室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

早起きシリーズ

2011-01-29 18:20:38 | Weblog
昨年の12月にも行った、国分寺市立小学校の音楽授業訪問が終わりました。


             

家を7時過ぎに出て、中央線国分寺か、西国分寺駅に9:10 に集合して、車で学校到着。

2時間目の時間に音楽室で、セッティングや軽く打ち合わせをしていると、生徒さんたちが入って来ます。
3時間目4時間目に、演奏を聴かせたり、楽器の説明をしたり、バイオリンに触れるコーナーを作ったり、合奏、歌唱指導をしたり、質問コーナーで答えたり・・と盛り沢山です。


4時間目の授業が終わると、校長室で給食を頂きます。

             


ゴボウなど野菜の入った手作りパンと、温野菜。それに”ポトフ”ですよ!!

メニューの説明をしに来てくださる学校もありました。

各学校で作られていて、学校ごとに給食の先生たちが趣向を凝らして、心をこめて食育に取り組んでいるそうです。


しかし、寛いでいる時間はなくて、給食後は直ちに移動。午後の学校へ。


ステージのセッティングをして、合奏やの曲目、校歌や学校別の指導テーマを確認すると直に授業開始時間です。

4年生か、5年生か、6年生か、学校によって対象は違っても、ほぼ同じ内容の段取りですが、学校によってカラーは様々でした。


でも、4年生は無邪気で「バイオリンに触ってみたい人は前に出てきて」と言うと、手を挙げてすぐに行列を作ります。6年生は、周囲の目を気にするようになって、すぐには手を挙げません。5年生では、個性をアピールするタイプのお子さんが多いように思いました。

先生の前触れが行き届いていて、子供たちが礼儀正しく、更に自然に静かになって話を聞く態勢になる学校もあれば、一度もりあがっちゃうとなかなか収拾が付かなくなる元気な学校もありました。

とにかく、みんな可愛かったです。一人一人、一生懸命に生きているのを感じました。


それから、学校はけっこう寒いです。出入り口、廊下、音楽準備室・・。幸い授業は音楽室か、レクリエーション・ルームで、暖房があるし、日当たりの良いお部屋でのことが多くて助かりました。


エネルギーの塊みたいな子供たちを毎日扱うんだから、学校の先生は大変だ。


             




6時前に続けて起きると、朝も昼も夜もネムイ・・デス。毎日そういう生活の方々、ゴメンナサイ。偉いです。偉すぎます。

あ~、やらなきゃいけない事、いっぱいあるんだけどなぁ-。

サバイバルの日々は続くよ、どこまでも・・。






1月ハイライト

2011-01-24 01:21:59 | Weblog
気がつくと1月も残り少なくなっていました。

馬車馬のように、脇目を振らず突進した、先週のオケ三連チャン(リハーサル日を入れると四連チャンになります)も終わりました。
1月21日の東京芸術劇場でのコンサートにいらして下さった皆さま、ありがとうございました。


まとめてフォトアルバムになる・・らしいのでやってみました。



            



早起きをした日の朝焼けの富士山と、西の空に浮かぶお月さま。

今回作ったオーケストラ・スコア。

その楽譜で共演したよい子の皆さん。

ゲネプロ風景。

また別のゲネプロ。



開場前の美しい芸劇大ホール。

天井からの圧倒的な響きのオルガン。


・・などなど、です。



色んな事がありました。

楽譜作りの為に、27時、28時はざら。29時まで起きていて、翌朝6時起床の日もありました。

まあ、楽譜も間に合わせられたし、演奏も責任を果たすことができたかな・・。タフな日々をやり切れたのも、丈夫に生んで育ててくれて、現在も食事面で健康管理をしてくれている親のお陰です。


でも、終わってみると、自分が何を期待していたのか、達成感があったのかどうか、よく分からなくなって、よく分からないままに「先へ進まなきゃ」という感じだなー。


このエンドレスのお陰で、活きて行かれるんですよね。

なるべく今月中に、保育園の歌をあと2曲作って、録音も終わったら、次は怒濤の3月、4月に向けての準備です。


自転車操業・・?







オーケストラ・コンサート

2011-01-13 21:52:03 | Weblog
近々の予定です。


来週(なんと来週!)3日間続けてオーケストラの本番が続きます。


1月21日(金) 池袋の東京芸術劇場で《東京室内管弦楽団コンサート》19時開演、指揮・橘直貴さん


             



長年お世話になっているオーケストラです。1992年に故・いわくぼささを氏の長年の夢であった『100 ストリングス』を初めて実現したのも、芸術劇場でした。この年以来のお付き合いなので、かれこれ20年ちかい・・?

そのいわくぼさんが他界されたのが1998 年だから、その後の方が2倍になっていたとは!


今回は、オルガン奏者のゲストもいらっしゃるという事で、バッハの有名な『トッカータとフーガ』のオーケストラ版にオルガンを加えた形で演奏することになっています。

オリジナルはオルガンの曲。ショックな事が起きた時などによく「チャララ~ン 」と言うでしょう? アレです。「チャララ~ン、チャララララ、ラ~」最も絶望的な響きで始まる、人類史上に燦然と輝く、強烈な、あの曲です。

大ピアニストであったリストの超絶技巧的なピアノ用編曲や、ストコフスキーのオーケストラ版なども大変有名ですが、東京室内管弦楽団は、いわくぼささを編を演奏します。これと、オルガンをどう合わせるか・・? 

オルガンは独奏ではなく、あくまでもオーケストラの中での響きとして頂く。でも埋もれてしまっては意味がない。つまり、ブレンド役以上、協奏曲未満の役割となります。その目盛りも、巾がある中のどこに置くか・・。

それを考えるべく、オーケストラ・スコア、オルガン・オリジナル譜、オーケストラ内のピアノ・パート譜、いわくぼさんの書かれたキーボード・オルガン・パート譜が送られてきました。


まず、オーケストラ・スコアを全部、パソコンに打ち込んでみました。これは、けっこう時間がかかる作業ですが、スコアをじっくり読むのと同じことです。ピアノ・パートも全部確認して、オーケストラ・スコアには書かれていない、オルガン・パート譜も入れてみました。


改めて、いわくぼ編『トッカータとフーガ』はスゴイです。隅々まで、「こうあれかし・・」と書かれている事がよく分かりました。
オーケストラに精通したとの自負をお持ちだった、いわくぼさんの面影が蘇ってきました。

隙の無い、出来上がったオーケストラ編曲に、音を足したり、抜いたりは出来ません。コンセプトがくずれてしまうからです。あとは、オルガンをどう重ねるか・・。


オルガンのオリジナル曲とは、発想が違う、オーケストラならではのスケール感から来るスコアなので、拍子、拍節も書き方が違います。

一方、いわくぼさんのキーボード・オルガン・パート譜は、良い効果を狙って書かれているものの、パイプオルガン用ではないので、オルガニストが手を加えて下さる余地を考慮しつつ、オリジナル譜とすり合わせて、今回のコンサート用の譜面を作りました。

実際に、ホール内での響きを試してみないと分からない部分もあるのですが、いわくぼ編『トッカータとフーガ』のコンセプトに合わせてオルガニストに調整して頂きたいと思っています。



コンサートは、第1部がオーケストラ中心のプログラムで、『魔笛』序曲、カルメン幻想曲、トッカータとフーガ、ジェルソミーナ『道』、タイタニック・セレクション等。第2部はメインゲストの藤沢ノリマサ=ポップスオペラの世界、です。また、開場から開演までのひと時、オルガンによるウェルカム演奏があり、そちらも素敵な企画だと思います。

チケットは、チケットぴあ、としまみらいセンター等で発売中ですが、私にご一報あれば、友の会料金です。




えー、続いて1月22日(土) は、大宮ソニックシティで、《みぬま福祉会支援コンサート》ゲストは素晴らしいチェロ奏者・溝口肇さん。


そして1月23日(日) は、つくばのノバホールで、《みのり幼稚園コンサート》カバレフスキーの『道化師』、ローエングリン第3幕への前奏曲、ヨハン・シュトラウス、『新世界より』などの名曲の他、お子さんたちが歌う『唱歌メドレー2011』があります。まだ、譜面作ってます・・。



それが無事終われば・・、えーと、あと保育園の歌の作曲が、何とか今月中に・・。



コンサートのご案内のつもりが、”つなわたり” の打ち明け話になってしまいました。










真冬の乾燥・対策

2011-01-12 12:00:41 | Weblog
新年になっても続く ”綱渡り人生”・・いよいよ佳境に入っております。

昼となく、夜となく、夜中となく・・(朝は?)エアコンと共に居るので、それはそれは乾燥しますよ。



新しい ”仲間” です。


             



去年、導入したアロマミストポッド君に続いて、ついに ”スチーム加湿器” (そのまんまか・・)を入手。

ペットボトルに水道水を入れて、専用のキャップを締めて逆さに立てる・・。簡単ですう。



アロマミストポッド君の方は、水量の巾が制限されているので、気がつくとよくランプが点滅していますが、繊細なミストを眺めているだけで心和みます。


さて、このツートップで万全か・・とかなり期待しましたが、完ぺき・・とは思えず、結局いつもの・・・


             



”つなわたり” と言って、何がどう綱渡りなのか、「説明する時間があったら、早くやれ!」なので、とりあえずここまで。





初詣

2011-01-04 17:16:22 | Weblog
恒例の鎌倉は鶴岡八幡宮です。


             


以前は、2日か3日の朝、早起きをして、交通規制になる8時より前にお参りを済ませていましたが、最近は無理せず、交通規制もなくなってからの初詣にしています。ごりやくに変わりはないようです。


             

流石に大混雑はなく、ゆったりとお参りできます。


             来る度に気になる”倒れたイチョウ”

             

             こんなにどんどん芽が出ています。


             上から。

             


             お池は寒々として見えますが・・

             


             弁財天横では、梅の花が・・

             


小町通りの『まめや』は、いくらでも試食をさせるので、大繁盛。 




初詣の後は、いつものように湘南海岸ドライブです。「光るーうみ、光る大空・・」


 




つい歌いたくなる穏やかで平和な134号線。








沖に大きめのヨットが見えます。







江ノ島




えのすい






春さがしの周遊コースでした。

そう、いつも江ノ島の右側に見えるはずの富士山が、今日は10℃と暖かかったせいか、裾野が少ししか見えませんでした。



             夕方になって、我が家の窓からやっとシルエットが・・。

             


すみません。富士山ばっかりで・・。でも、毎日千変万化。見飽きないんです。







恒例・駅伝観戦(復路)

2011-01-03 15:25:02 | Weblog
昨日の往路は、最後の選手への拍手しか観られなかったので、今日の復路は是非観たいと思って、国道まで出かけました。


この数年観ていた、たすきを渡す場所は、綱が張られて場所が制限され、ダメでした。

             


それで、藤沢寄りの沿道に立って待ちました。


             先頭の早稲田の選手。

             


とにかく、観戦者は年々増えているようです。(ウチなんか、瀬古さんの時代から観てきているのに・・)


 


             ちょっとして、東洋大の選手。
             
             


しばらく間が空いて、マンションの上の方から拍手が聞こえると、そろそろです。

             

             白バイに続いて・・。

             


襷をはずして手に持った選手たちが、最後の力を振り絞ってやって来ます。

 
 







ハッハッハー・・。流石に1440万画素のカメラのスポーツ・モード。去年までの写真とは大ちがい。


トップから20分差になると、繰り上げスタートになってしまうのですが、そろそろか・・と婦警さんが道路規制用の赤いポットを動かそうとして、止めて、一瞬緊張が走りましたが、無事、日大の選手は観衆の大声援の中、襷を渡すことが出来ました。


たまたま隣に立って一緒に観戦する人同士で「そろそろ来るでしょう」とか「あと少しで繰り上げスタートの時間だなあ」とか教え合ったりするのもいいもんです。話しているうちに、背が小さい母に場所を譲ってくださったり・・、善男善女の集まるお正月です。




放送用の櫓かな?


選手たちに控え場所を提供している外車のサービスステーション。






裏道は各学校の車とサポート係の控え選手たち。





今年も生で観戦できて、満足ぢゃ。








            

日本晴れ

2011-01-02 17:55:24 | Weblog
今日は、朝から日本晴れ!


             


1月2日は、関東大学駅伝往路の日。

お節の用意をしているところに、遅れて起きてきた姪に「観に行かないの?」と言われて、走って沿道へ行きましたが、すでに最後の選手を拍手が追いかけているところでした。


             


             気を取り直して、中継所の様子をパチリ。



帰り道、近くの神社に寄って、輪くぐりをしました。


             

本当は、なにがしかお納めしなきゃいけないところですが、生憎いつものようにお財布を持たずに出てきているので、申し訳ないなーと思いつつ、皆さんに紛れて、二礼二拍手一礼。姪は何やら長々と念じていました。


大きくなったなー。





謹賀新年

2011-01-01 15:26:49 | Weblog
新年、明けまして御目出度う御座います。
本年も宜しくお願い致します。

             


穏やかで争いのない、平穏な年であって欲しいです。

個人的には、様々な刺激的な出会いを得て、少しでも前進を感じられたら・・と思っております。




             


             元日の富士山。てっぺんは雲に覆われていましたが、穏やかな朝でした。



             


             元日の夕暮れ。冬至を過ぎて、少しずつ暖かい色になってきたかしら・・。




我が家の飾らないお節。年々食べる量が減りながらも、これだけは・・というものです。


             



ダイエットは三が日が済んでから・・。