私は、残念ながら本格的な「営業」の仕事をしたことがありません。
別に他人に頭を下げることが嫌だからしてこなかったなどという理由ではなく、たまたま営業という仕事に当たってこなかっただけです。
精神科訪問看護の会社で働いていた時は、「挨拶回り」という時間が割り当てられた時、保健所やクリニック、地域活動支援センターに、パンフレットを置いてくるという仕事をしましたが、それは次の訪問まで時間に余裕がある . . . 本文を読む
今回の記事は、以前私が所属していた、株式会社Nフィールドの訪問看護duneの事業について書いていきたいと思います。
大概、訪問看護事業は、社会福祉協議会や医療法人が母体でやっているのですが、この会社は株式会社が母体となって看護師が集まって開始された事業です。
平成29年の決算書類を見て見ましょう。
・・・・・・・(2018/02/07平成29年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)(376 . . . 本文を読む
精神科看護において、暴力を受ける機会は滅多にありません。
私の経験から行くと暴力を受けるタイミングは
多くは『一対一の状況』でした。
ですから、対応は必ず一対一の状況は避けるようにすることが、CVPPPの肝だと思います。
精神病院は、相部屋、タコ部屋が基本ですので、やはり入院患者は日々ストレスフルです。
運動もせず、ただ、食っちゃ寝しているだけですから、季節感もなく、日々ダラダラと時間が過ぎて行く . . . 本文を読む
訪問看護をしていた頃、昼食は楽しみの1つでした。
それは、いく先々で、有名なお店があり、そこに食べ歩きに行けるからなのです。
これは、外回りの特権ですよね。
訪問看護をしてみるとわかるのですが、その日の受け持ちは本当にその日にならないと分からない。コロコロ変わります。ですからルートも自分の頭の中で組み直す必要がある。
私の勤めていたステーションは、空き時間はステーションに戻り事務仕事をしろ!
と . . . 本文を読む
精神科訪問看護をしていた時を思い出すと「やりがいなかったなぁ」の一言です。
どうですかね?本当に訪問看護を必要としている人なんて10%いたらいい方でしょう。
どうやって数値を測るか?
医療費助成なし、つまり自立支援医療なしで、通常の三割負担医療費を支払っても訪問看護に来て欲しいと言われるかです。
訪問看護は月初めが14500円、それ以降は¥8500です。
その三割負担っていうと…。
月初め¥5 . . . 本文を読む
私は、良く精神科医療のレベルを測るとき、その人が歴史的背景にどれだけ精通しているかで図ります。
教科書通り見ていくと、相馬事件やら、私宅監置やら、ライシャワー事件による精神衛生法の話しやら、精神保健福祉法の話しやらをしてくる人がいますし、ヨーロッパのフランコバザーリア法、ピネルの、閉鎖病棟からの開放というレベルの話しをして日本の精神科医療はヨーロッパと比較して20年遅れていることや、アメリカは脱施 . . . 本文を読む
精神科病棟でのルーチンワークについて。
まず、出勤します。
そして1日の担当部屋割を見ます。
今回は一般室の看護ルーチンについて。
取り敢えず申し送りを聴いて、金銭関係、ドクターインタビュー、各種定期検査の有無についてチェックします。
転棟や、退院の予定のある患者は準備があります。
申し送りを聴いてから、検温がスタートする病院は良い精神科です。
駄目な精神科は、深夜が検温します。
精神科に就 . . . 本文を読む
新規で精神科訪問看護ステーション立ち上げで生き残る具体的な方法を伝えていきますね。
保健所案件で攻める場合、確実に行政が手こずっている、患者を狙うのが先決です。
私が精神科訪問看護ステーションで働いていた頃、保健所主体のケア会議の殆どは、触法やアルコール依存症、児童虐待ケースばかりでした。
つまり、この辺りの入院はしないけど行政を困らすケースをどのように地域で面倒見ていくのかが保健所の勘所なのです . . . 本文を読む
精神科訪問看護では、医療費助成のための伝家の宝刀があります。
大きく分けて二つ、
一つ目は生活保護による、医療券の発行。
そして、二つ目はご存知、
自立支援医療です。
全然自立支援していないのは現場で働けばわかるのですが、自立支援医療を使えば、自治体によっては精神科医療全般無料になるところがチラホラあります。
これ、凄くおかしな話しでもあるのですが、精神科はこの辺りが他の身体系領域よりも優遇され . . . 本文を読む
以前、うちの会社のステーションで所長をやってた方が、退職し、ステーションを立ち上げ、市内に2店舗目を出店しています。
本当に実力ある人は独立する業界でしょうね。
営業先は、大きい精神科病院のワーカー室。
しかも、前の会社での関係をフルに使って、一気にお客さんを貰ってます。
依頼するワーカーとしても、顔見知りの訪問看護ステーションの方が依頼し易いですからね。
つまり、新規でステーションを立ち上げたい . . . 本文を読む
本当に問題だなと思いつつ、これは、選択している患者の自己決定なのだから仕方ないなかと考えています。
とある鬱病、所謂、大鬱病の患者の家に行くと、内科と精神科のお薬をドッサリもらってきます。
診察は3分で終わる。
最近調子どうですか?
少し元気になったかな?
これで終わりだそうです。
精神科医はたったそれだけのコミュニケーションで相手の事がわかるのだから、相当ESP能力が高いのかな?と思います。
血 . . . 本文を読む
精神科の患者は色々な意味で自立していない。
治したいと思っているだけで、他人任せだからでしょうね。
専門家に任せとけば良い。
という。
実は専門家が罠に嵌めてくる、しかも無意識のうちにだったらどうでしょう?
どの、覚醒に関するブログでも書かれていることは、『自分で調べること』が大切だと言われています。
全くその通りで、自立するには、結果に対して責任を持つことが必須となるからです。
最近は鬼塚五十 . . . 本文を読む
長い題名ですが、新規ステーション立ち上げを考えている方に、思い留まって欲しいために書いているのかな?と思います。
事業を立ち上げるには、『金、人、物』を動かす必要がありますよね。
しかし、それらはどのように動かされるのかというと、リーダーのマインド、意思によって動きます。
訪問看護は仲間、スタッフさえいれば、簡単に起業できてしまうところがあります。
しかし、マネジメントは難しいし、客商売したこと . . . 本文を読む
精神障害者は毎日山程色々な薬を飲んでいます。ですから、血液検査なんてしようもんなら、肝機能の数値、腎臓は悲惨な結果になります。
当然ながら、血糖値もヤバイくらいの数値ですし、脈は常に100近くあり、血圧はその分低く抑えられているのが特徴です。
ここで、悪質な医師は、低血圧やコレステロールの薬を出します。
また、EPSが出るため抗パーキソニズム薬も出ます。
さらに朝昼晩とBZDが処方され、身体面、 . . . 本文を読む
精神科訪問看護にいくと、訪問中に喫煙する患者がいます。
髪の毛や服に臭いがつくため本当は嫌なのですが、相手の部屋にで文句も言えず、『早く30分たてば良いのに』と思いながら話します。
今回、28年4月からタバコの一部銘柄が値上げされるそうで、とても良いことだと思います。
こちらの銘柄を喫煙しているのは、殆どが精神障害者か生活保護受給者であるという現実がありますので、福祉費を回収するとうい観点もある . . . 本文を読む