虎ノ門 Salle a manger de Hisashi Wakisaka

虎ノ門駅の近くの裏通りにある、リヨン料理のお店とのこと。

例によってグルメのF君の選定。今回はオッサン3名で。

入り口が分りにくいが、大きな写真が目印。

 店内は、カウンターが6席にテーブルが3つで20名程度のキャパ。

お客はカップルが多い。

テーブルクロスを見ても分るように高級レストトランという雰囲気ではなく、ビストロか、田舎町の地場のレストランという感じ。

 

でも、気合は入っており、食器はラギョール。

 コースはなく、アラカルトで頼む。

私の頼んだ「貧乏人のフォアグラのパテ、ブリオッシュ添え」

ガチョウでなく鶏の肝臓で作ったパテだから、「貧乏人!」 でも滑らかで香りも良く美味しい。

 F君のオニオングラタン。いい香りがしていた。

 T君の前菜、「アンデュエット(内臓の詰め物)」。私は内臓が苦手で付け合せのジャガイモとソースをもらったが、凄く旨かった!

メイン 

F君の「ブフ ブルギニオン」。 お肉がホロホロとくずれる!

 私の頼んだ、「鴨の胸肉に蜂蜜をつけて焼いたのに、ブランデーのソース」。これきわめておいしかった。

 T君の「ホロホロ鳥に詰め物をして焼いたもの」

 チーズは3人でシェア。 

右から2番目の「シェフが自分でカルバドスで洗ったチーズ」っちゅうのが美味しかった。 左のペースト状にしたのも秀逸。

 ここまでで、腹いっぱいになってしまい、デザートはサバランを一人分とってシェアした。

サバランをアイスクリームとあわせてあり、軽くて美味しかった。

 飲み物は、グラスシャンパン、白ワインもグラスで1杯ずつ、(アルザスのゲブルツトラミネール、ミュスカデ、リヨンのVin de Table)。 特にミュスカデが、香り豊かで出色!(特別の銘柄だそう)

赤は、ブルゴーニュということで下記。 

明るい色の、飲みやすい銘柄であった。

これで一人1万円行かなかった。 

 金曜の夜だからか、お店は満席。カウンターの向こうの厨房はシェフと助手の二人。 

奥様?が給仕とソムリエールを兼ねている。助手も食器運びを手伝っていた。

全体の印象だが、味も量も日本人向きに敢えてアレンジしていない感じがした。

ただ、量がたっぷりなのは良いのだが、年寄りには多すぎて少々つらい。

 次回は3人で2品か2人で1品とってシェアする程度で十分か・・・ 

シェフはなんでもリヨンの大会に出てたそうで、棚にトロフィーのようなものが置いてあった。

お店のブログによると惜しくも入賞は逃がしたらしいが、現地でMOFのシェフがコーチしてくれたとのこと! 凄い!

気の置けない仲間と再訪したいお店である。 但し お腹はしっかりすかせていくべきだろう。(笑)

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )