室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

フォワグラのプリン

2007-03-28 23:52:34 | Weblog
昨日は、銅鑼の大将の”食べ歩きの会”に連れて行って頂きました。
 中目黒の目黒川の四部咲きの夜桜を愛でつつ、近くのイタリアン”バランチェッタ”へ行きました。写真やボトルで飾り付けされた内装は、決して気取り過ぎず、でも”いい線”行っている落ち着いたセンス。そのセンスが味付けや盛りつけに反映されていました。
 頂いたのは、オードヴルの盛り合わせ、白アスパラのクリーム煮、パスタ2種、アグー豚と伊勢エビのソテー、自家製パン、アイスクリームやケーキとフルーツの盛り合わせなど。
中でも、一番印象に残ったのは”フォワグラのプリン”2センチ角くらいで、小さかったけれど、こってりとした舌触りに、充実した満足感が広がる感じ。ここにUPした写真の中央やや右の小さい四角がそれです。ん~、思い出すとツバが出ます。 あと、初めて見聞きした、沖縄の”アグー豚”は、豚でも牛でも鶏でもあるような、ないような、今まで食べたことのないお肉でした。
 サングリヤの炭酸割りで、すぐに酔いそうな面々が多かったので、私も気楽でした。大将と長年のお友達ご夫妻、その奥様のお従兄弟さんのドクター(ドクターだけ酒豪)、大繁盛居酒屋の御曹司・・という、皆さんとても感じの良いメンバーで、美味しいモノの話、大らかな健康の話題などで、とても愉しいお食事でした。
 こんな素敵なディナーをご馳走になるとは全く予想しないで、7号のハーフパンツを履いて行ってしまい、お腹が弾けないか、実は、とても心配しながら行ったけれど、何とか持ちました。
 

ちょっと!チョットチョット、ソニー!

2007-03-26 23:44:36 | Weblog
私は、ソニー・ブランドは好きな方だ。ビデオデッキはベータ時代からソニー。カセットもMDも、ビデオカメラも、もう何台目だろう・・?1年半前に買ったハンディカムのデジタル・ビデオカメラを、私のMACに接続するには、別売りのケーブルなどが必要なので、この度、母が買ったエフエムブイ(キムタクが宣伝している)の最新版、もちろんVISTA搭載のノート型パソコンに接続を試みた。
 付属のCD,"Picture Package" を、一寸怪しかったけど、インストールして、起動させようとするたびに、「"MacromediaFlashPlayer"がインストールされていません」の文字が出てくるので、ソニーのサポートに電話をかけた。サポートは、どこでも電話をかけると必ず、パソコンの機種、OS、使用ソフトのバージョンなどを尋ねてくるものだが、ソニーでは積極的には尋ねて来ない。とりあえず、最初の電話で"Picture Package"経由で"MacromediaFlashPlayer"をダウンロードしなければいけない事を教わり、"Picture Package"は使えるようになった。
 ところが、14分の曲をパソコンに取り込みたかったのに、10分あたりで一旦切られてしまい、何度やり直してもファイルが2つになってしまう。3回目にサポート電話に出た女性は「2ギガを越える容量は、VISTA との接続では確認されておりません」と冷たく突き放して繰り返し言うばかり。ソニーのホームページで、同機種がVISTA対応可能と書いてあったのに・・。”確認”って何?製品に付いてきたソフトで作業をするのに、まるで他社の責任であるかのような態度だ。そして「もう少しして別の名前になりますがVISTA対応にバージョンアップしたソフトが出ましたらご案内が行くと思われます」と言う。それを一番初めにどうして言わないの?いったい何時間、この作業に費やしたと思うの!と言いたかった。全く親身でない!
 ソニー・ブランドを信用して、DVDに焼けると思ってこのカメラを買ったのに、付属ソフトではCDに焼けるだけでDVDは作れず、「DVDに対応するソフトがあれば出来ると思う。」とは何という無責任さだろう!
 腹立ちながらも、出来ないなら仕方ないと思って電話を切ったら、フリーズして電源を落とすこともできなくなった。Windowsでのフリーズは初めてだ。仕方がないので富士通のサポートに電話をした。富士通で、事の経緯を全部話した。「こう云っては何ですが、ソニーは縦割りのシステムになっていて、部門が違うと別会社のような応対だ、とは時々聞きます」と云われた。なんだ、やっぱりそうか! 怒ってるのは私だけじゃないんだ。挙げ句の果てに、パソコンに搭載済みの富士通のソフトでDVDに焼ける事がわかった。
 こんな事やってていいのか、ソニー!? 富士通のサポートはずうっっっと親身で親切、感じよかったぞ~。

スポーツ放送

2007-03-25 16:00:08 | Weblog
またまたシンクロとフィギュア・・
考えたら、ウィンタースポーツとサマースポーツの両方を同じ日に見られるのだから、今週は贅沢な週だった。
世界中の優秀な選手が集合してやっているスポーツの大会は、競技の種類に関係なく、面白い。まして、”美しさ”を競うための技術の競争は、感動する。最近は、主観だけの採点にならないように、チェックポイントがはっきり開示されているようだ。それでも、トリプル・アクセルとトリプル・サルコウとルッツの違い(アクセルの方が半回転多いらしい)も見ただけではよく分からないシロウトには、採点法方が分からない。なんで、4回転を2つも決めた選手より、1度だけの4回転で手を付いた高橋大輔の方が上位なのか?3回転ジャンプが1つ1回転になっただけで浅田真央がショートプログラムで5位だったのか?印象と採点結果が違う時こそ、バッチリ解説して欲しいものだ。
 日本人選手の結果が良ければそれで良いのか?番組視聴率が上がり、イベントとして盛り上がればそれで良いのか? 盛り上げる為に、やたらと大勢のタレントを登場させて応援の垂れ流しをしてくれるよりも、私が知りたいのは、公正な採点をしているんだ、と納得させてくれる情報だ。
 トリノ・オリンピックのフィギュア・スケートの時のNHKの解説の佐藤有香さんは、採点について分かりやすかったのと、私情を挟んだコメントが無くて良かった。今回の世界フィギュアは、人数を出し過ぎ。シンクロの解説者は、技術の解説は良かったが、自分が当事者になり過ぎではないかな?
 プロレス、ボクシング他、格闘技系は、アナウンサーによる超大袈裟な盛り上げが不可欠かもしれないが、野球にしろ、サッカー、過剰な盛り上げを”うっとうしい”と思うのは私だけだろうか?いや、少なくとも、我が家の家族はそう思っている。プロ野球好きの母も、テレビで野球中継を出しながら、音声を消して、ラジオ放送の音声を出したりする事がよくある。
 なんで盛り上げようとし過ぎるのだろう?テレビ局は、視聴者を、盛り上げてもらわないと自分で感動できない”アホ”だと見くびっているのか?

シンクロ&フィギュア

2007-03-21 23:22:34 | Weblog
メルボルンでやっている「世界水泳」のシンクロと、東京でやっている世界フィギュアスケートをほぼ同時に放送していた。
どちらも年々レベルが上がり、しかも昔に比べて、主観だけで採点されない仕組みが開示されている。でも、シンクロの方は、ロボットみたいな動きが多くて、やや表現の幅が狭い感じもするが、いずれにしても、人類の限界への挑戦の中で、”美”を競っている。コンペティションだから、放送局も、プレス関係も、皆、日本を応援し、順位の変動、成り行きに、一喜一憂している。
でも、そ~んなに、日本人、日本チームが銀メダルがあたりまえで、銅メダルでは”負け”のように言わなくてもいいんじゃないかな? 日本人だろうと、外国人選手だろうと、人類がどこまでできるのか頑張っている”人類の代表人”なのだから、国籍に関係なく応援したいなあ~。

旅のエトランゼ

2007-03-17 23:52:54 | Weblog
 5日間の関西滞在を終えて帰る朝、駅まで5分のホテルから新大阪駅へ向かう道すがら、薄い飛行機雲、のんびり右へ滑るようなセスナ機、さほどは大きくないビルが駅へと続く道の向こう側に見える。明らかに日本だが、見たことの無い景色。そういえば、本番とそれに備えるリハーサルの緊張つづきだったのと、車に乗せられての移動で、土地勘を持つに至るような、地図を把握する程の余裕は何処にも無く、ずっと「此処は何処?」状態だった。
 フィンランドから呼ばれて来日した優れた演奏家たち、それを迎え撃つ有名な日本人演奏家たち。綺羅星の如き皆さんとの共演は、日頃とは違う緊張をした。テンポ通りに弾くと「う~ん、行進曲みたいよね」と云われ、自分の歌い方で揺らすと合わない。芸術文化センターでの肝心な本番では、消化不良で終わってしまった曲が、夕べの篠山での即席コンサートでは、少しマシに演奏できたかな・・。やはり回数だなぁ。本番を経る事が何より大きい。お陰で共演者たちへの気後れを減らす事ができた。いや~、純粋で屈託のない彼等に対して、心からの尊敬でいっぱいだ。芸術文化センターで最後にアンコール的にやった“ジェラシー”の編曲者という事で、一目置いて下さる一面はあるけれど、同じ演奏家として、忸怩たるモノがあった。そういえば、先週は「準備不足でヤバい」と云っていたなぁ。そう、準備不足だったのだ。次回の5月に向けては、とにかく練習し、勉強するしかない…。
何やってるんだか、何処にいるんだかって事の無いように。

卒園式

2007-03-12 00:52:22 | Weblog
私が作曲している保育園の卒園式が始まった。卒園生一人一人の歌を、皆で歌って祝い、本人が染めた紙の卒園免状には、その歌詞が書かれている、大感動の保育園「鳩の森」は、3つの姉妹園があり、今日はパート1で「あすなろ」の卒園式だった。
 「あすなろ」の曲は1曲だけ。ファンタジックな詩だったので、イメージが持ちやすかった。他の作曲家の歌で、素敵な曲があったし、苦労が分かる曲もあった。子供達は元気に、無邪気に歌っているが、親たちの”合唱団”が活き活きと歌っていたのが気持ちよかった。指揮者(指導者)もピアニストも音楽家として優れた方達だ。そのピアニストに「いい曲ですね。」と言って頂いたのは嬉しかった。
 一度帰って出直して、午後は来週が本番の、本家「鳩の森」の練習に立ち合った。こちらは4曲作った。詩のイメージが色んなタイプだったので、ワンパターンにならずに済んだ。そして、それぞれの親御さんたちが「大変気に入っています。千回くらい聴きました」と言いに来て下さったのは、ありがたかった。《嬉しくて涙が出ちゃう、だって女の子だもん・・》いや、一寸違うか・・。
 保育園の子供達は、6歳にして感情表現が豊で、意思表示もしっかりしている。大したものだ。
それに比べて、2度の送り迎えで、父に4回往復させた私。 全く独立心が未発達だ。

ぴんち

2007-03-08 23:42:10 | Weblog
えーと、何故か忙しい時に限って、ブログを書いたり、掃除したり、外国語のメールを発信したりする私。
人生には、よく”今までかつて無いピンチ”と思うことがある。結構しょっちゅうあったりするので”オオカミが出たゾ!”に近い部分もあるかもしれないが、今現在は、本格的に忙しい”ピンチ”
 来週15日に西宮の芸術文化センター小ホールで、舘野泉・ヤンネ親子プロデュース”オウルンサロ音楽祭in 兵庫”が開催され、13日から予備練習の為に兵庫入りする。16日にもミニ・コンサートに出演させて頂く事になり、17日に帰る予定。そして18日は恒例の”たちばなコンサート”が有り、ベートーヴェンの”大公トリオ”、メンデルスゾーンのトリオ1楽章ずつ、それに私の”大和絵”、ピアソラの”冬”もあったな・・。アンコール曲の編曲ができていない・・。かなりハードなプログラムで、リハが12日しかできない。おまけに、10日はタンギッシモ演奏会があり、タンゴの専門家がかなり聴きにみえるという噂がある。
 こういう状況、分かっていたんだけど・・。アハハ・・。
ま~、一日一日を大切にするしかない 鼻炎の薬を飲んで眠気との闘いもあるけど