地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

それぞれの道

2006年11月09日 | france
アメリカの大学で仲良しだったテニス部のパトリシア(スペイン人)が
同じくテニス部だったリオ(アメリカ人とボリビア人のハーフ)と結婚して
リオの仕事の関係で今はパリに住んでいます

彼らの家が語学学校と目の鼻の先だったから なんて偶然!

そして同じくテニス部で仲良かったクリッシー(ドイツ人)はロンドン在住だけど
先週末たまたまパリに来ていて
まさかの同窓会が開催されました!

パトリシアとリオと会うのは私が卒業してダラスを離れて以来だから6年半ぶり!
二人のかわいい娘のアドリアナとは初のご対面
クリッシーとはイギリスで会っていたから2年半ぶり

優しい陽射しが入るパリの土曜日の
遅めのブランチ
パトリシアお手製のパウンドケーキとコーヒーで
懐かしい話に花が咲きました

1歳半のアドリアナはめちゃめちゃお転婆です
かわいすぎ!!!



私たち3人とも スポーツで奨学金をもらっていた留学生で
競技は違えど真剣なアスリートで
慣れない英語で必死こいて勉強していただけあって
境遇が一緒で仲良しでした

その後もみんな活発に働いていたけれど
でもパトリシアには子どもが生まれて 専業主婦のママになって
四六時中 子育てにかかりっきり
私とクリッシーは
「え~・・・私たち できるかな・・・」
「その前に 私たちは結婚できるのか?(笑)」

クリッシーは大変な恋をしているようです(笑)
ま~この歳になれば良くあることだけどね

でもパトリシアも通信教育で大学の勉強していたりするので
やっぱりじっとしてはいられないみたい
もうちょっとアドリアナが育ったらすぐ働きに出るでしょう


これからもみんなで刺激し合って
ずーっと仲良くしていきたい大切なお友達

素敵なひとときでした

『ピエール・エルメ』

2006年11月09日 | france
お世話になっている知人が大のお菓子好きで
その影響でフランス菓子の世界に足を踏み入れている

今までほとんど興味のなかった世界だけど
意外に楽しいかも!


昨日 サン・シュルピスにある『ピエール・エルメ』のケーキを買ってみました

20代で『フォション』『ラデュレ』などの有名カフェのチーフ・パティシエを歴任している人で
この業界では”巨匠”と言われる人らしい
私はまったく知らなかったのだけれど
青山にも支店があって
新宿の伊勢丹にも入ってるんだって

今や定番と言われている
どのガイドブックにも載っている『イスパハン』と
その他の計3つのケーキを購入してみました

上写真がそのイスパハンなんだけどさ


・・・驚きました。


どのくらい驚いたかというと

自分がミスター味っ子になったかと思うくらいでした

「こっ、これは・・・!!!」

と思わずなりきってしまいました


いやね 今まで30年生きてきて
初めて「お菓子は芸術だ」と思ったよ
どっかから借りてきたフレーズじゃなくて
ほんとに

見た目が芸術だけじゃなくて
味が芸術なんですよ
ほんとに舌が芸術を感じたんだって!

どういうことかというと
イスパハンはまず ライチの味がしてきて 気がつくと上に乗っているローズ(かっこつけたけど、まあバラです)の花びらの味もしてきて 
一番想像していたラズベリーの味はほのかにするのね
そのバランスが絶妙なのです

エルメ氏の”作品”が「創造性に溢れる」という意味がわかっちゃったよ

あと一つ付け加えると
バラの花びらの上にポツンとしずくが垂れていて
これもわざわざゼリーを乗せているんですって
ひとつひとつにね
言われるまで気がつかなかったんだけど


いやー お菓子はアートだよね

なんてね


あとの2つも イスパハンほどの感動はなかったけれど
繊細な味でした

でもチョコレートのやつは 台所で準備していて手が滑りました
箱ごと宙に浮きました


あのエルメ氏の芸術を、だよ?

まぁそこが私らしいっていうかね

こちらはすっごく甘かったです

これが全3品↓

ピンクの『イスパハン』と緑色の『デジレ(情熱)』、チョコレートは『タルト・プレニチュード』

イスパハンは960円くらい
高くないよ 決して
良い体験した!って感じ

まぁでも 日本じゃ絶対買わないよね
日本ではもっと高いのだろうけどね


貴重な体験でした
開眼しちゃいました

すごいよ~ この世界!

今後も他のお菓子をアップするので乞うご期待