( 飛行機の窓から、ヨーロッパアルプス )
このブログ 「ドナウ川の白い雲」 を、いつも読んでいただいている方々に心から感謝いたします。読んでくださっている方々が、いらっしゃるということが励みとなり、好きなことを書き続けてきました。
さて、勝手ながら、8日間、日本を離れますので、このブログも少しお休みをいただきます。
旅先で、ブログを書いたら良いのでしょうが、(中)高年世代としては、パソコンを持って旅をすることも、旅先で、夜、文章を書くことも、気力・体力ともに、到底不可能です。何とか無事に旅をして、せめて良い写真を撮りたいと思っています。
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旅程は、以下のとおりです。
第日 12/14(金)
関空→アムステルダム→マドリッド→ビーゴ(スペインの大西洋側の港町)
第日 12/15(土)
ビーゴ(列車)→サンチャゴ・デ・コンポステーラ(見学)
第日 12/16(日) サンチャゴ・デ・コンポステーラ(見学)
第日 12/7(月) サンチャゴ・デ・コンポステーラ→(列車)レオン(見学)
第日 12/18(火) レオン(見学)→(列車)マドリッド(見学)
第日 12/19(水) マドリッド(見学)
第日 12/20(木) マドリッド→アムステルダム→
第日 12/21(金) →関空(朝)
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今、心配しているのは、第1日目に、大西洋岸の港町ビーゴまで、無事に飛行機を乗り継げるか、ということです。
先日も、雪で、アムステルダムのスキポール空港が混乱したようです。
マドリッドの空港も心配しています。乗り継ぎ時間が1時間20分しかなく、ヨーロッパでは列車でさえ遅れるのが当たり前で、日本のようにはいきません。人間は何とか乗り継げても、機内預けのバッゲージがビーゴに来ない可能性もあります。
雪で飛行機が飛ばず、マドリッドでやむなく1泊、ということも、想定しています。そういうときの航空会社とのやりとりは、英語もろくに話せないのに。
でもまあ、心配してもきりがない。今は出発あるのみです。
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天気予報では、第1日目から第4日目までは、暖かいけれども、ずっと雨です。
ただ、サンチャゴ・デ・コンポステーラは、もともと雨の多いところだそうで、「雨のサンチャゴ・デ・コンポステーラ」 を楽しめないようでは、行く意味がないそうです。
今回の目的は、キリスト教の三大巡礼地の一つ、サンチャゴデ・コンポステーラ。
それと、ユーラシア大陸の西の果て、大西洋を、列車の窓から一目見たいということです。
以前、ヴェネツィアに行ったとき、ヴェネツィアの商船・海軍が活躍したアドリア海を一目見たいと、リド島に渡り、アドリア海の見える浜まで歩いて行ってみたら、地図上ではイタリア半島とバルカン半島にはさまれた細長い海ですが、小さな人間の視界には、太平洋と少しも違わない広大な海があったので、がっかりして帰ってきました。
仕事で、オーストラリアのパースへ行ったときは、その先の海がインド洋だと知り、列車に乗って見に行きました。が、海に「インド洋」と書いてあるわけではなく、普通の海が遥かに広がっていました。海水をなめてみると、恐ろしく辛かったことを覚えています。
それでも、ユーラシア大陸の向こう側の果て、大西洋につながる雨のリアス式海岸を、サンチャゴ・デ・コンポステーラへ向かう列車の窓から、見てみたいと思います。
「 ‥‥窓にいっぱいに、大西洋‥‥」(水森かおり) です。♪♪
スペインといえば、アンダルシア地方ですが、それは、次回、もっと良い季節にとっておきます。
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旅をすること。そのために、日ごろ、多少とも歩いたり、プールに行ったりして体調を整えること。また、インターネットで航空券を取ったり、ホテルを探したり、列車その他のチケットを確保したりすること。
そして、旅に出ると、言葉の通じない異国を肌で感じ、未知のものを見、はらはらどきどきの冒険もし、帰ってからは、見たもの、感動したものについて、あれは何だったのかと歴史の本を読み、それらを記録する。
そういうことが、リタイア後の第一の自己活性法であり、健康法です。
それではまた、このブログで。
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