ゴシック建築

2011-08-06 20:24:15 | Weblog

  晴れ。ひたすら暑い。

 Eテレの地球ドラマチックでゴシック建築の再放送をやっていたので見たが、やはり面白かった。日本は木と紙の建築だが、西洋は石の建築なのだ。

 飛び梁(フライングバットレレス)や、尖頭アーチなど理論的にも理にかなっている納まり、ステンドグラスの美しさなど現代建築が完全に忘れてしまった意匠がある。チャチな工業製品で埋め尽くされた三文建築とは比べようもない。金はともかく、とにかく手間をかければかけるほどに物は良く出来るのだ。着工、三ヶ月竣工なんて馬鹿げた工程で大量生産してないで、昔みたいに一年もかけてじっくり造ってみてはいかがだろうか?