( 宮島の海 )
皆さん、明けましておめでとうございます。 月並みですが、本年もどうかよろしくお願いします。
元日の読売新聞から、松井秀樹へのインタビュー。
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「しばらくの間、米国に残るつもり。なにせ、勉強したいんだよ。勉強、得意じゃないけど、嫌いじゃないし。あれ、好きと言えないな(冗談)」。
「あくまで野球人でありたい。でも、その前に、生まれ育った国が周りの目にどう映っているのか、どう他国と違うのか、日本人として子どもたちに何を伝えなきゃなんないのか、それを外から考えるのも、大切だと思う」。
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「いっぱいもらった年俸で、少年野球専用の球場を作るの。で、年を取ったら毎日、試合を見に行くわけ。観客席に座っていると、『誰?あのじいさん』って子どもの声が聞こえるけれど、もちろん名乗らない。野球が素晴らしいスポーツとして受け継がれている、それを確かめながら生きていけたらいいな」。
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立派な野球選手だ。
鏡がなければ自分の顔はわからない。「外」を知って、初めてわが祖国が見え、祖国を愛することができるようになる。
阪神タイガースに入っていたら良かったのに、とずっと思い続けてきたが、今朝は、阪神タイガースだったら、こんな風に育たなかったかもしれないな、と、ふと思った。