覗く

2018-03-14 22:52:25 | 読書、書物

  晴れ。

 まずはパラリンピックで、アルペン村岡選手、金メダルおめでとう〜。LIVEで見たいですが、仕事ですので録画しておいてます。時間差で観戦する所存です。アルペンチーム、頑張れ。

 そんな中、佐藤亜紀著「スウィングしなけりゃ意味がない」を読み終えた。第二次大戦下のドイツの若者達の青春を描いた作品。若気の至りで、ま、いわゆる悪童どもだがなんとなく許せてしまいます。徐々に悲惨の度合いを深めてゆくナチ政権下で、逞しく反発してます(笑)。やや残念なのは、主人公にいつものような(著者の作品)キレが少ないので、物足りない感じを受けること。長ったらしくない作品の中で、あれだけの登場人物が居れば仕方ないんでしょうね。ちなみに最後はホロリと来ます。

 著者は今回はタイムマシーンには乗らず、どうもクロノバイザーで覗いたみたいです。

 次は京極夏彦著「塗仏の宴 〜宴の支度〜」を。相変わらず辞書のような分厚い文庫で持っていると腕が疲れて来ます。のっけから怪しい村の様子が出て来たりと期待させてくれますね。一冊当たり千ページ超の文庫二冊ですので大変ですが、きっとすぐ読破できるでしょう。