期間工的生活・ザ・ファイナル

2008-04-18 18:52:10 | Weblog
 そういえば忘れていたので更新することにしました。
 世の中では相当見下されている期間工という仕事であったが、社会はいい服着て
机にかじりついている人だけでは成り立たないということを知った。今の社会は3
Kをやりたくない思考になっているが、実際に工場の中で汗だくになって”製造”
する人たちが居なければ、我々が当たり前のように使っている日用品はないという
ことを忘れないでいただきたい。

 スバルは行く工場によって、かなりプロパーの態度や考え方が違う。私が最初に
勤めた工場のプロパーにはかなり傲慢なのが相当いた。頭から見下ろしてくるが、
いちいち腹を立てないようにしなければならない。幸いにも私が所属した班の人達
は、かなり気さくで話し易かったが、よその班はけっこう人の出入りが激しかった。
次に勤めた工場が、最初のとは正反対。仕事がきちんとできれば、それでいい。プ
ロパーもフレンドリーで、職場の雰囲気はよかった。

 まずは出来るだけ早く作業の手順を覚えること。次にいかに早く効率よく出来る
かを考える。仕事さえまともに出来れば、長く居られる。ちなみに、密かに評価さ
れてるのでサボりは厳禁。
 寮生活は、やはり長くいるというだけのエバりん坊将軍や、何か勘違いしている
クソヤンキーが居る。中には頭がおかしいようなのもいる。こればっかりは仕方な
いので、諦めなければならない。私は綺麗好きなので基本的にシカト、相手にしな
い。
 給料は勤める工場によってかなりの差が生じる。金目当てなら、最初から矢島工
場を志願した方がいいと思う。ただし、矢島工場には過酷さナンバーワンの課があ
るので覚悟は必要。だからと言って、他の課が楽かどうかなんて思っては駄目。基
本的にどこの工場でも”楽”な作業なんて無いと思うべきである。ちなみに、私の
最初の仕事は一日数万歩を歩き続け、十五キロ前後の部品箱十数個を十五分で
投入なんてのだったし、次の職場はひたすら巨大部品をセットし続ける作業。
手首、腰、膝、痛くない所なんてありません。

総評:私は最初から目的があって行ったので、不満は無い。いろいろ見れたし、二
輪の免許も取れたし、何よりもいい仲間に恵まれたのは良かった。きっとツいてた
んだと思う。