地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

マカロン対決!

2006年11月14日 | Weblog

昨日買ったのは ラデュレ LADUREEと先日のピエール・エルメ PIERRE HERMEのマカロンでした

フランスの代表的なお菓子・マカロンは、もしかして今回の旅で初めて口にしたかも

何だかすごく甘そうで フルーティな味がしそうだから 私の好みじゃないと思っていました

でも食べてみたら・・・ 「OH WOW!」

おいしいではないか!

フワフワッとした食感とアーモンド・クリームが良いのです

 

ということで段々マカロンに対して免疫が付いてきていた私ですが

昨日はマカロンのパティシエとしてトップの名声を誇る2つのお店のものを同時に、という何ともリッチな体験

たっくさん種類がある中で どちらも私の好みのチョコレートとかモカとかピスタチオばかり選びました

軍配は・・・ 断然ピエール・エルメに上がりました!

中でも感動したのは Marron & The Vert Matcha という「栗と抹茶」の一品

こりゃー また ミスター味っ子になったよ あたしゃ!!!

すごいすごい エルメ氏は本当にお菓子の芸術家だよーっ

何かもうね 味のコンビネーションと分量が絶妙なんです

 

AZUR Chocolat & Yuzu は柚子の味がちょっときつかった

(あまりフルーティなお菓子が好きではない私の好み)

 

エルメ氏は単に日本の味に興味があるのかしら?それとも日本人の客が多いから 喜ばせるために取り入れているのかしら?

(今出ているTITLeにエルメ氏が取り上げられているらしいから見てみて下さいね 仲良しのお友達が編集者なの)→「ピエール・エルメさんと行く、お江戸の甘味めぐり」

 

あともう一つ美味しかったのは Caramel a la Fleur de Sel (塩の花とカラメル?)

 

全部日本にもある味なのかな?

images←みんなでちょっとずつ味見した図

images images お店もシックな感じ ちょっと日本語がおかしい日本人のスタッフもいる いつも混んでます

 

対する創業1862年とお店の袋に書いてあるラデュレは・・・

エルメと比べると クランチーな食感で 味はすごく甘い

マカロンで有名なのに 私好みではありませんでしたー

パリに3店舗あるのですが カフェはいつも混んでいるんですって

 

さて もうひとつ パリに来てすぐに食べた 私のマカロン初体験は サダハル・アオキ

学校の近くを歩いていたらあって 「お 日本人パティシエだ」と思って お洒落なお店の雰囲気につられて 知らずに何気なく買ったのですが 雨宮塔子さんのご主人だったのでした

images

ここのマカロンで 私のマカロン第一印象は良くなったのです

さすが日本人!抹茶とか 日本の味 繊細な味

アーモンドも効いている

日本にもここパリに次ぐ2号店が出ているんですってね 全日本商事さんが受注していると全日本商事で働いている人に聞きましたから!

 

ということで私のマカロン日記でした

ぜひ日本でもマカロン見たら試してみてくださーい


教会めぐり

2006年11月13日 | france

日曜日の今日は 教会のミサに行きました

私がじゃなくて

パトリシアとリオがです

私は1歳半の娘・アドリアナのベビーシッターとしてついていきました

 

パリにはこれでもかというほど教会があって もうどうでもよくなってきました

それでなくても宗教的な意味合いがイマイチよくわからないから

価値もそれほどわかっていないような気がするけれど

建築物としてはすごいなぁというものがたまにある

imagesたとえばサクレ・クール寺院 これはウツクシイ 丘のてっぺんにそびえたって 周りを見下ろす感じも素敵

ノートルダム寺院にまだ行っていないから 早く行きたいといつも思っています

 

今日行ったのは 超有名なサン・ジェルマン・デ・プレ教会

でも”ロマネスク様式としてパリ最古”と言われても何のことやらわからない

542年に最初に建てられたんですって

今から1500年以上前です これはちょっとすごいよね

でも今の形は何回も立て替えられた後のものなので何の説得力もない・・・

images images

その超有名な教会に通っているというパトリシアとリオを なぜか「すげ~」と思ってしまいました

ガイドブックに載っている観光地で

実際の教会としての役割をすっかり忘れていました

ちなみにパトリシアはすごく敬虔なカトリックです

ヨーロッパの人でここまで信仰深い人はあまり知りません

今日はスペイン語のミサだったので ちんぷんかんぷん

でも 私はクリスチャンじゃないけど 厳かな教会の中と

ミサを聞いて みんなが生き生きとしているのを見るのは好き

ちなみに教会の中はこんなに明るくないです(カメラのちょっとした細工)

 

その目と鼻の先にあるのがサン・シュルピス教会

images今は工事中ですが、すごく大きいの!

完成までに135年かけた代物です

最初、買い物ついでに「ごっつい教会だなー」と普通に見ていたのだけど

あとで友達に聞いてびっくりしたのが

あの『ダヴィンチ・コード』でシラスがキーストーンを探して

尼僧を殺したあの教会だったの!

興奮したよ!シラスがいたなんて!マジ怖いから!

 

教会の近くでまたお菓子を買ってしまいました・・・

有名なお菓子やさんが2件あって どちらも・・・

もう今の家の界隈にはいろいろありすぎます・・・

さて何を買ったかは 次回までのお楽しみ

このブログの読者から欲求不満になってきたと言われたけれど気にしな~い

「ダイエットは明日から!」


『フォション』

2006年11月11日 | france
今日はオペラ座の近くの日本食街に買出しに行く途中

マドレーヌMadelaineのフォション FAUCHONを通りかかったので購入してみました☆

ええ 最近お菓子に走りすぎじゃないでしょうか? いもっさん

でも好奇心は収まらない

それをお友達と楽しむのが良いのよね

一人で味だけを楽しむほど お菓子好きではないのです


創業1886年

紅茶で有名だけど 一緒にいたパトリシアが
『私、ぜんっぜん紅茶飲まないのよね~ 2年前にクリッシーからもらったのまだあるよ』というから
紅茶をやめてコーヒーを買ってしまいました

私はね コーヒーの方がお菓子より好き
パリのカフェのコーヒーはおいしいけれど
エスプレッソだから量が少ない
ガブガブ飲みたいのに物足りない

そしてチョコレートは 9個入りで€10くらいのゴージャスな味がしそうなのを買おうとしたのですが
隣の板チョコを買ってしまいました
DARK CHOCOLATE WITH SPANISH ALMOND SLIVERS と
MILK CHOCOLATE WITH LATIN AMERICAN COFFEE 
スペイン人のパトリシアとボリビア人とアメリカ人のハーフのリオと一緒に居たからさー


味は美味しかった 普通に

飽きのこない”老舗”って感じの味でした

伝統を噛み締めている感じがいいよね

なんてね

きっとフォションのサロン・ド・テで紅茶とケーキをその場で召し上がったら
もっと感動するのかしら

まぁ もし機会があればね

マリアージュ・フレールの紅茶とどっちが美味しいのかな?

パリに居ると悩みが増えるぜ

それぞれの道

2006年11月09日 | france
アメリカの大学で仲良しだったテニス部のパトリシア(スペイン人)が
同じくテニス部だったリオ(アメリカ人とボリビア人のハーフ)と結婚して
リオの仕事の関係で今はパリに住んでいます

彼らの家が語学学校と目の鼻の先だったから なんて偶然!

そして同じくテニス部で仲良かったクリッシー(ドイツ人)はロンドン在住だけど
先週末たまたまパリに来ていて
まさかの同窓会が開催されました!

パトリシアとリオと会うのは私が卒業してダラスを離れて以来だから6年半ぶり!
二人のかわいい娘のアドリアナとは初のご対面
クリッシーとはイギリスで会っていたから2年半ぶり

優しい陽射しが入るパリの土曜日の
遅めのブランチ
パトリシアお手製のパウンドケーキとコーヒーで
懐かしい話に花が咲きました

1歳半のアドリアナはめちゃめちゃお転婆です
かわいすぎ!!!



私たち3人とも スポーツで奨学金をもらっていた留学生で
競技は違えど真剣なアスリートで
慣れない英語で必死こいて勉強していただけあって
境遇が一緒で仲良しでした

その後もみんな活発に働いていたけれど
でもパトリシアには子どもが生まれて 専業主婦のママになって
四六時中 子育てにかかりっきり
私とクリッシーは
「え~・・・私たち できるかな・・・」
「その前に 私たちは結婚できるのか?(笑)」

クリッシーは大変な恋をしているようです(笑)
ま~この歳になれば良くあることだけどね

でもパトリシアも通信教育で大学の勉強していたりするので
やっぱりじっとしてはいられないみたい
もうちょっとアドリアナが育ったらすぐ働きに出るでしょう


これからもみんなで刺激し合って
ずーっと仲良くしていきたい大切なお友達

素敵なひとときでした

『ピエール・エルメ』

2006年11月09日 | france
お世話になっている知人が大のお菓子好きで
その影響でフランス菓子の世界に足を踏み入れている

今までほとんど興味のなかった世界だけど
意外に楽しいかも!


昨日 サン・シュルピスにある『ピエール・エルメ』のケーキを買ってみました

20代で『フォション』『ラデュレ』などの有名カフェのチーフ・パティシエを歴任している人で
この業界では”巨匠”と言われる人らしい
私はまったく知らなかったのだけれど
青山にも支店があって
新宿の伊勢丹にも入ってるんだって

今や定番と言われている
どのガイドブックにも載っている『イスパハン』と
その他の計3つのケーキを購入してみました

上写真がそのイスパハンなんだけどさ


・・・驚きました。


どのくらい驚いたかというと

自分がミスター味っ子になったかと思うくらいでした

「こっ、これは・・・!!!」

と思わずなりきってしまいました


いやね 今まで30年生きてきて
初めて「お菓子は芸術だ」と思ったよ
どっかから借りてきたフレーズじゃなくて
ほんとに

見た目が芸術だけじゃなくて
味が芸術なんですよ
ほんとに舌が芸術を感じたんだって!

どういうことかというと
イスパハンはまず ライチの味がしてきて 気がつくと上に乗っているローズ(かっこつけたけど、まあバラです)の花びらの味もしてきて 
一番想像していたラズベリーの味はほのかにするのね
そのバランスが絶妙なのです

エルメ氏の”作品”が「創造性に溢れる」という意味がわかっちゃったよ

あと一つ付け加えると
バラの花びらの上にポツンとしずくが垂れていて
これもわざわざゼリーを乗せているんですって
ひとつひとつにね
言われるまで気がつかなかったんだけど


いやー お菓子はアートだよね

なんてね


あとの2つも イスパハンほどの感動はなかったけれど
繊細な味でした

でもチョコレートのやつは 台所で準備していて手が滑りました
箱ごと宙に浮きました


あのエルメ氏の芸術を、だよ?

まぁそこが私らしいっていうかね

こちらはすっごく甘かったです

これが全3品↓

ピンクの『イスパハン』と緑色の『デジレ(情熱)』、チョコレートは『タルト・プレニチュード』

イスパハンは960円くらい
高くないよ 決して
良い体験した!って感じ

まぁでも 日本じゃ絶対買わないよね
日本ではもっと高いのだろうけどね


貴重な体験でした
開眼しちゃいました

すごいよ~ この世界!

今後も他のお菓子をアップするので乞うご期待

ルイ・ヴィトンにおつかい

2006年11月08日 | france
今日はちょっと変なことがありました。

サンジェルマン・デ・プレを歩いていたら中国人の中年カップルに呼び止められた。

「あそこのルイ・ヴィトンの店に行って、お財布を買ってきてくれない?」
「はい?」
「僕たちは1点ずつしか買わせてもらえないんだ」

「格好が汚いからじゃないの?」という言葉は飲み込んだ。
よくあの敷居の高い店にそんな汚いジャンパーとスニーカーとウエストポーチ(!)で入れたわね。という出で立ちの二人。
近所の商店街じゃないんだから。

最近中国人の買占めがとてつもないから、有名ブランドショップは売るのを渋っているというのを聞いたことがある。

中国人は確かに海外に増えた。それもものすごくお金持ちの。

しかし私から見ると、日本人以上に買い方に品がないのだ。
まさに『買い漁り』。
お店の前まで観光バスが乗りつけ、どばっと中国人が出てきて、買い漁る。
ギャラリー・ラファイエットなどには中国人用のコーナーがあるらしい。
海外旅行できて、ブランド品を買えるだけの中国人が増えたということだけれど、
国に持って帰って転売しているらしいし。

しかし私はなかなか断れない、損な性格なのだ。
偽札でも掴まされるんじゃないかと疑ったけれど、
すごい勢いで「この型じゃなくて、この型でもなくて」とヴィトンの財布が出てくる。
「この330ユーロの財布がいいの」と紙を見せられる。

私「じゃあ、ここの店じゃなくて、シャンゼリゼとか、ギャラリー・ラファイエットで買えばいいじゃない」
彼ら「あっちはだめだ。現金を受け取ってくれないから」
私「ごめんなさい。私、できません」
彼ら「お願いだから頼む」

かなり強引だ。
結局引き受けてしまった。

「モノグラムでも良いよ。小銭入れはジッパーがいいな。はい、じゃあ330ユーロ。あ、あとキーホルダーもこの6個のやつを、2つ。120ユーロずつ。店の前で待ってるから」

ぽいっと570ユーロ渡された。

「……。」

やっぱやめとけばよかった。

どう考えてもおかしい。
偽札だったらどうしよう???

しかし、私の困惑などソッチノケだ。
私もなかなかきっぱり断れない。

なんて馬鹿のお人好し・・・


私はルイ・ヴィトンに向かって歩き出した。
振り返ると、二人は私のことなんてもう見てやしないのだ。
このままダッシュすると思わないのかな?


ルイ・ヴィトンに入った。
パリに来て、初めてだ。本場のヴィトン。
日本と同じ、これでもかとばかりに高貴な雰囲気。
嫌いではないけれど、ヴィトンは私にはまだ早いと思ってしまう。
デザイナーズブランドを身に着ける前に、そのブランドの格に見合う女性になりたいと思う。もちろん背伸びもしたくなるのだけど。

特に今回は自分が買うのではないし、シチュエーションがシチュエーションだけに、さっさと目当ての品を見つけて買った。

店員はフランス語で話しかけてきた。
当たり前か。

でも日本人でフランス語を話せる人は少ないだろうから、英語で話しかけられるのかと思っていた。
これが良く話に聞く、「絶対に英語を話そうとしないフランス人か?!」と偏見の目を向けてみた。
みんな、「フランス人はプライドが高くて性格が悪い」というけれど、
まだそういう対応をされたことはない。
ただ単に鈍感なのかもしれないけれど。

と思っていたら、フランス人の男性の店員が、隣の日本人の客にぎこちない日本語を話していた。
「パスポート ヲ ミセテクダサイ」


支払いを済ませ、私は店の外へ出た。

二人を探したが・・・

いないんだよ、これが。

嘘でしょ?!

キョロキョロ見渡しても、本当にいない。

もうほんとに、このまま帰っちゃうぞ?!

遠くの方で、やっと見つけた。

「いやー、近くにいて見つかったら怒られちゃうからさ」

本当に、市場にいるおっちゃんおばちゃんのような人たちだ。

「あのー、これにしましたが、良かったんでしょうか」
「あー いいよ、いいよ」

・・・大して中身を調べもしないんだよ、これが。

「アリガトウ。アリガトウ。箱、あげる。じゃあね。よい旅を」

箱から中身を出して粗雑にポケットにしまって、
二人はにこやかにそこを去っていきました。

は、箱もらってもさ・・・

まったく意味がわかりません。
やはり転売なんだろう。お土産じゃあないよね。

それにしても天下のルイ・ヴィトンを相手にして、
品がなさすぎるというか、一体何なんだ?!

第一、何でそんなに簡単に私に570ユーロ(8万5千円)預けたのだ?

本当に、引き受けなきゃ良かった。

今度は二度とやりません。

家に帰ってお友達に話したら、しょっちゅうあることだという。

中国人、恐るべし。。。

モンマルトル散策

2006年11月07日 | france

すっかり気に入ってしまったモンマルトルをご紹介します。

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まず、住んでいるお家がテルトル広場っていう観光スポット。ドアを開けると観光客だらけ。沢山の絵描きさんが肖像画を描いて商売しています。モンマルトルは昔、ピカソやルノアールも住んでいた、芸術家の溜まり場だったんですって。

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朝は人がいないからサクレクール寺院ものんびりと深呼吸してる感じ。家々の合間から「よぉっ 元気?」てな感じで覗くサクレ・クールがお洒落です。

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パリで2番目に観光客が多いというサクレ・クール寺院。モンマルトルの丘にそびえたちます。やっぱり『アメリ』のシーンを思い浮かべてしまう。ちなみに観光スポット1位はノートルダム寺院?

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丘を下ったところの、ブランシュという駅の界隈は、キャバレーといかがわしいお店のオンパレード。あの有名なムーラン・ルージュ。

images images imagesS○X SHOPなるものが一体何の店なのか・・・。PEEP SHOWは「のぞき」だとわかるけれど・・・。きっと大人のおもちゃの店?こんなのが何十件も並んでいます。

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お気に入りのパン屋さん "Le Grenier a Pain"

パリの良いところは、焼きたてのフランスパンやサンドウィッチを買って、店を出るなりがぶっと食べながら歩けるところ!食べ歩きが何かかっこいいって、何て素晴らしい文化でしょうか。一人だとレストランには入らない私には嬉しい習慣。

 

そして丘の反対側は、移民が住む貧民街っていう、本当に多様性に溢れた街です。

愛着湧いちゃったよー。

どこの街でもそう思うのかな?


アメリのカフェ

2006年11月05日 | Weblog

パリの北部のモンマルトルに移ってから1週間くらいになります

色んな顔がある街 めちゃめちゃ気に入っています

もうすぐまた移るけど・・・

 

今 家の近くの 映画『アメリ』で 彼女が働いていたカフェCafe Des Deux Moulinsで仕事してます

そう あの アメリが働きながら 好きな人をじーっと観察してたところ 

最近よくここで仕事します

騒々しくて 少しタバコで煙い

ウェイトレスも忙しそうで かなり対応が雑

カウンターで堂々と煙草吸ってるし

でもそれが居心地いいのです 仰々しくなくて

ネットもワイヤレスでつながってるし

他に本読んだり 仕事したり PCしてる人もちらほら

 

観光客も多くて

必ず日本人も 私が居る間に一組は来ます (今は4人も!)

 

寒いからもう帰ろう。。。

今 隣に座っているヨークシャテリアにウィンクされました☆

 

さて 第1日曜日の今日は美術館が入場無料だからルーブルに行きたい!

その前にいろいろやることが・・・

行けるかな・・・


いきなりヴェトナムだけど

2006年11月05日 | south east asia

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パリに来る前にトランジットでヴェトナムのホーチミンに寄りました

 

トランジット時間が長かったので空港の外に出てみました

ガイドブックも持たずに 大した下調べもせずに・・・

空港の観光サービスカウンターで聞き込みして

とっととタクシーに乗って市の中心まで出てきました

我ながらこういう度胸を頼もしく思った(笑)

 

でも ホーチミン 楽しいっ!!!

 

人が近い気がした

それはモーターバイク(いわゆるスクーター)の人たちがそこら中にいて

物理的に近いっていうだけじゃなくて

悪いことは起きないっていう安心感がある

 

すごく安全

こういう直感は働くのです 私

 

アフリカの方がもっと緊張感、疎外感ある

 

やっぱ日本人観光客に現地の人たちが慣れているっていうのもあるんだろうけど

同じアジア人っていう気がする

居心地よかったよー

 

私はアフリカ専門で 

日本以外のアジアはほとんど未体験なんだけど

いい。ベトナム。

気に入ったよ。

この親近感と あと街も綺麗だし

お洒落なお店もカフェもたくさんあるし(これ大変重要)

そして東南アジアの文化が大好き

 

今度もうちょっとゆっくり来たいです


パリは危ない街

2006年11月01日 | france
この間 怖いことがありました

バスに乗っていたら 
歩道をすごい勢いで走っているお兄さんを見た

何で走ってるんだろう?
このバスに追いつきたいのかな?

しばらくしたら今度は別のお兄ちゃんがバスに乗ってきました

満員の乗客をかきわけてバスの中ほどまで進んできて
キョロキョロ周りを見渡し
私の隣にあった小さなデッドスペースに紙袋をどかっと入れて
すぐに下りて行ったの

残された私たちは「も、もしや・・・」とパニック

ば、爆弾?!?!

そしてバスの外で その爆弾のお兄さんは 
さっき走っていたもう一人のお兄さんにつかまえられ
カバンの中をまさぐられている

やっぱりこのバスに残していった紙袋は・・・

ば、爆弾?!?!?!

バスの中の私たちはドキドキ ヒソヒソ
「爆弾かもよ」
「爆弾じゃないよ」

私の鼓動が高まって
ええ 本気で死を覚悟しました

今 ここで爆弾のスイッチが入るんだ
そして一番近くにいる私は粉々になるんだ 顔も判別できないくらいに

今 紙袋の隣から 少しでも遠くへ逃げるべきか? 
ここで覚悟を決めるべきか?

もう間に合わないから 運命に従うまでだ
30年間のある娘の一生がパリで幕を閉じるのだ

お父さん お母さん 私の姉弟 今までありがとう

私の人生幸せでした・・・


紙袋の近くに居た乗客のおじさんが
勇敢にもそれをむんずと掴んで前まで持っていき
バスの運転手と何やら叫んでいる

そうこうしているうちにさっき外でギャング(?)の取り調べを受けていたお兄ちゃんが
猛スピードで走ってきてバスに追いついて
紙袋を取って外へ出て行った

乗客一同 ほーーーーーーーっ


こ、怖かったよぉ・・・
しばらくドキドキが止まりませんでした


紙袋の中は一体何だったのか?!

ダイヤモンドか 麻薬か それとも不倫現場の写真か

持って逃げるものを通りすがりのバスに置いていくなんて
ハリウッド映画みたいじゃないか

パリは物騒な街だ
聞くところによると
昨夜パリで起こった車の放火件数は250数件?

(昨日はハローウィンだから街は仮装した酔っ払いばかりでした)

おそろしい・・・


できる限り気をつけますが
防ぎようのない事件事故もあります

そのときは悲しまないでください
私は幸せです
なんて
半分ジョーク 半分本気

今日生きていることに感謝
そう思ったパリの日常の出来事でした