続・アナログ

2006-03-19 17:40:42 | Weblog
 H・P・ラヴクラフト(ハワード・フィリップ・ラヴクラフト)、という方をご存知でしょうか。怪奇小説を主に書いた人です。悪魔的な暗黒世界炸裂の物語の中で、やはり雰囲気を高めているのは手紙でのやりとりであり、古い書簡なんですね。

 偉い人などの手紙は古文書館や、図書館或いは博物館などに収められ、後の研究などにも利用されたりします。普通の家庭でも、手紙はとっておかれますよね。これからは、やはりDVDやCDでの保管になるのでしょうか。やっぱりなんだか冷たい感じがしますし、味もありませんね。アナログ的なものは、年を経る毎に美しくなっていきますが、デジタル的なものは、ただ汚く感じられます。これから先、もっと潤いのある社会を築いて行くには、モノを大切にしていく必要があるでしょうし、又、長く使える、或いは使いたくなるようなモノを造り、使っていく必要もあるんでしょうね。使い捨てはイタダケません。
 トカ言って、手紙なんて書き方も忘れてたりして。やっぱりアナ(穴)あきログ也。

※古いモノが好きな事を、好古趣味、と言うらしい。