終っちゃった! お正月のTVって私にはついていけない。 だから、元日は朝からEテレの7時からはじまるこの番組を待っている。 息子の好みとかち合わないことを祈りつつ・・・ユーロビジョン(?)の画面が始まって楽友協会の建物が、窓からウィーンの青い空が・・。 イヨイヨだぁ!
今年の指揮者は今までの最年少35歳のベネズエラ出身グスターヴォ・ドゥダメルさん。 昨日のEテレでも何度も出ていた名前だ。 「バレンボイム以来の天才」 「否、それ以上」・・・。 拍手の中から出てきたマエストロ氏、小柄でモジャモジャ頭、人懐こい笑顔で登場。 見ただけで楽しくなる感じ。 マエストロご自身が楽しんでいる様子が十二分に伝わってくる。 指揮をしながらの笑顔。 イイナァ♬ (^^♪ 明るいワルツばかりだからコチラも自然とニヤニヤ。 体も動く。 思わず棒振りの真似だって・・。
昨年までのコンマスのキューリッヒさんがゲストとして出演。 初めて客席で聴いた・・そうだけれど、弾きたくなっただろうなぁ。 ゼッタイに! 踊るがごとき指揮、小沢征爾の指揮もそうだ。 半世紀前、彼の振りを見た時ビックリしたっけ。 地元のオケにいたころ、ある時、いつもの指揮者の都合で彼の友人という指揮者が来た。 彼、「もっと楽しく弾こうよ! 踊ろうヨ!」 小柄ながら指揮エリアを大きく飛び出しての棒はとても楽しかった。 彼、言ってたっけ。 「俺、有名になりてぇなぁ・・」 あまりに率直な弁に驚いたけれど、間もなく、在るコンクールで優勝(?)。 そのご褒美でヨーロッパに留学。 ネットで見ると既に帰国して活躍しているご様子。 奥田恵吾さんという方。
白黒TVで初めて見たウィーンフィルのニューイヤーズコンサート。指揮をしながらバイオリンを弾いていたウィリーボフコスキーは、一昨年のウィーンの市民公園内のシュトラウスの黄金像そのものだ。 いろいろ思い出しながら、楽しいひと時だった。