰め係として勤めてきた人物でした。
<下稚児の様子、、まさか小児性愛の儀 . . . 本文を読む
『病気で苦しむ人を看護して回復させ退院、社会復帰させるのが看護の使命・喜びだ』
と考えるのならば、あなたは救急外来以外の看護師には向いていません。
『専門職・技術職について、一生くいっぱぐれなく安定した人生を送りたい』
と考える人や
『とにかく必要とされたい、偉くなりたい』
『存在意義を示したい』
『感謝されたい』
という考え、安定志向を持つひとは看護師向きだと思います。
&nbs . . . 本文を読む
今回は「医療・福祉・看護」それぞれの線引きについて、考え方についてまとめた内容を書いていきたいと思います。
臨床勤務していると、「看護って何だろうね?(笑)」という話をしているスタッフがいます。
彼女達にとって看護という仕事が慣れてくると、「単なるルーチンワークじゃん?」と思えてきてしまうからでしょう。
病棟の勉強会も結局は看護でなく、医療や検査、疾患の内容になってしまうため、看護につい . . . 本文を読む