ドナウ川の白い雲

ヨーロッパの旅の思い出、国内旅行で感じたこと、読んだ本の感想、日々の所感や意見など。

ロンドン・オリンピック6…… 最高に美しい言葉

2012年08月16日 | 随想…スポーツ

 オリンピック特集の終わりに、私が最も感動した選手の言葉です。

 男子20キロ競歩に出場したエリック・バロンド選手は、銀メダルを獲得しました。グアテマラ国で、史上初の五輪メダリストです。

 「この銀メダルがグアテマラの子供たちに勇気を与え、彼らが銃やナイフを置き、その代わりにトレーニング・シューズを手に取ってくれればいい。そうなったら自分は世界一の幸せ者だ」。

 「…… そうなったら、自分は世界一の幸せ者だ」。

 オリンピックを通じて、数々の選手たちの素敵な言葉に出会ってきたが、このグアテマラの選手の言葉は、最高に美しい。涙が出ます。

 

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