室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

サロンで聴くバイオリン協奏曲シリーズ

2009-03-26 11:30:06 | Weblog
バイオリニストの小笠原伸子さんの”バイオリン協奏曲シリーズ”のピアノ伴奏をずっと務めさせて頂いております。

昨日はその5回目。改装して素敵になった、関内の彼女のサロンで、メンデルスゾーンとチャイコフスキーの、2大バイオリン協奏曲という名曲を、休憩を挟んで続けて演奏しました。

メンデルスゾーンはピアノ楽譜のページにすると35ページ、約25分弱。チャイコフスキーは51ページ、38分位。演る方が気力体力が必要なのは勿論のこと。聴かされるお客様の方も、2~5メートルの距離で発せられる”気合い”を受け止めるのに、相当の気力体力を要したことと思います。


小笠原伸子さんは、お名前のとおりの天然の伸びやかさと、本質を捉えて地道な継続を怠らない真面目さとを、絶妙なバランスで持ち合わせているバイオリニストです。

こんな大胆な企画をして、平気でぺろりと暗譜してちゃんと演ってしまうのです。9月に必ず続けているバッハの無伴奏バイオリンソナタ&パルティータ全曲リサイタルもそうです。必ずやり通し、やり遂げる、しなやかな強さがスゴイといつも感心します。


写真は、演奏後のティータイム。
いらして下さった方お一人お一人に、感想など和気藹々と語って頂いています。
ちょうど、このサロンの改装工事を請け負った会社の社長さんが立ってお話していらっしゃるところです。何人もの方が「前回来たときより、すっかり綺麗になって驚いた」とおっしゃたので、社長さんも嬉しそうでした。

地デジがやって来た

2009-03-24 21:58:15 | Weblog
今朝、9時からケーブル・テレビの工事が始まり、WBCの試合が始まる頃、10時半にはテレビが付きました

先週の火曜日のお昼に、突然テレビが見られなくなって以来、苦節一週間。テレビが帰って来ました

ウチにある5台のテレビのうち、地デジ対応テレビは1台だけ。購入時に付いてきた”B-casカード”を探し出して、テレビの裏よこに差し込み、ついに”地デジ時代”になりました。

そして、次に新しい、ピアノ部屋の横長テレビの横に、写真のように地デジ・チューナーを設置。このテレビで、地デジ・デジタルBS・CS・・と沢山のチャンネルが見られる事になりました。


残り3台は、アナログで2011年までこのまま見られます。これで、一応、一件落着。
KDDIの子会社のケーブルテレビに加入したので、5月から電話とインターネットもケーブル系で光り通信にします。

いや~、テレビが無い生活って、曜日の感覚が狂うものですね。テレビでサイクルの感覚を持っていることに、今回、気がつきました。

共同アンテナで自動的に見られていたBS放送が、私の部屋では見られなくなったのは一寸、不満です。

地デジ対応テレビは、確かに映像がきれいに見えます。私の部屋のテレビも、共同アンテナの時より、きれいに見える気がします。


一週間、テレビ無しだったのを取り戻す、っていう事は無いですけど、WBCで日本が優勝したシーンを、生では見ていないので、各局回して、気分良く見ています。

ばんざ~い!

テレビ、アンテナ、ケーブル・・

2009-03-21 22:21:33 | Weblog
テレビが見れなくなって、翌日の水曜日に、室内アンテナをヨドバシで買いました。

「お客様の状況によっては映らない場合があります」
殆どの室内アンテナにこう書いてある中で、比較的受信に自信があるような事が書かれてあったマスプロのアンテナを選びました。地デジ対応のテレビから窓までの距離が、3m位はあるので、アンテナとコードが別のタイプが手頃な値段(五千円未満)の中では、これしかありません。

しかし、結果は悲しいものでした。地デジ対応のブラヴィア君は、ウンともスンとも言いません。「アンテナを正しく接続して下さい」の表示。正しい所に差し込んでいるのに・・、つまり電波が受信できない、って事ね・・。

二階のアナログ・テレビならもしかして受信できないかな? そう思って私の部屋のテレビに室内アンテナを持って来て試してみましたが、辛うじて10chが音声が聞こえ、影が映る程度。窓方向に向けるより、床に向けたりした方が見えるので、電波って、本当に反射する事を実感しました。

ブログ用に写真を写そうと床に置いたら、一番マシに映像が出たので笑ってしまいました。それがこの写真。しかし、こんな”さざ波”を見続けていて目が疲れてしまいました。

こんなモン、売るな~!

返すがえすも腹の立つ”地デジ”政策。それに、前触れ無く有線アンテナを切られて納得がいかない憤懣のやりどころの無い現状。その矛先はケーブルテレビ会社に向かうのでした!


今朝、7:40頃、NHKの”おはようニッポン”で、横浜市の鳩の森愛の詩保育園の『一人一人に歌を作って皆で歌ってお祝いする卒園式』の話題が放送されましたが、ウチではテレビが見られず、FMラジオの音声だけ聞きました。父の携帯のワンセグで見られるか・・と思って見に行ったら、「充電が不十分で受信できません」の文字が出て、とうとう全く見られず。


そんな腹立たしい状況の中、ケーブルテレビ会社JCNのセールスマンが、昨日の夕方来ました。

ウチは、何の前触れもなくテレビを切られた驚きと腹立たしいさをぶつけました。JCN側に言わせると、「暮れの12月27日までに申し込まれなかった方は、3月中にテレビが見られなくなります、という通知が行っている筈です。」しかし、ウチに言わせれば「3月中と言われたら、3月いっぱいかと思うのに、前触れもなく17日の昼に切られた。17日に切るのはいつ決まったんですか?」

昨年暮れまでに時間が取れず、話し合いが出来なかったが、それ以降、連絡して来ないでいて予告も無くテレビが切られた事で、”腹が立っている!”と説明しました。

JCNは、「町内の共同アンテナ組合の会合に出て、その場で主張して下されば良かったのに(今頃になって・・と言いたいのだろう)」

しかし、それは従来、役員しか集まらないような会合であったし、こんな状態になると知っていれば出るけれど、知らなければ出ない。それより、、17日に切るのはいつ決まったんだ?
今日は、たまたま演奏した仕事先がNHKの取材を受けて放送される予定の日だったのに、テレビが見られないから、友人にも何人か話したし、ブログにも『地デジ前にJCNの青田買いかー?』とまで書いてしまったんですよ!

JCNは、「16日に切る事が決まったのは、3月初旬でした」

それなら、その時点で、せめて1週間前にでも『あと1週間で切れますよ』と、残り少ない未契約者に知らせてくれたら、こんなには怒らなかったんですよ!その位のことをしてくれるのが、優良企業ってものでしょう?

JCNは、「ああ、それはそーですね。正解です。その点は申し訳ありませんでした。」


JCNのお兄さん、あちらも自分が納得しなければ営業が掛かっていようが、簡単には折れなかったのですが、話し合いが始まって40分目に、やっと和解しました。

それから更に1時間くらい話を聞いて、地デジ・チューナー(月額¥3990)を最低6ヶ月レンタルすれば工事費用は無料になり、他のテレビはとりあえずアナログ放送を今まで同様に2011年まで見られる、という事で、火曜日の朝、工事に来ることになりました。


春休みで遊びに来ていて、一部始終を見ていた姪に、後で「お兄さんに勝ったの?」と聞かれました。いや~、結局契約させれたんだから、お兄さんの勝ちかな?「勝った、負けたじゃなくて、納得したっていう事なのよ」と説明したんですけどねー。

テレビ返せ~!

2009-03-18 02:50:20 | Weblog
突然、テレビが無くなりました

お昼にラーメンを食べながら、テレビを見ていたら、急に画面が”さざ波”になったのです。
どこかコードが抜けたか、接触が悪くなったかと思って見てみましたが原因わからず。
家中の他のテレビも皆”さざ波”・・という事は、共同アンテナか?

ご近所の親しいお家に父が聞いてみると、”異常なし”
どうなっちゃったんだろう?

ウチの町内は、南西斜面の家は米軍の通信基地があったせいでNHKが映らないので聴取料を払わないと主張するお宅が何軒かあって、有線の共同アンテナでテレビを見ています。

その共同アンテナの世話人のお宅へ、母が話を聞きに行きました。すると、「共同アンテナは今日、終わりました。通知の紙がポストにあったと思いますけど」と言われたそうです。

そんな重大な事も予告されていたという日も、家族の誰ひとりとして、聞いた記憶が無いのです。

共同アンテナの殆どの利用者は、JCN というケーブルテレビの会社に移行したようです。近所で工事をする車が来ていたのは知っています。しかし、”地デジ”は2011 年7月から、とさんざん言われているので、まさか今日、突然映像が出なくなるとは思いもしませんでした。

これは、ケーブル会社による”青田買い”と思われます。
”地デジ”対策に関しては、パソコン購入、電話やインターネットも含めて総合的に考えていた懸案事項であり、まだ2011年になった訳でもないから保留にしていたのでした。

突然、テレビを取り上げられて、不愉快です。
私は風呂上がりの最もリラックス出来る時にテレビを付けている事が多いので、リラックスタイムを侵された感じがします。

そもそも、なんで”地デジ”にしなきゃいけないのか?
今までの程度の画質で充分だし、双方向テレビである必然性もあるとは思いません。チャンネル争いをする事もなく、それぞれ自室で平和に、必要なものだけ見ていたのに、わざわざ高額の出費をさせて、不便にさせて、こんな政策、誰が考えたんだ!!とずっと思っていました。

明日、ウチで唯一の”地デジ”対応テレビ用に、何か策を講じないといけないな~。でも、他の部屋のテレビは真っ暗のままです。

たぶん、土曜日の鳩の森が映る”おはようニッポン”も見られないな~。


このところ、スピード違反、雨漏り、テレビ取り上げ・・と、
「し・ん・じっられなっい、ことばっかりーあるーの~、UFO!」

鳩の森・卒園式が終わって

2009-03-17 10:04:38 | Weblog
 鳩の森愛の詩保育園の卒園式が日曜日に行われました。

卒園児一人一人の歌を作って、みんなで歌ってお祝いする卒園式をする保育園です。

担任だけでなく、先生全員から給食の先生まで、職員全員で子供達一人一人を良く見ていて、10月から年末にかけて作詞をします。それを随時、何人かの作曲家に送られ、作曲が出来た歌から順に歌の練習が始まります。

今年は、伴奏もお引き受けして、歌もいつもの倍くらい作曲しました。指揮は、紹介されて知り合った中西義忠さん。若い指揮者ですが、音楽に要求している事がとても納得でき、「良い事を言っているなあ」とよく思いました。

練習回数が限られており、私が伴奏を録音したMDに、声楽家である中西さんのご両親がお手本の歌を歌って録音して下さり、それを焼いたCDをご父兄や職員の皆さんが一生懸命聴いて、覚えて歌うのです。


とにかく先生たちが、実に良く子供たちを見ている事が分かります。本当に分け隔てなく、全員に目が注がれ、愛情を込めた詩が創られています。詩が送られて来て、初めて読んだ瞬間から感動して涙が出てきてしまう事がよくあります。

ここ数年、先生たちの作詞が益々上手になっているのを感じます。『共育て、共育ち』をスローガンに、毎年たくさんある行事の内容が詩に盛り込まれるのですが、決して惰性で作られること無く、一人一人の個性が生き生きと表されています。

子供たちにとっては、一生の応援歌になります。あるお父さんに「オヤジ同士で、俺もこの保育園に入りたかった、自分も歌を作ってもらいたいって話するんですよ」と言われて、みんなそうだろうなあ、と思いました。


今年は、田辺親娘(お父様はジュニア・オケの指導者、お嬢さんは作曲家)と、2チームで曲を分けて指導&演奏をしました。写真は、”しーちゃん”がお立ち台で、自分の詩が書かれた卒園証書を受け取るシーンです。お着物の後ろ姿が園長先生”せぬママ”です。私が作曲を担当したお嬢ちゃんですが、田辺チームが演奏なさったので、写真を撮ることが出来ました。

跳び箱が跳べた喜びの時までの、先生たちの願いと本人の頑張りがテーマになった歌ですが、本人が大きくお口を開けて歌っている姿を見て、嬉しく思いました。どの歌も、卒園児だけでなく、3歳児、4歳児たちも、身体をゆすって歌っていました。


私が曲をつけた歌の中に、ダウン症のお嬢ちゃんの歌がありました。
「ちいさな赤ちゃんが 大好きなみかちゃん。そっと、ほっぺ寄せるみかちゃん。いつも、命のやさしさを 教えてくれるみかちゃんの笑顔です」
今夜になって、お風呂で思い出して口ずさんでいて、涙が出てきました。

本番中は、自分の任務を果たさなければならなかったので、涙を流すどころではなく、感動に浸ってはいられなかったんですね。

「何度もおしりをぶつけて、泣いていました。でも止めないのです。跳ぶのです。まだ不安が取れないでいる、そう思っていたある日、しーちゃんが跳べたよ・・」「楽しみな未来が、待っているんですもの」遅ればせながら、改めて、歌に感動してしまいました。

それにしても、それぞれの詩が、その詩にぴったりの曲調の作曲家に渡され、個性にぴったりの歌になったものだ、と感心します。素敵な歌ばかりでした。

しかし、来年も作曲をお頼まれしたら、せっかく覚えた歌を全部忘れなければなりません。似てしまわないように・・。


ところで、3月21日の朝、NHKの”おはよう日本”の中で、鳩の森が紹介されるそうです。何度かカメラが来て、練習のようすを撮影した日もあったし、卒園当日も3台くらいカメラが来ていました。

どんな風に放送されるか分かりません。子供達の日常を撮影に来た時に「ここの子供はケンカをしませんね。ケンカのシーンを待っていたのですが」、別の日に「やっとケンカの絵が撮れました」と言っていたそうです。ヤラセとは言わないけれど、創られたストーリーにはめ込まれるような作られ方だとしたら、ちょっとねえー・・。

10分程度だそうなので、あっと言う間でしょうね。10分で、鳩の感動と凄さが伝わるかなー。

4月15日滝野川会館・どうぞ宜しく

2009-03-16 10:25:17 | Weblog
 春がすみ ロケット飛んで 野球勝ち
今朝の良い気分を句にしてみました。春のなんとなく嬉しい気分とグッドニュースを盛り込んで、我ながら冴えているか、と・・。


さて、チラシ&チケット作製状況を載せて参りましたが、いよいよあと一ヶ月となりました、自主コンサートのご案内をさせて頂きます、でございます!  


4月15日(水)夜7時(開場6時半)滝野川会館 大ホールにて
「阿部寛 & ローリング20's ジャズ・オーケストラ」

20世紀初頭に生まれたジャズは、ヨーロッパのクラシック音楽が300年間かけて進んだ歩みを、わずか50年で駆け抜けて行きました。その間に、生演奏のみでしか聴けなかった音楽は、ラジオ放送、SP(78回転)LP(33回転)などの録音、映像も映画がトーキー、総天然色(カラー)、そしてテレビの誕生・・と、技術の発達と共に発展し、その後も大きく変化するメディアと共に、ビデオ、CD、LD(廃れた)、DVD・・とジャンルを問わず、マスメディアによる巨大産業の時代へと変化しました。

その中で、まだ余り電気処理をしない時代にあって、最も高度に発達したジャズ・オーケストラのジャンルがありました。1920年代から30年代の最先端の音楽でした。ポール・ホワイトマン楽団、フランキー・トランバウアー楽団、ジーン・ゴールドケット楽団、もう少し後発でジャッキー・グリスン楽団などがそうです。もっと他にもいっぱいあった、そういう時代だったのです。

中でも、ポール・ホワイトマン楽団は、ファーディ・グローフェ(”グランド・キャニオン”の作曲者)など、優秀な編曲家を擁して、お金に糸目をつけない態勢で活動をしていたようです。(たしか世界初の”カラー映画”はポール・ホワイトマン楽団の”キング・オブ・ジャズ”だったとか)ガーシュインが”ラプソディ・イン・ブルー”や”ピアノ協奏曲ヘ長調”を作曲・自演したのも、その環境があったお陰であったのはよく知られています。

この『阿部寛とローリング・トゥウェンティーズ・ジャズ・オーケストラ』は、その時代の雰囲気がするサウンドが好きな演奏家が集まって、今日では実現しようとする人があまりいないこのジャンルですが、「こんな素敵なサウンドが有るんですけど、いかがですか?」とやってみたい、という企画です。

リーダーの阿部さんは、1920~30年代のジャズに特に精通していて、周囲の賛同者を巻き込む形で2005年にCD"Echos Of 78's Era"をリリース。それ以来、毎年ライブでこのジャンルの演奏を継続して来ましたが、東京ほくと医療生協・中里支部のご協力を得て、今回初めて、コンサートホールでの演奏会の運びとなりました。


出演メンバーはすごいです。

フルート&クラリネット&サックス 等のリード・セクション
清水万紀夫さん(マルチ・リード奏者、シナトラ等海外からの超有名シンガーの伴奏を多数経験の大ベテラン) 田辺信男さん(テナー・サックス、同多数経験の大ベテラン。谷啓バンドで阿部さんとご一緒) 後藤雅広さん(クラリネット、ニューオリンズ名誉市民。明るく伸びやかな音質で定評がある) 副田信孝さん(マルチ・リード奏者、ウェストサイド・ストーリー等の演目を海外で多数演奏)

金管セクション
下間哲さん(トランペット、柔らかで暖かい音色のコルネットとヴォーカルにも定評。エルクハート・ジャズフェスに毎年出演) 奥村晶さん(芸大出身、日本音楽コンクール入賞、ニューハードを経てスタジオ、ミュージカル多数演奏) 中島三郎さん(トロンボーン、デキシー音楽の大ベテラン) 市川勉慶さん(トロンボーン、薗田憲一とデキシー・キングスの若き後継者) 鹿討奏さん(トロンボーン、芸大&大学院卒。スタジオ、ミュージカル多数演奏) 河野肇さん(ホルン、元・新星日本交響楽団団員で現在はフリー。今回の企画のプロデューサー)

リズム・セクション
小林真人さん(ウッド・ベース、アコースティック・ジャズに精通。SPやオーディオのマニアでもある。オランダのブレダ・ジャズフェスに毎年参加) 加藤人さん(チューバ&ウッド・ベース、日大芸術学部チューバ科卒。オールド・ジャズ・チューバの第一人者) 日高弘さん(ドラムス、ジャズのみならず様々なジャンルに精通。谷啓バンドのメンバーでもある) 加藤亜依さん(パーカッション、芸大&大学院卒。スタジオ、ミュージカル多数演奏。アドリアン・ロリーニのマニアとなり、以来ビブラフォン、チューブラベル等多数輸入。現在はソングベルの到着待ち) 大木理恵さん(ハープ、ローザンヌ音楽院卒。加藤亜依さんと出会いジャズに引き込まれた) 

ストリングス・セクション
西田史朗さん(バイオリン、劇団”四季”などのミュージカル、オーケストラのゲスト・コンマス等) 谷口亜美さん(バイオリン、劇団”四季”などのミュージカル多数演奏) 村越麻希子さん(バイオリン、劇団”四季”などのミュージカル多数演奏) 河野啓子さん(バイオリン、元・東京フィルハーモニー団員) 岡さおりさん(ビオラ、劇団”四季”などのミュージカル多数演奏) 菅野大雅(チェロ、劇団”四季”などのミュージカル多数演奏)

指揮者
佐藤和男さん・・・ペドロッティ国際指揮者コンクールに入選。オペラからミュージカルを得意とする。イタリア留学のイメージから”フィレンツェ”とあだ名されている。

リーダー
阿部寛さん・・・ジャズ・ギタリスト。劇団四季をはじめ、様々なミュージカルや舞台、スタジオ・ミュージシャンとして長年活動をしているベテラン。昨年は四季のほか、”シカゴ”でもステージ上で演奏。先月はNHKの”きよしとこの夜”で西田敏行やベッキーの伴奏で映っていました。谷啓さんのバンドのメンバーでもあり、またバンジョーでは、N響をはじめとした主要なオーケストラでガーシュインやショスタコービチの特定の作品で、欠かせない存在でもあります。

ピアノ
中山育美・・・わたしです。チラシ&チケット・デザイン、なぜか自主的に担当。十数曲の譜面作り、なぜか自主的に担当。上記のような”すごい”ミュージシャン達が集まるのに、リハーサルまでに譜面ができるんでしょうか・・? 大丈夫なんすか?


・・・で、どんな曲やるんすか?
『白い渚のブルース』『ブルー・ムーン』『スマイル』『スターダスト』『ラプソディ・イン・ブルー』・・とチラシには載ってます。

さあ、やるしかないゾ~!


ここで、また一句。

 コンサート ひと月後には 終わってる。

アハッ。冴えてるんだかどーだか・・。

不死身

2009-03-14 18:32:33 | Weblog
今月も、北海道に縁のあるお酒好きの名士の会「東京道産酒の会」に伺いました。

今回は、なんと200回目だそうで、その記念に鏡開きがあったり、利き酒大会も今までに優勝して『関白殿下』の衣装をお召しになったことのある方による”グランド・チャンピオン大会”が行われ、予想どおり決着が付かず『三人優勝』になったり、盛り上がりました。

メインゲスト・スピーカーが、元日本丸の船長さんをしていらした橋本進さんという方で、かつては世界の半数近くを占めていた日本の船舶も衰退の一途を辿っていて残念、というお話をしていらっしゃいましたが、海の話題に合わせて、海関連の曲などを演奏しました。

もうお一方、重要な出席者がいらっしゃいました。会の代表世話人の安田道夫さんです。
昨年の秋に「医者にあと3ヶ月ですな、と言われてすでに2ヶ月過ぎまして・・」とおっしゃって、皆さん心配していらしたのですが、お元気にお姿を見せてくださいました。

安田先生は、元札幌高検検事長で現在88歳。色々な癌を克服していらして、以前も「諦めてはいけない。気力ですよ。」とスピーチなさったのがとても印象的でした。今回は、代表世話人としてのご挨拶で、「会が長く続いたのは、『東京砂漠』のオアシスの役割を果たしてきたから」と矍鑠とおっしゃいました。

久しぶりにお会いした安田先生は、写真のように(見えにくいけれど)あごにおヒゲを生やしていらして、よく似合っていらしたのと、お具合がすぐれない状況の中にあって、新しい試みを始める遊び心を持っていらっしゃることが、とてもカッコいいと思いました。

北海道新聞のホームページにも、道産酒の会の記事が掲載されています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/152589.html


さて、道産酒の会が行われる開場にピアノが無いため、いつも車でクラビノーバを運搬しているのですが、この日はヤラレました~、”ねずみ取り”

家から5分もしない制限速度60キロの道路で、目の前にいた”装甲車?”のような車を嫌って、隣車線のまま先に行って、早く距離を空けたいと思って、アクセルを踏み込みました。ちょうどお天気も良く、空もきれい。「気持ちよいドライブは久しぶりだなー」と思っていたら、向こうに通せんぼする人がいます。あらっ?工事かしら?

次の瞬間、やっと”ねずみ取り”に気がついたのでした。あ~あ、人生2回目です。

以前やった時は、大変腹が立って、「これにサインしないと逮捕されるんですか? 私よりスピード出していた車はつかまえないんですか?」とけっこう楯突いたりもしたんですが、今回は不思議と腹が立たない。何かの”警告”か・・と受け止めていました。

きっとこの”警告”のお陰で、大事故に遭わずに済むのかもしれない・・。これからは、制限速度を良く見て、せいぜい10キロ程度に押さえよう・・と思うなんて、私もオトナになったんでしょうか?

警察官の態度も「花粉が入るといけませんので、窓をお閉め下さってけっこうです。もう少しだけお時間よろしいですか? はい、先に免許証をお返しします。 ちょっと記入しづらい場所ですけど、一番下の欄にご署名お願いします。」これって、銀行の窓口かクレジットカードでの買い物か?と思うような丁寧さ。

ゴールド免許なので、本来2点減点のところを、3ヶ月無事故無違反で過ごせば減点は無いそうです。「ついでに罰金も許して・・」と心の中で願ったけれど、それはダメ。あ~あ、やっぱり腹が立ってきたー!

チラシ&チケット・完成!

2009-03-09 12:19:22 | Weblog
出来ました! 届きました!

苦節・・・2週間か、大したこと無いナ。

五百枚ずつのラップ包みが6つ。一つが3.4kgなので、20.4kg
チケットの方は、二百五十枚のラップ包み2つで0.4kg

別々に届きましたが、これを送料無料のプリントパックは偉い!

チラシの色は、まあまあかな・・。
チケットの地図の文字は、やっぱりやり直しをして少しはマシになったのかな・・。

まあ、できちゃったし、情報に間違いは無いし、良しとしよう。

さーて、譜面すたーと

チケット・デザイン

2009-03-05 12:43:53 | Weblog
チラシの色校正が届きました。
結果は、背景色が、パソコンのモニター用発色であるRGBカラーで見ていた赤紫色と、CMYKカラーで見た暗い紫との中間くらいの”紫芋”でした。自分で印画紙にプリントしたものが、かなり強いショッキング・ピンク系だったので、それに見慣れた目にとっては、けっこうジミー系です。(70点か)

土曜日にチラシが届くのに合わせるつもりで、チケットのデザインも作ってプリントパックに入稿しました。今度は、プリントパックのチケット用のテンプレートをダウンロードして、枠に当て嵌めるように、サイズ内でのバランスを考えて作りました。

すでにチラシでウェブサイトへの入稿を経験しているので、比較的スムーズに入稿できて、「あとは土曜日を待つばかり・・」と思っていたら、翌日のお昼前にプリントパックからメールが届きました。
「地図が粗いので、ストップして再入稿かそのままやるか、指示を待つ」というのです。

あーあ、流石の私も、ため息が出ちゃうなー。
さーて、どうしたものか・・。

改めて拡大してプリントアウトしてみると、確かに地図上で消えている縦線があるし、読みとりにくい文字がいくつもある。チラシの方を見て来て下さればいいんだけどなー、と思いながらプリントパックに電話をかけてみるけど、お話し中でなかなか繋がらない。

やっと繋がって話を聞くと、「これは一旦、作業工程をストップせざるを得ない状況と判断しました。いずれにしても、出来上がりは1日延びます」という事だったので、もう一度、なんとか地図を加工しなおししてみる事にしました。

地図はもともと滝野川会館ホームページから引っ張りだしたgif.の絵で、そもそも色がグレーの線です。本当は、あんまり親切な地図じゃないからな~、駅前が神社な訳じゃないし、駅前の坂を登れと書いてあった方がよほど親切なのに~、と何度も心の中でブツクサ言いながら、コントラストを強調して、グレーの線と文字をくっきりとした黒に変えました。

この写真の一番上が、NGになったグレーの地図入りチケット・デザイン。2番目が最終的にプリントパックに送り直したデザイン。その下の地図は、まだ濃さが足りなくてボツにしたものですって言っても、全然判らないでしょう? そんなもんですよね。でも、仕上がりはどうだかねぇ・・。日程との闘いもあったし・・。

チケットも70点か・・。ガクッちょ

4/15 チラシ作り

2009-03-01 17:35:46 | Weblog
今年は桜が2月中に咲いたらどうしよう!と思うくらい暖かかったのに、このところずうっと寒いですねん

まあ、お楽しみは先に・・と思いつつ、チラシ作りをしていました。

写真の左側、ほぼ真っ白に見えますが、えんぴつ(実はシャーペン)描きの下絵をスキャナーで読み込み、これをPHOTOSHOP で塗り絵。それに日時、場所、タイトル等の情報を載せ、トリミングした写真や地図を目分量でサイズ変更して載せます。

試しに印画紙にプリントしたのが右側の絵です。

何しろトーシローのくせにマニュアルを見るのが嫌いなので、いつもの事ながら、必要と思われる機能を探して、出来る範囲の事をやって遊び遊びここまで到達する訳です。

経費節約とは云いながら、一応カッコイイつるつるの紙のチラシにしたいので、友人に教えてもらった”プリントパック”(”プリクラ”ではない)に注文する事にしました。ネットでアクセスして、紙のサンプルを送ってもらう事からスタートです。

更に、添付ファイルでデータを送れる状態にしなければいけない事が分かって、電話でやり方を指導してもらいました。


ここからが結構たいへん・・。

PHOTOSHOP というソフトは、”トンボを切る”(印刷範囲の特定用の外側の線)ことが出来ないので、A4 の紙に印字して裁断した時に、白い部分が残ったりする事を避ける作業として、”ヌリタシ”をしなければいけない、と云うのです。

1)データのレイヤーを統合する。

2)”ヌリタシ”作業 ・・・・A4 (210mm x 297mm) を216mm x 303mm に画像解像度を上げて少しだけ大きくする。

3)ルーラー機能で、実際に裁断する位置に青線でガイドラインを付ける。

4)RBG カラーを CMYK カラーに変換する。(背景色が赤紫から、沈んだ紫になる)

5)別名を付けてPHOTOSHOP ESP形式でセーブする。

6)ファイルを閉じて、アイコンをDropStuff (圧縮ソフト)にドラッグして圧縮してもらう。


1)から6)まで、どの作業も一瞬のうちに進むことではなく、殊にセーブ関係は、1分位は待たされる感じがします。


これで、とりあえず入稿するばかり・・と喜んでもう一度”プリントパック”のWEB にアクセスしたのですが、一口と思われる辺りを何度見ても、また振り出しに戻ってしまい、埒があきません。

また電話をして教えてもらうしかないのですが、話し中でなかなか繋がりません。
「ア~ア、今日はここまで」


翌日、電話でやり方を指導してもらい、やっとデータの入稿できました。バンザイ!

しかしバンザイ!も束の間。翌日、”プリントパック”の担当者から電話があり、「青線ガイドラインが、A4より小さいし、このまま裁断すると、全体のレイアウトが右寄りになりますが、それで良いですか?」と言われたのです。

結局、イラストの右側にいずれ裁断でカットされる3mmの余白(背景の色なので実際は赤紫)を、画像解像度を上げる事を考慮しつつ足す作業をしてから、また1)から6)までの作業と、長時間かかる(5分位か?)送信をしました。

その後「また作り直しして下さい」の連絡は無いので、とりあえず”色校正”が来るのを待つ段階です。それを見て、問題が無ければGO!

そして本印刷です。

どーか順調に行ってたもれ・・。


完成のあかつきには、改めてアップします。
4/15(水)滝野川会館 大ホール19:00開演『阿部寛とローリング・トゥウェンティーズ・ジャズ・オーケストラ』全自由席¥1500

総勢24人のジャズ系、クラシック系、中間系ミュージシャンで、戦前スタイルのホットでリッチなジャズ・サウンドを創ります。皆さま、是非お誘い合わせの上、おいで下さい。